「LINEMOに対応するスマホは何がいいのか」
今回は、LINEMO対応機種のおすすめは何かというテーマでお送りします。基本的には他のオンライン専用ブランドと同じような記事となりますが、LINEMOが動作確認を終了している端末に限定して紹介したいと思います。
日本ではiPhoneが人気でスマホと言えばiPhoneを選ぶ人が多いのですが、iPhoneよりコストパフォーマンスが高いのがAndroidなので、Androidについても深く掘り下げます。これからはAndroidを選択する人も多くなっていくでしょう。
それではLINEMO対応機種のおすすめを見てみましょう。
目次
LINEMO対応iPhoneの機種
LINEMOに対応しているiPhoneにはどんなものがあるでしょうか。
iPhone 6s以降はLINEMOが使える
LINEMO公式サイトの動作確認端末を見れば分かるように、iPhoneは6s以降が対応機種として発表されています。6s以降にはiPhone SE(第1世代)も含まれます。
ただ、いままで他社キャリアで使っていたiPhoneがそのまま使えるわけではありません。ソフトバンクのiPhoneを使っていた場合でも、LINEMOに移行するにはSIMロック解除が必要になります。SIMロック解除はMy SoftBankで解除できます。
SIMフリーのiPhoneをネット通販や量販店で購入するならSIMロック解除は必要ありません。iPhoneなどの端末自体はLINEMO公式では販売していないので、ネットか量販店でSIMフリーiPhoneを購入しましょう。
eSIM対応iPhoneのおすすめはiPhone SE(第2世代)
5Gがなくても安くて高機能なiPhoneが欲しいなら、eSIMにも対応しているiPhone SE(第2世代)がおすすめ。iPhone SE(第2世代)はホームボタンも残っていて指紋認証ができるので、マスクをしてFace IDに悩まされることはありません。
5Gが使えなくても今のところ大きな影響はないですね。筆者も2021年4月現在にiPhone SE(第2世代)を使っていて、5万円以下のiPhoneなのに必要な機能が揃っているので便利に活用しています。
モバイルSuicaやモバイルPASMOが使えるNFCチップも搭載されていて、ワイヤレス充電に対応し、CPUはiPhone 11と同じA13 Bionicが使われています。つまり最新のiPhoneとほとんど同じように使えます。
5Gと違い、4G通信であれば電波が広く遠くに届くのでデータ通信が安定しますし、広い範囲のエリアをカバーしているのでモバイルインターネットとしても優れていますよね。LINEMOならソフトバンク回線なので高品質ネットワークが使えます。
5GならiPhone 12を使う
5Gのデータ通信が使いたいならiPhone 12以降を購入します。5Gは2021年現在限られたエリアですが、住んでいる地域が5Gに対応しているなら自宅で5G通信のメリットを活かすことができます。
iPhone 12だと5Gはミリ波に非対応ですが、ミリ波というのは電波の届く範囲がとても狭いので、現状Sub 6の電波のみの5Gでもなんら問題ありません。
というか、ミリ波の運用は相当難しいという話を聞きますし、そもそもモバイルデータ通信にギガビットレベルのデータ通信が必要になるケースは少ないのです。
それでも新しい物好きならiPhone 12を選びたくなりますよね。LINEMOは5G対応なので最新のiPhoneを選んで手軽に5Gを使うのはアリですよ。
LINEMO対応Androidを解説
ここからはLINEMO対応のAndroidを見ていきます。LINEMO公式サイトの動作確認端末の情報で公開されているものから紹介します。
OPPO Reno3 A
定番のOPPOは低価格なのにカメラの性能が良い、そしてディスプレイ指紋認証を搭載していたりして使いやすく高コスパですね。
防水やおサイフケータイなどの日本向けの機能も搭載していますし、よく考えられた機種ですよね。サイズが大きいのが好みの分かれるところですが、動画をスマホで見ることが多くなってきた現在はわりとメリットになっています。
有機ELディスプレイを採用したり、メモリ6GB、ストレージ128GBでスペック的にも十分。デュアルSIMにも対応していて、音声とデータ通信を違うキャリアのサービスで使い分けることも可能。世界のOPPOを使っていくのはこれからスタンダードになりそうです。
Google Pixel 4a(5G)
Google Pixel 4aも結構コストパフォーマンスがいいですね。5Gモデルでも5万円台で買えたりするのでおすすめ。
カメラ性能は12メガピクセルと16メガピクセルのウルトラワイドでダイナミックに写真を撮れます。バッテリーの持ちもいいです。
ただデメリットがあって、防水に対応してなかったりおサイフケータイなどの日本仕様になっていないということが挙げられます。それでも6GBメモリ128GBストレージが標準になっていて、eSIMにも対応していますし、わりと気軽に5Gを始めることができます。
CPU性能は普通ですが、ヘビーな使い方をしなければ十分でしょう。動画再生やSNSを中心に使うのであれば、どのスマホもそん色ないものになっています。
シャープのスマートフォン
日本メーカーのスマホは価格と性能の面で中国メーカーと差を付けられているのですが、あえて日本メーカーのスマホを選ぶこともできます。AQUOS Sense 4はおサイフケータイも付いていますし、簡易留守録などのガラケー時代の機能もあったりするので、日本人の好みには合いますね。
ディスプレイにIGZOディスプレイを採用したり、バッテリーも持ちがいいのでメリットはあります。価格的にもコスパは高いですよね。ただ、その分CPUだったり、カメラだったり、メモリやストレージは並みの性能と言えます。4Gで、5Gではありません。
日本のスマホは世界でのシェアは厳しいですが、防水やおサイフケータイなどの機能が標準装備なので、わりと使いやすいと思うユーザーは多いのではないでしょうか。
Sonyのスマートフォン
Sonyなら、ちょっと高めですけどXperia 5 IIが5G対応で一番おすすめになっています。
メモリ8GB、ストレージ256GBなのでお高めなのは納得ですし、防水やおサイフケータイも標準装備。BRAVIAのテクノロジーを使っているので有機ELのディスプレイにも期待できます。
ただカメラやCPU、操作性(レスポンス)といった性能が、海外メーカーなどと比較してどうしても分が悪いという印象です。それでもハイレゾなどの音響部分はソニーらしいですよね。ソニーが好きならベストチョイスになります。
お気に入りのスマホでLINEMOを使う
以上がLINEMO対応機種のおすすめ紹介でした。人気のiPhoneなら5G対応の最新モデルを使うことを考えますけど、5Gのエリアを考えるとまだまだ4GのiPhone SE(第2世代)を検討することが賢い手段と言えるかもしれません。
iPhone SE(第2世代)はクラシックなデザインですが、スマホとしては確立された性能とデザインなので、まだまだ現役で使っていけます。安くiPhoneを手に入れるなら満足度も高いですよね。
Androidなら、中国メーカーのコスパの高いモデルを購入していくことが今後のスタンダードになるでしょう。OPPOなどを始めとしたメーカーは価格面のメリットが多大にあります。そのくせカメラの性能が良かったりしまうからね。
iPhoneもAndroidもお気に入りの高コスパモデルを選んで、2020年代のデジタルライフを乗り切りましょう。