「おてがる光のWi-Fiルーターどうするか…」
「おてがる光って特典のルーターをもらった方がいいの?」
おてがる光を申し込もうとした時、Wi-Fiルーターはどうするか悩みますよね。
はっきり言うと今のWi-Fiルーターは性能がいいので、あまり深く考えなくてもわりと繋がりやすいルーターを手に入れることができます。
そして気になるのは公式特典のルーター。公式で申し込んだときにもらえるルーターはそのままもらった方がいいのでしょうか。
今回は、おてがる光を使う時にどんなルーターにすればいいのか、そして上手な特典のもらい方も解説します。
おてがる光対応Wi-Fiルーターの選び方
基本的には他社プロバイダと同じ解説になります。
最近は安くて高性能なルーターがあるので嬉しいですよね。前は安いルーターが本当にしょぼくてすぐに接続が切れるようなものだったのですが、現在は安定して高速通信をすることができます。
どんなルーターを選べばいいですか。
新たに工事費無料キャンペーンが始まる
おてがる光はWi-Fiルータープレゼントor5,000円キャッシュバックキャンペーンをしていましたが、残念ながらキャンペーンは終了しました。
その代わり新生活応援キャンペーンを実施。期間限定で工事費が無料になります。
→おてがる光公式サイトで申し込む
以前おすすめした申し込み方は、キャンペーンのルーターをもらうのではなく、5,000円キャッシュバックをもらって安いルーターを自分で購入すること。
例えばバッファローWSR-1166DHPL2なら、Amazonで4,000円前後ですね(製品は後述)。
チェック
筆者はタイムセールで2,950円で買いました。最近はWSR-1166DHPL2も少し値上がりしています。
5,000円キャッシュバックも終わったので、素直に高コスパなルーターを買えばいいと思います。
ひかり電話を使わないならルーターは購入すべき理由
ひかり電話を申し込むと対応した無線LAN機能付きのルーター(無線LAN機能付きONU一体型ルーター)をレンタルできるのですが、少し高いんですよね。
月額料金
プラン | 月額料金 |
おてがる光電話 | 税込550円 |
おてがる光電話プラス | 税込1,650円 |
おてがる光電話対応ルーター月額料金
プラン | 月額料金 |
おてがる光電話対応ルーター | 税込330円 |
無線LANカード利用料 | 税込110円 |
基本料金が550円かかって、さらにルーターレンタル料として合計440円かかってしまいます。なのでひかり電話と無線LANで990円かかるんですね。
もしひかり電話を使わないなら、自分でWi-Fiルーターを買ってしまった方がランニングコストがかからないということになります。
おてがる光対応ルーターの方式とは
おてがる光は、従来のプロトコルであるIPv4 PPPoEなら、海外メーカーのものを含めてほぼ全てのルーターが接続できます。
ただ、おてがる光でIPv6オプションを申し込む場合は、v6プラスという方式に対応している必要があります。
方式というのは、IPv4 over IPv6という、IPv4パケットをIPv6パケットにカプセル化(埋め込み)する技術のことです。
v6プラスとは、VNE事業者である日本ネットワークイネイブラー(JPNE)が持っているIPv6ネットワークの名前で、おてがる光はJPNEのv6プラスネットワークを借りてIPv6を提供しています。
上記のように、契約するプロバイダはおてがる光ですが、IPv6だと実際に使うネットワークはJPNEのv6プラスになります。
IPv6対応ルーターなら自動接続できる
v6プラスは主に国内メーカーのルーターが対応しており、海外ではTP-Linkなどが対応していますが手動で設定する必要があります。
手動でもいいならTP-Linkでもいいですが、簡単に接続したいならバッファローなどの国内メーカーにしておきましょう。
おてがる光でIPv6を申し込んだ場合、IPv6対応ルーターならケーブルで繋げるだけでインターネットに接続します。
従来のIPv4 PPPoEは、Wi-Fiルーターに接続してユーザーIDとパスワードの設定をしなければいけませんが、IPv6は設定不要です。そのまま繋げるだけで回線認証によってインターネット接続できるので、簡単お手軽ですよね。
家の構造と接続ユーザー数で決めるルーターのクラス
3階建ての戸建てや部屋数の多いマンションなら、メッシュWI-Fiのルーターにしてもいいですね。メッシュというのはアクセスポイントとなるルーターを足して、網目状に無線LANを構築できるシステムです。
メッシュWi-FiであればルーターのSSIDを統一できますし、家の隅々まで電波を拡散できます。
そして接続ユーザー数は、1~3人くらいでネットを使う場合、11ac(Wi-Fi 5)の866Mbpsレベルの普及機で十分です。
866Mbpsというのは2台同時に高速通信できるモデルです。1台あたり433Mbpsのデータ通信を2台、つまり433×2=866Mbpsというわけです。
逆に家族が4~6人くらいいるなら、11acで1733Mbpsクラスのものを使った方がいいでしょう。またはW-Fi 6で2402Mbps以上のものです。
最新のWi-Fi 6にするのもアリ。これからは大容量データ通信を扱う時代になっていくので、宅内環境も新しいWi-Fi 6に対応しておくのもいいですね。
おてがる光対応Wi-Fiルーターのおすすめを解説
それでは、おてがる光対応Wi-Fiルーターのおすすめを解説していきます。
おすすめはバッファローWSR-1166DHPL2
バッファローのWSR-1166DHPL2は、筆者が他のプロバイダでもおすすめしている製品で、v6プラスもtransixも使える汎用的なルーターです。
安くて速くて旨い。一番お手軽というわけです。
まずはシンプルで高コスパなエントリーモデルから始めるのはいいですね。おすすめです。
機能は以下の通り。
- 日本のIPv6全般に対応
- MU-MIMOによる2台同時高速通信
- 最大866Mbps
- IEEE802.11ac
- ビームフォーミング
- 無線引っ越し機能
本当にシンプルです。5,000円前後か5,000円以下で買えますし、費用対効果が大きい。速度は400Mbpsくらい出ることもあります。

上記は障害物がない場合ですが、リビングにルーターを置いて風呂場で使っても問題なく接続できました。
最大866Mbpsということは、1つのデバイスで433Mbpsの接続を2本使えるということです。1~3人程度の家なら866Mbpsのモデルで問題ないと思います。
家の広さが1LDK~2LDKのようなコンパクトな部屋におすすめ。または一人暮らしのユーザーにおすすめです。
筐体は小さい。

ソフトバンク光の光BBユニットと比べても一回り以上コンパクトです。置き場所にさほど困らないので、ミニマリストのようなライフスタイルにも合っていると思いますね。
データ通信はビームフォーミングで切れにくいものになっているので、安定した高速通信が楽しめますよ。
手軽なWi-Fi 6はバッファロー WSR-3200AX4S
Wi-Fi 6のルーターは最近そこそこ安くなってきました。海外メーカーだと1万円切る価格で速いルーターがあります。国内メーカーでも1万円弱で手に入れられるルーターが出てきました。
バッファローWSR-3200AX4SはスタンダードモデルのWi-Fi 6で、バランスの良さがメリットになっています。
基本機能は以下の通り。
- 日本のIPv6全般に対応
- MU-MIMOで4台同時高速通信
- 最大2401Mbps
- Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)
- ビームフォーミング
- バンドステアリングLite
- WPA3対応
Wi-Fi 6は電波の強さや安定性が高いので、メッシュWi-Fiにしなくても広い家をカバーできます。Wi-Fi 6+メッシュなら素晴らしいですがかなりコストがかかるので、まずはスタンダードモデルから始めてみましょう。
WPA3の暗号化通信にも対応してますし、セキュリティは安心。筐体もコンパクトで小さいので、どこでも置きやすいと思います。最近、EasyMeshにも対応しました。
WSR-3200AX4Sは4ストリームで高速同時接続数は4台。家族の人数が多いとか、接続するデバイスが多い場合は4ストリーム以上の製品を選びましょう。
こだわり派に NEC WX5400HP
NEC WX5400HPはメッシュ対応でWi-Fi 6とNEC独自の安定通信機能で高評価のモデルになっています。
そして周波数の帯域幅は160Mhzなので80Mhzと比較して高いスループットを得ることができます。
WX5400HPは4ストリームなので高速同時接続数は4台。家族の人数が多い世帯におすすめですね。またはデバイスの数が多い場合。
基本機能は以下の通り。
- 日本のIPv6全般に対応
- MU-MIMOで4台同時高速接続
- 最大4804Mbps
- Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)
- ビームフォーミング
- オートチャネルセレクト
- バンドステアリング
- QoS
- ワイドレンジアンテナPLUS
- ハイパワーシステム
- WPA3暗号化
かなり高性能なので、価格も18,000円前後になります。その代わりオートチャネルセレクトやバンドステアリング、ワイドレンジアンテナなどの安定性を高める機能が盛りだくさん。
NECは相当安定性を高めようとしていますね。日本人は性能や品質に厳しいのでメーカーも大変。文句言われないように安定性をなんとか高めようとしています。
家の中で電波が届きにくい場合も、メッシュ対応なので中継用にもう一台購入すればメッシュWi-Fiを構築可能。
さらに160Mhzの帯域幅なので、回線が2Gbps以上だと1.5Gbps程度の速度が出ることもあります。
WPA3暗号化通信にも対応してセキュリティも安心。全部入りの安心を求めるならNECでしょう。
手動設定だが速いTP-Link Archer A10 Pro
Wi-Fiルーター世界シェアNo1のTP-Linkは中国メーカーなので日本のIPv6に対応しているモデルは少ないのですが、このArcher A10 Proはv6プラスにも対応しています。
手動設定が必要で、設定方法は公式サイトの設定ガイドに掲載されています。最近はスマホのアプリで設定できるので、そんなに難しくないと思います。
スペックは以下の通り。
- Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)
- 1733Mbps
- 高速同時接続4台
- OpenVPNとPPTP VPNに対応
- WPA3
- HomeCareによるセキュリティ機能
- Tetherアプリで管理
口コミで速いという声が多いです。1万円以下で高くないのにVPN機能があったり、アプリで設定できたり高機能なんですよね。それでいてシンプル。
もしIPv4 PPPoEならHomeCareというセキュリティ機能も使えます。残念ながらv6プラスだとセキュリティは使えません。
注意点はサイズ。縦置きスタンドを使えばいいですが、日本のルーターと違って幅を取るので置き場所に余裕を持たせるといいでしょう。
安いルーターは安物買いの銭失いなのか?
そうとは言えません。Amazonで3,000円台で買えるバッファローWSR-1166DHPL2でも繋がりやすいし速いからです。
以前の安いルーターは無線が切れやすかったですが、今はビームフォーミングなどの技術で安定性が高いです。
なので家に1~3人程度なら866Mbpsクラスのルーターで十分です。Wi-Fiルーターはインターネット接続が安定して使えればそれでいいとも言えるので、高機能高性能を追っていたらきりがありません。
バッファローはタイムセールだったので2,950円で買いましたけど、問題なく快適に使えています。Wi-Fiルーターも高コスパなものを選んだ方がいいですよ。
お手軽なルーターを選んで気楽にネットしよう
おてがる光を契約するにあたってお手軽な高性能ルーターを買っておけば、光回線をミニマルかつ快適に楽しめる。光回線の月額料金が安いなら、ルーターも安くて高性能なものがいいですよね。
これからは光回線もモバイルもインターネット接続がさらに重要になっていく時代。オンラインで多くのことができる時代なので、おてがる光のような高コスパ光回線は需要にマッチしています。
お気に入りの製品を選んで、手軽に気楽に、快適に光回線を始められることを願っています。