「ドコモ光のIPv6対応プロバイダはどこにすればいい?」
「どのプロバイダがパフォーマンス良くてお得なのか」
多くの人が気にしている、ドコモ光のプロバイダをどこにするか問題。ドコモ光には24のプロバイダが対応しているので、なかなかすぐに良いプロバイダを決めることは難しいですよね。
そしてさらに難しいのはIPv6対応プロバイダの中でどこが良いのかという点。IPv6を含めて考えた場合、プロバイダの料金や特典だけでは判断できなくなります。
そこで今回は、そもそもIPv6は何のために使うのかという基本をおさらいし、ドコモ光におけるIPv6対応プロバイダの選び方を解説。さらにドコモ光IPv6対応プロバイダのおすすめ6選を紹介します。
この記事でIPv6の基本を抑えてパフォーマンスの良いプロバイダを選択しましょう。併せてdポイントプレゼントなどの特典をゲットする方法も知ることができます。
目次
なぜIPv6を使うのか
あなたはどうしてIPv6対応プロバイダのおすすめを知りたいと思っていますか。IPv6は特別に優れて速い高性能な光回線ということなのでしょうか。
答えはいいえです。
IPv6はデータ通信の高速化技術ではありません。IPv6にすると特別にパフォーマンスが良くなるというものではないのです。
では、なぜIPv6を使いますか。IPv6にするとなぜ回線速度が速くなることがあるのでしょうか。
IPv6はIPアドレスの次世代規格
このサイトでは何度も繰り返し解説していることですが、IPv6はInternet Protocol version 6のことであり、IPアドレスの次世代規格です。IPアドレスはデバイスに割り振るインターネット上の住所。どこかで聞いたことがあるかもしれません。
IPv4アドレスは32ビットの領域を使い10進数の数字で表しますが、IPv6アドレスは128ビットの領域を使い16進数で表記します。

IPv6アドレスを使う理由はIPv4アドレスが足りないからですね。IPv4アドレスは約43億個のアドレスが使えるのですがそれでも枯渇しており、日本のJPNICはIPv4アドレスを新規で割り振ることはしていないようです。
そこで、ほぼ無限にIPアドレスを割り振ることができるIPv6の登場となるわけです。IPv6アドレスは2の128乗なので、340282366920938463463374607431768211456個、つまり340澗個、要はほぼ無限というわけですね。
340澗個の「澗(かん)」て何ですかって思いますよね。筆者も澗という桁はさすがに把握できない数字。理論上、人間の細胞一つ一つにIPv6アドレスを割り振っても余るのです。
IPv6はアドレスの数だけでなく、IPSecというセキュリティ機能を実装していたり、デバイスを繋げると自動的にアドレスが割り振られる機能があるなど、IPv4とは全く異なった拡張性のある技術となっています。
IPアドレスは回線速度と関係ない
前述の通りIPアドレスはインターネット上でデバイスの位置を特定する住所のようなものです。よってIPアドレスとほぼ同義であるIPv6は回線速度を向上させるものとならないのです。
IPv6パケットのヘッダー(データに付ける情報)がシンプルになっているので、ネットワークがシンプルになるという意味でパフォーマンスが向上するかもしれませんが、大幅に速度が上がるかというとそんなことはないでしょう。
厳密には、後述するIPv4とのネットワークの違いやIPoEといった技術で速度は異なってくるのですが、IPアドレス自体は速度に何の影響も及ぼさないことを理解しておきましょう。
なぜIPv6は速いと言われているのか
ではなぜIPv6は速いと言われているのでしょうか。その理由は以下の通り。
- IPv6を使うネットワーク機器がIPv4と違う
- IPoEプロトコルによるシンプルな接続方式
まずプロバイダとNTT回線のネットワークは違うものであることを認識しておきましょう。ユーザーはNTT回線にまず接続して、それからプロバイダのネットワークを経由してインターネットに接続するわけです。
IPv4 PPPoEではNTT回線とプロバイダネットワークの間にある網終端装置にトラフィックが集中した結果遅くなることがありましたが、IPv6では網終端装置ではなくプロバイダが管理するゲートウェイルーターに置き換えることにより柔軟にネットワークを増強できます。

網終端装置という機器はNTTが設置し、容易に増強できない機器だったようですが、ゲートウェイルーターの設置によりプロバイダがトラフィックをコントロールできます。
そしてIPv6は、PPPoEではなくIPoEというプロトコルと組み合わせることによって高速化に寄与しています。IPoEとはIP over Ethernetのことで、家庭で使われるイーサネットをインターネットでもそのまま使うことです。
PPPoE(PPP over Ethernet)はポイントツーポイントプロトコル呼ばれる2拠点間でセッションを作るプロトコルでしたが、

IPoEではそのようなセッションをいちいち作る必要はありません。あくまでもイーサネットでパケットを流すだけです。

上記はざっくりと解説した画像ですが、PPPではカプセル化という手順が必要でしたが、IPoEではシンプルにパケットをそのまま流すだけとなります。
このように、IPv6では使うネットワーク機器がIPv4 PPPoEとは異なる、そしてIPoEによるシンプルな接続方式で高速化が期待できるわけです。IPoEだと余計な手順がないので応答速度も上がる傾向がありますね。
IPv6はプロバイダが使う宣伝広告の材料である
ここまで見て分かったように、IPv6 IPoEは速度と関係ないにもかかわらずネットワークがIPv4 PPPoEと違う造りでシンプルな方式になっているので、結果的に速度が速くなる可能性が高いということでした。
では、IPv6ネットワークが結果的に速くなるということは、どのようなことが起きますか。そうです。IPv6はプロバイダにとって格好の宣伝材料になるわけです。
NTT回線を使う家庭用のネットワークをIPv6にすれば必ず速度が速くなるわけではありません。そしてIPv4 PPPoEでも問題なく速度が速い地域もたくさんあります。少なくとも筆者の環境ではIPv4 PPPoEでも遅いことはありませんでした。
IPv4 PPPoEでも速いことがあるのに、IPv6にすればもっと速いイメージとかIPv6は何だか特別なネットワークの方式なんだという意識やイメージを抱かせることによって、IPv6というキーワードで販売を伸ばすことがトレンドになったのです。
もちろんIPv6ネットワークが速いことは事実。IPv4 PPPoEより昼も夜も安定して高速になります。応答速度も速いです。
しかし、IPv6はアドレス枯渇に対応する技術という正しい認識より、厳密には関係ない速度向上やパフォーマンス向上といった認識が浸透したことは、いかにも商業的で利潤のためなら何でもいいという考えの結果なのかもしれません笑。
速度に関係なくこれからはIPv6を使うべき
IPv6は速度と直接関係ないしプロバイダが宣伝する材料となっている…。IPv6は、見方によっては多少ネガティブな要素もあります。
しかしIPv6は新しいネットワークを使って速度が速いことは事実であり、何よりIPv6を使う一番の目的はIPv4アドレスの枯渇に対応すること。これからは全世界的にIPv6アドレスをメインにしていかないといけません。
近年見るキーワードとして、IoTやAIという新しい情報技術が注目され、さらにEV(電気自動車)の登場でインターネットの果たす役割が大きくなっていきます。
そのインターネットはIPv6で運用されていくことが確実。IPv6をデフォルトとしてインターネットをするなら、将来的なインターネットの発展に寄与することになるのです。
回線速度の速さも大事ですが、速度に関係なく将来性を考えてIPv6に投資していくことは良いことですね。
ドコモ光IPv6対応プロバイダの選び方
IPv6とは何なのか、基礎をおさらいすることができました。IPv6が速度と直接関係ないとしても速いネットワークを使い、シンプルなプロトコルになっていることが分かりましよね。
ここでは、ドコモ光IPv6対応プロバイダの選び方を解説します。おすすめを見る前に、どのようにドコモ光でIPv6対応プロバイダを選べばいいのか、検討すべき以下の要素を考慮します。
- 高速なVNE事業者を使うプロバイダを選ぶ
- OCNのIPoEアドバンスはドコモ光で使えない
- キャッシュバックを考慮する
- 工事費無料は各プロバイダ共通
- Wi-Fiルーターを無料レンタルできるプロバイダがある
- サポートとセキュリティが充実しているプロバイダ
- dポイント20,000ポイントがもらえる公式サイトから申し込む
速度が速くて、しかもキャッシュバック特典があるようなプロバイダはやっぱり魅力的ですよね。ここからは上記の項目を一つ一つ見てみましょう。
高速なVNE事業者を使うプロバイダを選ぶ
ドコモ光IPv6対応プロバイダの選び方として挙げられる最初のポイントは、高速なVNE事業者を使うプロバイダを選択するということ。VNE事業者とはIPv6ネットワークをプロバイダの代わりに提供する事業者のことです。

IPv6ネットワークを独自に提供するプロバイダもあるのですが、現在ほとんどのプロバイダはIPv6ネットワークをVNE事業者から借りてユーザーに提供しています。
既存のプロバイダはIPv4アドレスを使うネットワークを構築してきたので、新規にIPv6ネットワークを立ち上げることのできるプロバイダは限られているんですよね。
そこでプロバイダはIPv6のために以下のVNE事業者を使うことが多いです。
- 日本ネットワークイネイブラー(v6プラス)
- NTTコミュニケーションズ(OCNバーチャルコネクト)
- インターネットマルチフィード(transix)
- アルテリアネットワークス(クロスパス)
IPv6を選ぶ時の第一選択肢になっているのはv6プラスでしょう。以下のVNE事業者別で作るプロバイダの表でもv6プラスが一番多いです。
タイプ | プロバイダ | VNE事業者 |
A | @nifty with ドコモ光 | JPNE(v6プラス) |
GMOとくとくBB | ||
andline | ||
スピーディア | ||
ic-net | ||
タイガースネット | ||
DTI | ||
TikiTiki | ||
ドコモネット | NTTコミュニケーションズ(OCNバーチャルコネクト) | |
ぷらら | ||
hi-ho | ||
エディオンネット | ||
シナプス | インターネットマルチフィード(transix) | |
BB excite | ||
ビッグローブ | IPv6オプション(ビッグローブ) | |
楽天ブロードバンド | アルテリアネットワークス(クロスパス) | |
ネスク | ×(IPv6 PPPoE) | |
ヒカリコアラ | ||
B | @TCOM | JPNE(v6プラス) |
ちゃんぷるネット | ||
OCN | NTTコミュニケーションズ(OCNバーチャルコネクト) | |
ASAHIネット | IPv6接続機能(ASAHIネット) | |
WAKWAK | インターネットマルチフィード(transix) | |
TNC | ×(IPv6 PPPoE) |
上記の中で多く使われているネットワークはv6プラス。日本ネットワークイネイブラー(JPNE)が提供しているIPv6で、IPv6アドレスもIPv4もグローバルアドレスが割り振られるのでネットワークにクセがありません。そしてv6プラスは公平制御をしていないので、夜でも安定して高速です。
OCNバーチャルコネクトはv6プラスとほぼ同じですが、NTTコミュニケーションズは公平制御をしているので夜は速度が落ちますね。昼に500Mbps出ても、夜は50Mbpsだったり。とはいえ、品質が悪いわけではありません。
transixはインターネットマルチフィードが提供していて、主にIIJ(インターネットイニシアティブ)が使っています。個人だとIIJmioで契約して使えます。DS-Liteというプロトコルを使っています。
日本の老舗プロバイダであるIIJが使うtransixは特に高品質だと思いますが、デメリットはIPv4アドレスを他のユーザーと共有していること。IPv4のグローバルアドレスはプロバイダ側の設備に割り振られていて、ユーザーにはIPv4プライベートアドレスが割り振られるんですね。
クロスパスはアルテリアネットワークスが作っていて、楽天ひかりはクロスパスを使った新しいネットワークになっています。クロスパスもtransixと同様にDS-Liteですね。
v6プラスのプロバイダを選んでおけば基本的には間違いないです。独自のIPv6ネットワークであるビッグローブも検討できます。
OCNのIPoEアドバンスはドコモ光で使えない
OCNバーチャルコネクトは公平制御をしているので、夜間帯は速度が落ちます。しかし、OCNはIPoEアドバンスという新しい高速サービスを始めました。光コラボのOCN光ならIPoEアドバンスを使えます。
IPoEアドバンスはIPv6 IPoEの拡張オプションで、月額税込1,848円で専用の広帯域ネットワークが使えるようになります。「専用」なので、他のインターネットトラフィックとは別のIPoEアドバンス専用経路でインターネットができるわけです。
このIPoEアドバンスによって、オンラインゲームやライブ配信などで気になるラグ(遅延)が少ないデータ通信ができるようです。もちろんベストエフォートなので、速度UPや遅延解消が保証されるわけではありません。
ただ、IPoEアドバンスはOCN for ドコモ光では提供していません。ドコモ光のOCNだと相変わらず大量のユーザーを捌くための公平制御を実施したネットワークを使うことになります。
もしOCNがIPoEアドバンスをドコモ光で使えるようになると、もっとOCNの人気が高まるかもしれませんね。筆者もいつかIPoEアドバンスを検証してみたいと思っています。
キャッシュバックを考慮する
この記事を読んでいるユーザーの方で、キャッシュバックをもらって嬉しくないという人はいないでしょう。筆者もソフトバンク光を契約したときに2万円キャッシュバックや工事費サポートの割引を受けたので、光回線の特典はかなり重要な指標の一つです。
キャッシュバックに対する評価の仕方は、どのくらいの額をどのような条件で受け取れるのかということです。2万円のキャッシュバックをもらえるとしても、オプション加入の複雑な条件が設定されていれば、それは単なるトラップです。
なので、できるだけシンプルな条件で、かつ、高額なキャッシュバックを狙えるプロバイダを選びましょう。先ほどの高速なVNE事業者を選ぶという条件も考慮する必要があります。
以下はキャッシュバックのあるドコモ光IPv6対応プロバイダの一覧です。
タイプ | プロバイダ | キャッシュバック金額 | 条件 |
A | @nifty with ドコモ光 | 20,000円 | @niftyパスワードマネージャーまたはスカパー!、ひかりTV for docomo(2年割)に申し込み |
18,000円 | オプション加入なし | ||
GMOとくとくBB | 20,000円 | ひかりTV for docomo(2年割)+DAZN for docomo申し込み | |
18,000円 | ひかりTV for docomo(2年割)申し込み | ||
15,000円 | DAZN for docomoまたはスカパー!(1,800円以上の商品)申し込み | ||
10,000円 | dTVまたはdアニメストア申し込み | ||
5,500円 | オプション加入なし | ||
ぷらら for ドコモ光 | 15,000円 | オプション加入なし | |
B | OCN for ドコモ光 | 20,000円 | オプション加入なし |
20,000円のキャッシュバックは条件付きが多く、ひかりTVとかスカパー、またはDAZNといった動画配信サービスを申し込んでもらえることが多いですね。ただ、タイプBのOCNだけはオプション加入なしで20,000円もらえます。
おすすめなのは@niftyのオプション加入なし18,000円、そしてぷららのオプション加入なし15,000円ですよね。@niftyで注意すべきなのは、キャッシュバックがもらえる時期。@niftyはキャッシュバックの入金に1年かかります。
ぷららは3か月程度の継続でキャッシュバックがもらえます。その代わりIPv6のVNE事業者はOCNバーチャルコネクトなので速度はあまり期待できません。
ただ、ぷららのメリットは初心者に優しいところなので、初心者でルーター無料レンタルしつつキャッシュバックをもらうのはいいかも。
GMOとくとくBBはオプション加入なしだと5,500円なのでうま味はないですね。もしひかりTVなどを付けたいなら、オプション付けてキャッシュバックをねらってもいいでしょう。
工事費無料は各プロバイダ共通
ドコモ光公式サイトから申し込めば光ファイバーの工事費は無料。これはどのプロバイダを申し込んでも同じです。各プロバイダのサイトでは工事費無料と書いていないのですが、公式サイトでは工事費無料キャンペーンが継続しているので心配ありません。
工事費無料キャンペーンの注意点は1Gbpsサービスの工事であること。そして契約事務手数3,300円は別途かかり、完全無料とはならないのでそこだけは注意しましょう。
とはいえ、光ファイバーを引いていない新規のユーザーはドコモ光だと開通のハードルが一気に下がりますよね。
Wi-Fiルーターを無料レンタルできるプロバイダがある
ドコモ光と言えばWi-Fiルーター無料レンタルですよね。ルーターの無料レンタルをやっている光コラボは他にもありますが、プロバイダがオプションてんこ盛りで月額料金を高くしてルーターを無料レンタルしているのであまりメリットがありません。
ドコモ光だと月額料金は統一されているので、特に月額料金を高くしてルーター無料レンタルをしているわけではないです。ルーター無料レンタルはドコモ光のメリットの中でも特筆すべきものですね。
Wi-Fiルーターを無料レンタルできるプロバイダの一覧は以下の通り。
タイプ | ルーター無料レンタル対応プロバイダ |
A | ぷらら |
GMOとくとくBB | |
@nifty | |
andline | |
ビッグローブ | |
スピーディア | |
hi-ho | |
ic-net | |
タイガースネット | |
BB excite | |
B | OCN |
@TCOM | |
ちゃんぷるネット |
前述の通りぷららは初心者に優しいのでルーターは無料ですね。ただその代わり速度は微妙。GMOはレンタルできるルーターの種類が豊富です。
v6プラスを使っていて、かつ、ルーターが無料レンタルなのは@nifty、GMO、スピーディア、ic-net、タイガースネット、@TCOMです。独自のIPv6であるビッグローブも無料レンタルやってますね。
サポートとセキュリティが充実しているプロバイダ
主にインターネット初心者が考慮すべきことですが、回線やPCなどのデバイスで何か不安があるならサポートとセキュリティが充実しているプロバイダを選択するといいでしょう。
訪問サポートは大体初回無料になっています。そしてPCやスマホに入れるセキュリティソフトが期間限定で無料になっているプロバイダがあります。一覧は以下の通り。
タイプ | プロバイダ | 訪問サポート | リモートサポート | 総合セキュリティソフト | メールウイルスチェック |
A | ドコモネット | 有料 | 有料 | 〇(12か月無料) | 〇 |
ぷらら | 〇(初回無料) | 〇 | 〇(24か月無料) | 〇 | |
GMOとくとくBB | 〇(初回無料12か月以内) | - | 〇(12か月無料) | 〇 | |
@nifty | 〇(初回無料13か月以内) | 〇(初回無料) | 〇(12か月無料) | 〇 | |
andline | 〇(初回無料) | 〇(初回無料) | 〇(12か月無料) | 〇 | |
ビッグローブ | 〇(初回無料) | 〇 | 〇(12か月無料) | 〇 | |
スピーディア | 〇(初回無料60日以内) | 〇(初回無料60日以内) | 〇(契約期間中無料) | 〇(受信のみ) | |
hi-ho | 〇(初回無料) | 〇(初回無料) | 〇(12か月無料) | 〇 | |
ic-net | 〇(2回無料) | 〇 | 〇(契約期間中無料) | 〇 | |
タイガースネット | 〇(初回無料180日以内) | 〇 | 〇(契約期間中無料) | 〇 | |
DTI | - | 〇 | - | 〇 | |
エディオンネット | 有料 | - | 有料 | 〇 | |
シナプス | 〇(初回無料6ヶ月以内) | 〇(初回無料6ヶ月以内) | 〇(12か月無料) | 〇 | |
BB excite | 〇(初回無料) | 有料 | 〇(36か月無料) | 〇 | |
楽天ブロードバンド | - | 〇(初回無料60日以内) | 〇(12か月無料) | 〇 | |
TikiTiki | 有料 | - | 有料 | 〇 | |
ネスク | - | 〇 | 有料 | 〇 | |
ヒカリコアラ | 有料 | - | - | 〇 | |
B | OCN | 〇(初回無料) | 有料 | 〇(12か月無料) | 〇(送信のみ) |
@TCOM | 〇(初回無料60日以内) | 有料 | 〇(12か月無料) | 〇 | |
TNC | 有料 | - | 〇(12か月無料) | 〇 | |
ちゃんぷるネット | 〇(12か月以内) | - | 有料 | 〇(受信のみ) | |
WAKWAK | 有料 | - | 有料 | 〇(送信のみ) | |
ASAHIネット | - | - | 有料 | 有料 |
ぷららは訪問サポートとリモートサポートに対応で、かつ、セキュリティソフトが24か月無料で10代までインストールできるんですよね。ソフトはマカフィーなので動作は重いです。ただ、使ってみる分には無料なので気にならないなら24か月無料で使えますね。
ぷららに限らずセキュリティソフトはマカフィーが多いです。マカフィーは正直おすすめできないんですよね。リアルタイムスキャンの動作は重いです。PCの起動も遅くなりますね。
ただ、マカフィーがまったく使えないかというとそうではないので、もし初心者でセキュリティソフトを使ったことがない場合、マカフィーを使ってテストしてみるとよいでしょう。ダメだと思ったら他のものに切り替えてください。
他にも、ic-netやタイガースネットのセキュリティソフトは契約期間中ずっと無料です。ic-netは訪問サポートが2回無料で、何気にサポートには力を入れています。
とはいえ、最近は訪問サポートなどを利用するユーザーは減っていると思うので、サポートの充実度は参考程度に頭に入れておいてもよいでしょう。
dポイント20,000ポイントがもらえる公式サイトから申し込む
ここまで、ドコモ光IPv6対応プロバイダの選び方を解説してきました。良いプロバイダを選ぶには、回線速度の快適さとキャッシュバックといった特典のバランスが取れていることがポイントになります。
そしてもう一つ気になるポイントは、ドコモ光ではお馴染みのdポイントプレゼント。dポイントプレゼントは各プロバイダが2,000ポイント程度付与することが多いです。
しかしドコモ光公式サイトから申し込むことによって、もらえるdポイントは20,000ポイントになるんですよね。一桁違うっていうのは結構驚きですけど、プロバイダのサイトで申し込むより確実にお得なんです。
しっかりドコモ光公式サイトで申し込んで20,000ポイントをゲットし、これから解説するIPv6対応プロバイダで快適にインターネットをすることをおすすめします。
ドコモ光IPv6対応プロバイダのおすすめ5選を解説
では、いよいよドコモ光IPv6対応プロバイダのおすすめを解説していきたいと思います。速度と特典を加味して、バランスの良いプロバイダを集めてみました。おすすめは以下の通り。
- @nifty with ドコモ光
- GMOとくとくBB
- ビッグローブ
- DTI with ドコモ光
- ぷらら for ドコモ光
なぜ上記のプロバイダがおすすめなのか、一つ一つ見てみましょう。ドコモ光公式サイトから申し込めば20,000ポイントゲットです。
@nifty with ドコモ光
老舗プロバイダである@niftyが提供する@nifty with ドコモ光は、v6プラスを使って高速でありながら高いキャッシュバックを受け取れるお得なプロバイダです。
@niftyの代表的なメリットを挙げると以下の通り。
- VNE事業者はv6プラス
- オプション加入なしで18,000円キャッシュバック
- Wi-Fiルーター無料レンタル
- 新規工事費無料
- 常時安全セキュリティ24はF-Secure
- ノジマ家電が8%OFF
JPNEのv6プラスを使っているので昼も夜も安定して高速な回線が期待できますね。@niftyは2020年に回線を増強した旨のアナウンスをしていたので、トラフィックが増えてもプロバイダとして責任持って対応しているようです。
そしてキャッシュバックはオプション加入なしで18,000円。ぷららの15,000円を上回る金額なんですよね。
キャッシュバック金額 | 条件 |
20,000円 | @niftyパスワードマネージャーまたはスカパー!、ひかりTV for docomo(2年割)に申し込み |
18,000円 | オプション加入なし |
@niftyパスワードマネージャーまたはスカパー!、ひかりTV for docomo(2年割)を付けたら20,000円になります。
それでいてWi-Fiルーターが無料レンタルできるので、光回線初心者で何も持っていなくても気軽に光回線を始められます。さらに工事費無料なので思い立った時に光回線を申し込めますね。
12か月無料のセキュリティソフトはフィンランドのセキュリティ企業F-Secureを使用しており、シンプルなユーザーインターフェースで軽快な動作のソフトウェアが使えます。
最後に、関東で展開する家電量販店のノジマで8%OFFになるニフティ割引もあり。インターネットだけでなくリアルのショッピングも楽しくなります。
@niftyの注意点は、キャッシュバックの入金が12か月後であること、そして不要なコンテンツがあることですね。キャッシュバックは正直入金が遅いです。約1年後ですからね。ここはプロバイダとして改善してもいいと思います。
GMOとくとくBB
ドコモ光では言わずと知れたGMOとくとくBBは、ドメイン販売のお名前ドットコムでも知られるGMOが運営しています。正直、インターキュー時代はダイヤルQ2接続によってイメージがよくないことで知られていましたけど、GMOに名前を変えてまともになっています。
GMOの特徴は、やはりWi-Fiルーター無料レンタルが充実していること。3種類のルーターから選択できるんですよね。ルーターの種類は時期によって変わるので具体的な型番は掲載できませんが、高速同時接続数が4台の高性能ルーターを無料レンタルしています。
そしてキャッシュバックは最高20,000円で、条件はひかりTVなどのオプションを付けること。詳細なキャッシュバック条件は以下の通り。
キャッシュバック金額 | 条件 |
20,000円 | ひかりTV for docomo(2年割)+DAZN for docomo申し込み |
18,000円 | ひかりTV for docomo(2年割)申し込み |
15,000円 | DAZN for docomoまたはスカパー!(1,800円以上の商品)申し込み |
10,000円 | dTVまたはdアニメストア申し込み |
5,500円 | オプション加入なし |
GMOのキャッシュバックは正直言ってケチですね笑。10,000円以上のキャッシュバックは何らかの映像サービスオプション加入が必要なので、本当にオプションを使いたいという人だけが高額キャッシュバックをゲットできます。
オプション加入なしでキャッシュバックは5,500円なのですが、これは無料レンタルできるWi-Fiルーターの性能が良いからかもしれません。ルーターにお金がかかっているのでキャッシュバックまで高額にできないのでしょう。
とはいえ、使っているVNE事業者はJPNEのv6プラスであり回線速度も問題なく、かつ、高性能ルーターの無料レンタル、そしてキャッシュバックもつくので十分おすすめのプロバイダと言えます。
さらにもう一つのポイントとして、GMOはドコモ光の10ギガサービスに対応しています。10Gbpsという速度は一般人に必要ないですが、もし広帯域ネットワークを必要とする仕事をしているなどの事情があれば検討してもよいでしょう。
ただ、元々インターキューであるということは忘れずに。
ビッグローブ
ビッグローブも老舗プロバイダの一角をなしていて最近はどちらかというと格安SIMに力を入れてますね。もちろん固定回線には定評があって、ビッグローブのIPv6はVNE事業者を使わずに自社でIPv6ネットワークを構築しています。
自社でIPv6をやっているプロバイダにはASAHIネットも含まれますね。ASAHIネットやビッグローブなどは、老舗プロバイダとしてネットワークは自分たちで運用保守する気概が感じられます。
ビッグローブのメリットは以下の通り。
- Wi-Fiルーター無料レンタル
- 独自のIPv6ネットワーク
- セキュリティ12か月無料
- 新規工事費無料
やっぱり取り上げたいのはIPv6ですね。ビッグローブのIPv6はNAT64/DNS64という技術で運用しています。NAT64という装置とDNS64という装置を使うシステムで、MAP-Eに対応していないルーターでもIPv6が使えるようにという配慮で開発したようです。(世界初への挑戦!インターネットを快適にするNAT64/DNS64とは?)
具体的な速度の話をすると、ビッグローブの社員さんが自社のIPv6オプションの速度測定もしていて、690Mbpsという数字を出していますね。(テレワークのために引越しました)
ビッグローブにキャッシュバックは特にないですが、独自のIPv6とWi-Fiルーター無料レンタルによって快適なIPv6インターネットを実現しています。
DTI with ドコモ光
老舗プロバイダとしてもう一つおすすめしたいのはDTI with ドコモ光。DTIは光コラボのDTI光に力を入れているのでドコモ光は独自特典がないのですが、v6プラスで速度やパフォーマンスに信頼性があるのでおすすめですね。
DTIを運営するドリーム・トレイン・インターネットはフリービットの子会社で1995年設立。その頃から日本で代表的なインターネット・サービス・プロバイダを継続しているんですよね。
以前はドコモ光でWi-Fiルーター無料レンタルをやっていたのですが、残念ながら無料レンタルキャンペーンは終了しました。やっぱりコスト削減したいんでしょう。
DTI with ドコモ光のメリットは以下の通り。
- VNE事業者はJPNEのv6プラス
- 新規工事費無料
- 無料リモートサポートのSiLK Touch
- 無料のVPNサービスU+link
- 会員優待割引サービスのDTI Club Off
元々DTIは有益なオプションが多いです。SiLK TouchやU+linkを実装していますし、様々な割引サービスを受けられるDTI Club Offもありますからね。飲食や宿泊の割引があって、VIPプランだとホテルが550円で泊まれるタイムセールもやっています。
ドコモ光ならではの特典はありませんが、DTIの信頼性とコスパの高さによって長く光回線を使うことができます。
ぷらら for ドコモ光
なぜVNE事業者にNTTコミュニケーションズのOCNバーチャルコネクトを使うぷららがおすすめと言えますか。OCNバーチャルコネクトは夜間の速度が出にくいのに選択した方がいいのでしょうか。
ドコモ光であえてぷららを選択してもいいユーザーは、特にサポートを必要とする初心者であると言えるかもしれません。インターネットは何かと分からないことが多いです。
ぷららのメリットは以下の通り。
- オプション加入なしで15,000円キャッシュバック
- Wi-Fiルーター無料レンタル
- 新規工事費無料
- 訪問サポート初回無料
- リモートサポート無料
- セキュリティソフト24か月無料
- メールアドレスは7個
ぷららであれば、オプション加入なしで15,000円キャッシュバックがあり、Wi-Fiルーター無料レンタルをやっていて、さらに訪問サポートやリモートサポートを実施しています。
セキュリティソフトも24か月無料なんですよね。なので、機械やソフトウェアに弱い人は、まずぷららのような手厚いサポートのプロバイダから始めることができます。
ぷららの注意点は、何度も繰り返しているようにOCNバーチャルコネクトの公平制御。夜間帯は速度が出にくい現象が起こるので、夜にヘビーな使い方をすることは難しいかもしれません。
とはいえ、ぷららは10ギガサービスをやっていたりするので大きな帯域幅を確保したいユーザーでも使えます。NTTグループならではの信頼性を取りたいユーザーならぷららを使うこともできるでしょう。
ドコモ光IPv6対応プロバイダを使う時の注意点
ここではドコモ光のIPv6対応プロバイダを使う時の注意点を見てみます。
Wi-Fiルーター無料レンタルはドコモ光契約期間中のみ
多くのドコモ光プロバイダで利用できるWi-Fiルーター無料レンタル。この無料レンタルはドコモ光に契約している時だけレンタルできるもので、プロバイダのドコモ光ではないその他のサービスに切り替えれば無料レンタルは終了します。
通常、多くのプロバイダは〇〇光という光コラボを独自に運営しています。プロバイダ独自の光コラボとドコモ光サービスでは特典が違うので、独自の光コラボではレンタルが有料の場合がありますね。
なので、もしドコモ光を解約することがあるならレンタルしたルーターをプロバイダにきちんと返却しましょう。
速度は保証されていない
ドコモ光IPv6対応プロバイダもベストエフォートであることは例外ではありません。v6プラスを使おうがtransixを使おうが、速度が出にくいエリアに住んでいればインターネットは低速になります。
これはどのようなNTT収容になっているか、そしてプロバイダまでのNTT回線がどのようなパフォーマンスなのか、という点で速度が変わってきます。
いくらプロバイダが回線を増強したとしても、NTT収容ルーターが混雑して遅くなっていれば速度は出ません。一つのNTT収容に多くのユーザーが集まれば必然的にパフォーマンスは落ちるでしょう。
そしてどのような住居に住むかで速度は異なってきます。マンションであれば光ファイバーは各戸で共有するので帯域を占有することができません。誰かがヘビーに使っていれば、それだけ速度が落ちる可能性があります。
とはいえ、IPv6ネットワークを使うことによってIPv4 PPPoEのレガシーなネットワークを回避することができるので、安定して高速なデータ通信になる可能性は高いですね。
契約期間の縛りと違約金に注意
どのプロバイダでもドコモ光共通のことですが、2年縛りと違約金は注意しておきましょう。違約金はマンションタイプで8,800円、戸建てで14,300円です。
縛りなしにもできますが、月額料金が1,100円高くなります。縛りなしにするユーザーは少ないと思うので、2年後の更新するかどうかきちんと考えておき、もし解約するなら契約満了月の当月、翌月、翌々月に解約しましょう。
管理は料金と接続の二つになる
ユーザーが意識しておくべきこととして、NTTドコモとプロバイダの2つを管理する必要があります。ドコモ光の料金はドコモ携帯と合算請求になるので料金はドコモに問い合わせします。
回線に関してはプロバイダに問い合わせると詳しいことが分かるかもしれません。Wi-Fiルーターなどはプロバイダから発送されるので、プロバイダの連絡先は必ず必要になります。
プロバイダがドコモネットなら問い合わせ窓口は1つなので楽です。ただその代わりドコモネットのメリットが少ないので、プロバイダを利用する前提なら問い合わせ窓口は2つになることを頭に入れておきましょう。
ドコモ光のIPv6でおとくにインターネットを始める
ドコモ光IPv6対応プロバイダについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。プロバイダを利用したとしてもドコモ光なら全て同じ料金なので、いかに速くて特典のあるプロバイダを選ぶかが重要です。
もちろんここに紹介したプロバイダ以外にもたくさんのプロバイダがあるのですが、キャッシュバックやWi-Fiルーター無料レンタルなどの特典があると契約したときにより一層お得感が増しますよね。
ドコモ光のメリットは、ドコモ携帯で割引を受けられること。そしてIPv6のVNE事業者を吟味してプロバイダを選べることにあります。速くて特典付きのプロバイダを選んで携帯も安くなるなら、ユーザーにとって断然メリットが大きいと言えるでしょう。
注意点は縛りと違約金、そして問い合わせなどの管理なので、契約終了の時期や連絡先を控えたりして準備を万全に整えてください。管理さえすれば快適な光回線でインターネットができるようになります。