「インターネットセキュリティは何が重要なんだろうか?」
「インターネットセキュリティの初心者はどのプロバイダがいい?」
インターネットを始める上で、何かと気になるのはセキュリティの分野。何だかインターネットって危ないサイトやウイルスもあるしな…という意識を持つ人が大半ですし、実際に被害にあっている人もいます。
コンピュータウイルスは人間が作っているので、年々手口が巧妙になっています。決して機械で自動的に作られているわけではないのです。
では、インターネットセキュリティとは何か、そしてセキュリティに優れているプロバイダを取り上げて、インターネットを安全に快適に楽しむにはどうすればいいか、見てみましょう。
目次
インターネットセキュリティの基本とは
インターネットは危ない面があることも事実。
ではインターネットをやっている時に何に一番気を付けたらいいのか、基本をおさらいしてみましょう。
極論は「怪しいリンクはクリックしない」
極論を言うと、怪しいリンクをクリックしないだけでセキュリティ対策となります。
なぜかというと、ネットサーフィンをしている時や、メールの文章に挿入されているリンクの先にフィッシングなどのトラップがあるからです。
メールに添付されているファイルが感染源の場合はウイルスチェックソフトが検出しますが、個人的にはウイルスメールが届く確率よりも、フィッシングのリンクが挿入されているメールの方が届きやすいですね。
なのでメールなどは、とにかく文章や送信元が怪しくないか注意する必要があります。これはウイルスチェックソフトではなかなか防げないので、目視、そしてブラウザに実装されているセキュリティ機能や詐欺対策ツールなどを入れる必要があります。
これはPCだけでなく、スマホに届くSMSにも同じことが言えますね。いずれにしろ、何かおかしいと感じた文章のリンクは触らない方がいいですね。
現在はフィッシングサイトが主役
今はコンピュータウイルスよりも、フィッシングの方が話題になりますね。なぜかというと、先述したようにウイルスチェックソフトでは対策しにくいからです。
フィッシングにかかって銀行口座の番号とか、暗証番号、さらにクレジットカードの番号や生年月日、パスワードなどを入力してしまうと、ドコモ口座のような問題に発展する可能性があります。
この手口は巧妙で、前触れもなくパスワードの有効期限が切れるとか、アカウントを更新しないといけないとか、セキュリティ対策をしないとまずいですみたいな内容でユーザーを騙すわけです。これをしないといけない、という手口で口座番号やパスワードを盗むんですよね。
カード番号が情報漏洩したらカードは再発行しよう
これは筆者も情報漏洩の被害に会ったことがあるのですが、大手ECサイトではなく中規模メーカーの直販サイトにカード番号を登録したら、見事に情報漏洩しました。
で、危機意識の薄かった自分はカード番号を変更しないでそのままにしていたんです。結局、カードを悪用されたりすることはなかったのですが、情報漏洩したらカードは再発行した方がいいですね。再発行して番号や有効期限などを新しくする。
もっと言えば、中小規模の事業者がやっているEコマースのサイトにはカードを登録しない方がいいですね。企業のセキュリティ担当の認識が甘くて、データベースに簡単に侵入されているのが実情のようです。
なのでカードの登録は、なるべくAmazonや楽天などの巨大ECサイト、またはヨドバシドットコムなどのメジャー系ECサイトだったら、まだ漏洩のリスクは低いかもしれません。
個人的には、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ヨドバシ、PayPal、Pay ID(BASEの決済システム)あたりは登録しています。
抗ウイルスソフトはなんでも同じではない
抗ウイルスソフトはなんでも同じですか?
いいえ。
一番気になるのはウイルスの検出と駆除ですが、PCに入れた時のパフォーマンスも気になりますよね。これが各社によって動作の軽さが違うので、より軽快な動作のソフトを入れたいです。
性能はもちろん重要ですが、ウイルスが添付されて届く確率があまり高くないので(環境によって違いますが)、それよりも使っていて気にならないソフトがいいですね。
パスワード管理ツールを使う
パスワード管理ツールは今はなくてはならないですね。個人的にも、使っているパスワードの数が80以上になっているので、自分で管理しようと思うと大変です。
ツールを使えばサイトごとに違うパスワードを作れるので、パスワードを覚える必要がありません。むしろ、筆者はサイトに登録しているパスワードのほとんどを知りません。
マスターパスワードなど、ツールそのものにかけるパスワードは覚えていますが、サイト単位のものは知らないですね。
で、ツールだと複雑なパスワードを作れます。英数字や記号を混ぜて16桁のパスワードを作ることが多いですね。サイトによって入れられる記号が限定されていることがあるので、手動で記号を入れることもありますが、それでも便利です。
OSのアップデートも基本
使っているOSのアップデートは基本ですね。特にWindowsです。
今は、Windowsの更新も自動でチェックしてくれるので、あまり気にする必要はありません。気づいた時にクリックするだけで更新プログラムがインストールされます。
たまに保留になっている更新プログラムがあるので、自分で設定画面からセキュリティの項目を見て、自分でアップデートする必要があります。
このWindows更新をしておかないと、バックドアを仕掛けられたり、外部からコントロールできる欠陥をふさがないことになります。
なのでWindows更新はたまに意識しておきましょう。
SNSやメディアの情報源そのものに注意する
SNSをセキュリティツールで防ぐことは難しいですが、SNSを見ていると鬱になる人が結構多いので注意が必要です。
SNSの匿名アカウントが発する攻撃や中傷、偽情報が溢れています。攻撃だったら分かりやすいですが、人の悩みにつけ込んで詐欺を働くアカウントも存在するので、SNSは冗談半分にしておくことが良さそうです。
SNSはジョークと思っていれば鬱になることはありませんし、内容の真偽を見分けられます。この書き込みの内容は本当なのか、嘘なのか。よく見分けながらSNSを使う必要があります。
場合によっては、フォローしているメディアからフェイクニュースや人を誘導しようとする記事が目に入ってくるので、これも注意です。
誘導する記事とは何かと言うと、例えば、経済格差があるから豊かになるために投資しなければならないとか、老後資金は3,000万円必要だから夫婦で正社員を65歳までやらないといけないとか、ちょっと話がそれましたけど笑、そういう、人を煽動させる記事もあるのでメディアの情報に気を付けることも実はセキュリティの一つなんですよ。
旧来型の媒体、つまり、である調で書いている新聞、雑誌、放送などの情報をそのまま鵜呑みにする必要はありません。
メディアが発する情報は、はっきり言うと、視聴率やアクセスを稼ぐために発信しています。なので、本人にはあまり関係ないのに目を引くタイトルで記事を読ませて、重要でないのにあたかも重要であるかのように見せる記事が結構多いんですね。
そういう、人を煽るメディアではなく、このConfig Networkを見ましょう。
セキュリティツールから選ぶ光コラボのプロバイダ
では、セキュリティを重視した光コラボのプロバイダはどこでしょうか?
最近はどこのプロバイダもセキュリティは意識していますが、どのような対策が良いのでしょうか?
セキュリティオプションが充実する@nifty with ドコモ光
何度も紹介してますけど、定番はこれですね。
オンラインコミュニケーション30年以上の@nifty with ドコモ光の特徴は以下の通り。
- キャッシュバック最大2万円(映像オプションなしでも1万8千円)
- IPv6はv6プラス
- 新規工事費無料
- Wi-Fiルーターレンタル無料
- 常時安全セキュリティ24が1年無料
- ウィルスバスター for @nifty Mail無料
- @niftyパスワードマネージャー6か月無料
- @nifty詐欺ウォールが初月無料
セキュリティ関係のオプションは充実してますよね。この中でも常時安全セキュリティ24はF-Secureの製品を使っているので、セキュリティの高さと同時に動作の軽快さも実現しています。
ユーザーインターフェースはシンプル。アイコンが大きくて分かりやすいですし、クリック一つでウイルススキャンができて、リアルタイムスキャンも軽いです。
これだけでもいいんですが、さらにウイルスバスター for @nifty Mailでメールの送受信もウイルススキャンできるので安心です。メールのスキャンは無料なので放っといても大丈夫です。
そしてパスワードマネージャーもありますし、フィッシングサイトがどうしても怖いなら詐欺ウォールを試すのもアリ。フィッシングメールは、来る確率は低いかもしれませんが、遭遇した時の被害の大きさを考えるとツールを使うのは一つの手です。
他にもスマートセキュリティという有料オプションがあるのですが、セキュリティルーターを使って家のインターネットを丸ごと守れるので結構良いと思います。高額なオプションなので要検討ですが、お金に余裕があるなら試してもいいですね。
そして、映像オプションなしでも18,000円のキャッシュバックがありますし、工事費無料なので@nifty with ドコモ光は契約しやすいですよ。
フリーWi-Fiも安全なビッグローブ光
こちらも老舗のビッグローブ光。老舗はいいですよね。
ビッグローブは2020年からトータル・ネットセキュリティというサービスの提供を開始しています。これはマカフィーのウイルスソフトがベースなんですが、ネットワークが強化されているんですよ。
何が違うのかというと、フリーWi-Fiなどの暗号化されていない通信でもVPNを使って暗号化してインターネット接続するというものですね。これはモバイルWi-Fiを別途契約している場合は必要ないのですが、何も契約してないけど外のフリーWi-Fiを使ってネットしたいという場合に、安全に接続できます。
Wi-Fiをのぞき見される可能性がどれだけあるのかというと、はっきりとしたデータは分かりませんがWi-Fiをタダ乗りしたり傍受したりする人間は存在するようです。
例えば、家で使う電源タップのようなものに盗聴器を仕込む人間がいますよね。あれと同じ感覚で無線を傍受する人間は確かにいます。
なので、フリーWi-Fiが盗聴される危険性は絶対ないとは言えないんですね。ここでビッグローブ光のトータル・ネットセキュリティを使えば、フリーで入るWi-Fiだけでも安全性を確保できるんですよ。
トータル・ネットセキュリティは3台のデバイスまでインストールできて、月額580円。デバイスをオプションで追加することも可能。ついでにパスワードマネージャーもあるので、結構お得なセキュリティオプションですよね。
ビッグローブ光はIPv6もビッグローブ独自でやっているので、高速なIPv6接続も期待できますね。
セキュアな環境の光コラボを契約しよう
セキュアな環境というのは、プロバイダだけに頼ってるなら実現できないかもしれません。何しろ、一番セキュリティで大切なのは自分の心がけだからです。不用意に怪しいリンクをクリックしないだけでもセキュリティは高いですよね。
その心がけを補うのがセキュリティツールであり、プロバイダも各種ツールを期間限定ながら無料で使えるサービスを提供しています。
それが@nifty with ドコモ光の常時安全セキュリティ24だったり、ビッグローブ光のトータル・ネットセキュリティなわけですね。
上級者になると、もっとシンプルなプロバイダでメールのウイルスチェックだけで済むようになります。でも、初心者ならプロバイダのツールを使うのはアリですね。そこから慣れていくのはごく一般的だと思います。
セキュリティツールから光コラボのプロバイダを選んで、安全で快適なインターネットライフにすることも質の高いライフスタイルと言えるかもしれません。