「株式会社○○商会と言いますが、この物件が○○光をお得に契約できるようになりましたので…」
「(あ~また光コラボの営業か、うんざりだよ)いや、うちは…」
あなたもこのような場面を経験したことがあるかもしれません。そのくらい、主に都市部では光回線の営業が盛んに行われており、訪問営業だけでなく電話による営業もされているようです。
このような光コラボの販売合戦を受けて、中には「光コラボはやめとけ」とか、「光コラボはおすすめしない」という意見になってしまうほど、光コラボに対して良くない印象を持つようになった人も少なくありません。
では、光コラボの営業はなぜうんざりするのか、なぜうざいのか。その原因を調べ、それでもやっぱり光コラボを使った方がいい理由を解説します。
光コラボはできるだけ気持ちよく使いたいもの。快適な光インターネットを目指すにはどうすればいいでしょうか。
目次
光コラボに良くない印象を持つ原因
どうして光コラボに対して「うざい」とか、「やめとけ」などの意見が出てしまうのでしょうか。
冒頭で述べたようにしつこい営業がうざいと思う原因のようですが、では、光コラボの営業はどのようにうざいものとなっているのでしょうか。
訪問営業でうんざり
まず最初に取り上げる営業手法は、家庭に対する個別の訪問営業があります。これはシンプルに光コラボ導入済み物件に対して直接インターホンで呼び出して営業をかけるものです。
「○○さんはインターネットを使っておられますか?」
「○○さんがお住いの当物件では○○光が使えるので、今キャンペーンをやっているのでお得ですよ」
という風に、すでにネット回線を契約しているにもかかわらず光コラボを勧めてくるので、うざいなと感じるようです。
この手法は特にうんざりするものです。家にいてのびのびしているところを呼び出されて、インターネットの営業を聞かされるわけですから、新聞の勧誘と同じようなものですね。
チラシでうんざり
多くの人はポストに投函されるチラシを見てうんざりするようです。これも訪問営業と同じように、すでにインターネット回線を契約しているにもかかわらず○○光はおすすめとか、○○光がお得というようにチラシで勧められるからです。
中にはテレビがきちんと放送を受信しているかどうか確認するという目的のチラシを配布し、ユーザーが指定した日付で待機して営業が宅内に入り、放送をチェックした後にインターネット回線を勧めるという手法を用いることもあります。
受信状態のチェックなんてしなくてもいいのに、わざわざ受信状態をチェックしてからネット回線の営業をするのでこれはさすがにうざいですね。
筆者も必要ないテレビ放送の受信チェックのチラシを受け取って、営業を家に入れたことがありましたが、あれは今考えると壮大なネタだな、と思います。
抱き合わせ商法でうんざり
ネット回線は抱き合わせ商法で販売されることがよくあります。よくあるのは引っ越しをする時。引っ越しの申し込みと一緒にインターネットを勧められます。
これはネット回線を全然決めていない場合に有効かもしれませんが、すでにプロバイダと契約している場合はうんざりするだけです。
しかも営業で勧められるプロバイダは指定されている場合も多く、本人にとって必ずしも良いプロバイダになることは少ないかもしれません。
特に料金が高いプロバイダだと違約金などで損するだけなので、抱き合わせ商法でプロバイダを契約するより、やっぱり自分で調べてプロバイダを契約したいですよね。
キャンペーンは通年やってるのに今だけと言う
光コラボやプロバイダがやっているキャンペーンは、ほとんどの場合通年やっていて期間限定になることは少ないです。期間限定でも結局延長されることがよくあります。
もちろんキャンペーンなので終了することもあり、ドコモ光の新規工事費無料キャンペーンは一旦終了になったこともあります。
他にも、過去にやっていたキャンペーン内容が変わったり、キャッシュバック金額が変わることもあります。
そこを、販売代理店や広告ではキャンペーンが「今だけ」「今申し込むとお得」というように煽って、今申し込んだ方がプレミアムがある、という風に思いこませます。
まあ、これは販売手法によるものですが、長々とキャンペーンをやっているにもかかわらず、今申し込まないと損と信じ込ませるのは良い売り方ではありません。
代理店の存在がうざい
私たちインターネットユーザーにとって、ネット回線の販売代理店はそれほど重要な位置にありません。ユーザーはプロバイダと契約するので、その間に介在する代理店の存在はうざいと思われるのも当然です。訪問営業もチラシも電話も代理店がやっているからです。
代理店はネット回線を販売することが目的であり、プロバイダも代理店を使って営業した方が自分たちでやるよりはるかに手間がかかりません。
そのように事業者間の都合でプロバイダと代理店が手を組んでいるので、ユーザーは置いてけぼりになります。
ただ、代理店を経由して申し込んだ場合キャッシュバック金額が多いこともあり、一概に代理店が悪かというと、そう単純な話にはなりません。
プロバイダを始めとした回線事業者は、代理店にインセンティブを支払っているので、その一部がユーザーに還元されていると思うと、代理店経由でネット回線に申し込んだ方がいい場合があります。
しかし、代理店を介すると開通トラブルなども多いので、気を付ける必要はありますね。
光コラボの営業がうんざり-それでも光コラボを使った方がいい理由
ここまでは、どうして光コラボにうんざりするのか、その原因を見てきました。光コラボの営業手法が多岐にわたり、何かと言えば「ネット回線どうすか?」という風に営業されます。
では、そのようなしつこい営業の実態があるにもかかわらず、なぜ光コラボは使った方がいいのでしょうか?
回線品質におけるモバイルWi-Fiとの歴然とした差
自宅でインターネットをやるには、モバイルWi-Fiを使うより光回線の方が圧倒的に快適です。これは断言できるレベルの話です。
なぜ光回線の方がいいいのでしょうか?理由は以下の通り。
- モバイルルーターのバッテリーを気にしなくていい
- モバイルで使うLTE回線やWiMAXの電波感度を気にしなくていい
- データ量を気にしなくていい
- 光回線なら常時接続ですぐにネットに繋がる
- 回線速度は圧倒的に光回線
- モバイルより光の方が応答速度が速い
光回線ならバッテリーがどうのとか、電波がどうのとか、データ量がどうのとか、そういう細かいことを気にする必要は一切ありません。
そして回線品質。高速低遅延が魅力的ですよね。
モバイルWi-Fiメインは携帯キャリアの覇権を許すだけである
モバイルWi-Fiをメインで使うことは、携帯キャリアの拡大する覇権を許すことになります。
「また覇権とか、何を大げさな…」とか思うかもしれません。しかしこのことは重要であり、携帯電話は実質数社のキャリアによって電波が牛耳られている状況。
インターネット接続が数社しかない事業会社のもの中心になれば、モバイルを扱うキャリアが強気になるだけで、値段の高いサービスを使い続けることになります。これはユーザーにメリットがありません。
シンプルなプロバイダを選んで快適光インターネットライフにする
見てきたように、光コラボと言っても信頼性の高い優良なプロバイダを選べば快適な光インターネットライフが送れます。
光コラボの営業にはうんざりさせられるかもしれません。ですが、光コラボにはユーザーが納得できるメリットがあり、特に料金面のメリットは大きいですね。
もちろん月額料金だけでなく、NTTを回線事業者として使えるのでユーザーにとってNTTが都合の良いものとなります。
モバイルWi-Fiのような使いにくいサービスをメインにするのではなく、上手に光コラボを使って良質なプロバイダと契約し、光回線による快適なインターネットライフを楽しむことができれば生活の質も高まります。
光コラボを使って調べ物や仕事、趣味などいろんな用途に活用し、より良いインターネットライフにしていくことはユーザーにとって有益と言えるでしょう。