「ぷらら光にひかりTVのキャッシュバックがある」
「じゃあドコモ光のぷららにひかりTVのキャッシュバックってあるの?」
このような疑問にお答えします。
最近はどこのプロバイダも〇〇光とドコモ光の二つのサービスがあって、よく分からないという人もいるのではないでしょうか。
確かに同じプロバイダでも光コラボとドコモ光は若干サービス内容の違いがあります。
メールアドレスが普通は1つなのにドコモ光だとアドレスの数が増えるようなプロバイダもあります。
ではキャッシュバックはどうなのか。
ドコモ光 for ぷららのひかりTVキャッシュバックと、キャッシュバックをもらう場合にもっと良いプロバイダを選択することができるか見てみます。
目次
ぷららとは
徹底的にマジョリティに訴求するISP
ぷららをどのように見ますか?
「なんとなくおしゃれ」「自分はぷららでいいかなと思ってる」
このように、なんとなくぷららを使えばいいかな、という気持ちの人もいるかもしれません。
なぜこのような人が多いのかというと答えは簡単。ぷららユーザーが多い理由は以下の通り。
- マジョリティへの徹底したイメージ戦略
- NTTだから安心というイメージ戦略
- 大衆迎合するための徹底したイメージ戦略
このように、一般層へのイメージ戦略がぷららの基盤となっており、例えばポップでキャッチーな家族の絵を用いることによって安心や安全というイメージを売り込むことに成功しています。
イメージは大変重要なもので、放送やネットで活躍するタレントなども基本的にイメージで商売します。
もちろんぷららはイメージだけではなく、IPv6などの次世代技術にも対応し、ひかりTVを立ち上げるなど実績も十分ある企業です。
そんなぷららは会員数もシェアを広げたため、より一層マジョリティに訴求するプロバイダとして、優等生イメージで販売していく方向性を曲げることはありません。
事業会社はNTTぷらら
株式会社NTTぷららは池袋のサンシャイン60に事務所を構える企業で、株主はNTTドコモ、そして現在知らない人も多いと思いますが昔はぷららネットワークスという社名でした。
インターネット関連の雑誌(以前はインターネット情報の紙媒体の雑誌があった)でもぷららのロゴマークや家族のイラストは、受けの良いイメージを作ることに成功しています。
映像配信サービスという点では、光回線普及拡大に伴って、ひかりTVサービスの拡充に力を入れてきました。ひかりTVは衛星放送と同じようなものですが、コンテンツの受信に電波を使わないでデータ通信を使うことからアンテナが必要ありません。
当時はCDN(Content Delivery Network)と呼ばれるマルチキャスト技術を用いて映像配信サービスを提供することに相当力を入れた時代でもあります。
何しろYoutubeは知られていない、映像配信サービスを手掛ける事業者も少ない時代だったので、自社でコンテンツを作ろうという事業会社が多かったです。
しかしご存知のように今ではお金を払わなくても、一般人レベルでどんどんコンテンツを作り、配信し、そしてそれを多くのユーザーが再生する状況になっています。
もちろん衛星放送系の有料映像配信サービスに価値がないわけではありませんが、以前と比べれば消費者がコンテンツにお金をかけるというアクションは減ったかもしれません。
光回線を始めとしたブロードバンドは動画視聴環境を飛躍的に改善したので今後も映像関連のコンテンツは増えていきますが、ひかりTVやスカパーなどの既存メディアがYoutubeやサブスクリプションを中心とした動画配信に対抗し続けることができるかどうか、チェックする必要があります。
ドコモ光 for ぷららにひかりTVキャッシュバック特典はない
ひかりTVのキャッシュバックはぷらら光のみ
ひかりTVのキャッシュバックは光コラボのぷらら光のみで、ドコモ光 for ぷららの契約ではひかりTVのキャッシュバックはありません。
ドコモ光のキャッシュバックは別になっていますが、詳細は後述します。
ぷらら光のキャッシュバックはぷらら光の新規申し込みで35,000円と、光回線にひかりTVを別途上乗せすると20,000円追加でもらえるというものです。合計55,000円もらえます。
さらに転用、事業者変更で最大30,000円、さらにADSLやISDNからぷらら光に切り替えると最大64,000円のキャッシュバックがあります。
ぷららを考えている人にはかなり魅力的なキャッシュバックになっています。
これらのキャッシュバックはドコモ光 for ぷららには適用されません。
ぷらら光のキャッシュバックは違約金が高い
ぷらら光のキャッシュバックは違約金が高めです。3年以内の解約でキャッシュバック金額の一部として35,000円が請求されるので、実質3年縛りということになります。
もちろんこれも、ドコモ光 for ぷららには適用されません。
なのでぷららを契約するならドコモユーザーの方が有利ですが、ひかりTVを考えた場合にぷらら光でキャッシュバックを取るか、それともドコモ光で別のキャッシュバックと、ドコモスマホの割引と2年契約を取るか考慮する必要があります。
ドコモ光 for ぷららのキャッシュバックは15,000円
ぷららのドコモ光としてのキャッシュバックは15,000円になっています。利用開始から3か月経過を確認されたら口座に振り込まれるというものです。
このドコモ光 for ぷららのキャッシュバックはシンプルで、映像配信サービスの申し込みでキャッシュバック額を上乗せするようなものではありません。ドコモ光への加入で一律にキャッシュバックがあります。
なのでドコモユーザーならひかりTVを優先させるのではなく、シンプルにキャッシュバックをもらう形が推奨されます。
ひかりTVがなくても他の安い映像配信サービスやYoutubeがあるわけですから、無理してひかりTVを契約しなくても光回線というインフラに投資した方が賢明と言えます。
しかしドコモ光で他にキャッシュバックが良いところはあるでしょうか。
キャッシュバックに期待するならnifty
@nifty with ドコモ光のキャッシュバック
【@nifty with ドコモ光】なら、キャッシュバックは以下の通り。
※スクロールできます
条件 | キャッシュバック額 |
「スカパー!」または「ひかりTV for docomo(2年割)」同時申し込み | 20,000円 |
オプション加入なし | 18,000円 |
@niftyではひかりTV for docomoの同時加入で20,000円のキャッシュバックになります。
映像配信サービスのオプションなしでも18,000円のキャッシュバックなので、ぷららよりお得です。
@niftyのキャッシュバックの受け取り方法は以下の通り。
- 開通月を含む12か月目に登録メールを確認
- メールに従って口座を登録(口座振替なら登録済み)
- キャッシュバックをもらう
キャッシュバックの支払いが約1年後となってしまうのがデメリットですが、基本、プロバイダを使い続けていれば忘れたころに案内のメールが来ます。支払いの時期は忘れてもいいですが、契約申し込みに登録したメールアドレスの確認だけは忘れないようにしましょう。
インターネットを使っていればあっという間に時間が過ぎて、キャッシュバックの受け取り時期になります。
IPv6(IPoE)対応
@niftyはもちろんIPv6(IPoE)対応です。標準対応なので別途オプション手続きなどは要りません。
IPv6は旧規格のIPv4という技術で使われるIPアドレスが枯渇するために作られた規格ですが、IPアドレスの数だけがIPv6のアドバンテージではありません。
IPv4で使われるユーザー認証がなくスムーズな通信ができ、IPv6に対応している通信機器の収容数も拡大しているので、多くのユーザーのトラフィックを捌けるために接続のパフォーマンスも良くなります。
Wi-Fiルーター無料レンタル
@nifty with ドコモ光もWi-Fiルーターが無料レンタルです。
レンタルルーターはIEEE802.11acという技術を使っているので、1Gbpsの速さを十分に活かすことが可能です。
一部のプロバイダが1733Mbpsという数字を売りにして、Wi-Fiルーターでお客さんを釣っている事業会社がありますが、高速の接続台数が違うだけで基本的に866Mbpsのエントリーモデルのルーターでも速さは変わりません。
充実のセキュリティオプション
@niftyのセキュリティオプションは以下の通り。
- 常時安全セキュリティ24が12か月無料
- @niftyパスワードマネージャー6か月無料
- @nifty詐欺ウォール初月無料
さらにホームセキュリティーを強化する@niftyスマートセキュリティというセキュリティオプションがあるので、@niftyのセキュリティに対する姿勢は評価できます。
初心者でも簡単にセキュアな環境を構築できるので、まずは無料のセキュリティオプションで安全なインターネットを楽しみましょう。
ドコモ光 for ぷららはよく考えてから申し込む
以上のように、ドコモ光 for ぷららにひかりTVのキャッシュバックはなく、ぷららの光コラボにキャッシュバックがあります。
さらにドコモ光 for ぷららではない【@nifty with ドコモ光】なら、ひかりTV for docomoで20,000円キャッシュバック、映像配信サービスオプションをつけなくても18,000円キャッシュバックになります。
ひかりTVなどはあくまでもオプションなので、キャッシュバック金額だけを考えると実質3年縛りになることもありますが、ドコモ光なら2年契約でキャッシュバック金額も割と高額です。
ドコモ光 for ぷららに申し込む前によく考えて、より良いインターネットライフになることを願っています。