データセンター投資が活発になっています。
最近ではマイクロソフトがAIデータセンターに800億ドルかけると報道がありました。
今回はIT各社のデータセンターへの投資はどうなっているのか、そして日本の状況も見てみます。
目次
IT各社がデータセンターへの投資を加速―日本の状況は
マイクロソフトがAIデータセンターに800億ドル投資
マイクロソフト社長が1月3日のブログで、AI対応DCの投資に800億ドル(約12.6兆円)を投じると述べたようです。
その内半分は米国。さすがMS、時価総額上位を争う企業はお金を持っている。
MSも米国の力を強くしたいと考えています。
ただ…
米国の現状
DCと直接関係ないですが、米国の現状は「圧倒的に厳しい」です。
激しいインフレでニューヨークではコーヒーとクッキー2枚が17ドル(2,693円)。
つまりドルの価値がなくなっていく過程にあります。
USスチール買収は米国の象徴が事実上終わることを意味し、中国のみならず世界からの輸入に関税をかけてインフレ再燃の火に油を注ぎます。
街を歩くと大麻の匂いがすると言われ、ドラッグによる年間の死者は10万人。
つまり崩壊する米国を再生するためにもIT投資を国家ぐるみでやるしかないんですね。
IT各社のDC投資状況
グーグルの2024年DC投資額は70億ドル以上、アマゾンは向こう15年で1500億ドル(約23.7兆円)としています。
また、オラクルは日本において今後10年間で80億ドルをかける。
IT各社は活発にDCへの投資を拡大しています。
日本へのDC投資
IT各社の日本へのDC投資は活発化しています。
マイクロソフトは4400億円の投資、アマゾンは2兆2600億円をかける。
グーグルは千葉だけでなく和歌山や広島にもDCを建設し、広島は国内最大1000億円規模だそうです。
オラクルは先述した通り10年で80億ドルですね。
日本への投資はグーグルの名前をよく聞きますね。グーグルさんがなければ当サイトへの流入も激減します。
生成AIや動画などの重量コンテンツに対応するためにもDC投資が必要。
日本だけでなく東南アジアも活発だそうです。
インフラに強い日本のDC業界に期待
日本はインフラに強いです。
道路、電気・ガス・水道、光ファイバー、無線基地局。こういう基盤の整備は本当にしっかりしてますよね。
その中にデータセンターも含まれると言えるんじゃないでしょうか。
IXなどのネットワーク設備もそう。
NTTのIOWNで800Gbpsの伝送設備が提供されるようですが、日本の優れた技術とDC需要は相性がいい。
暫くネットワークインフラの話題が続きそうなので、日本のDCがどうなるか今後もチェックしていきましょう。