筆者はパスワード管理に1Passwordを使っていましたが、約2年前からBitwardenに移行しています。
今回はビットウォーデンの特徴とメリット・デメリットについてお送りします。
目次
おすすめのパスワード管理ツール ー Bitwarden
1Passwordを中止
パスワード管理ソフトウェアで1Passwordは有名で筆者も使っていました。PC・スマホ・タブレットで使えて便利。
ですが、年払いで月額2.99ドル。1ドル150円換算だと月額448円で年間5,376円の支払い。
パスワードを管理するためのコストが年間5千円以上かかるのは心証がよくないですね。
Bitwardenの特徴
そこでビットウォーデンは個人ならフリーで使えます。2016年に設立された米国の企業で、オープンソースのゼロナレッジ暗号技術が特徴。

ゼロナレッジ(ゼロ知識)は最近聞くようになった言葉で、サービス提供者がデータを「何も知らない」技術です。
つまりサーバーにマスターパスワードが保存されない。エンドツーエンド暗号化の概念であり、復号化のための秘密鍵はエンドユーザーしか持っていないので第三者がアクセスできません。
1Passwordと同じでPC・スマホ・タブレットに対応しています。


強力な暗号化技術なのに個人利用でフリーなビットウォーデンは最強のパスワード管理ツール…!!
Bitwardenのメリット・デメリット
ビットウォーデンのメリット↓
- 個人はフリー(1〜2人)
- オープンソース
- ゼロナレッジ暗号化
- パスワード生成
- デバイスは無制限
- スマホ・タブレットは指紋認証対応
- デザインよし
やはりフリーでオープンソースでゼロナレッジの三拍子がいいですね。しかもデザインもいい。
使い方は作成したカテゴリーの中に項目を作ってアカウントとパスワードを管理していくだけ。
ビットウォーデンの気になるところ↓
- PCは指紋認証できない
- 応答速度は少し遅い
PCは指紋認証はできませんがPINコードを設定可能です。他にはサーバーとデータをやり取りする応答速度が少し気になる程度ですかね。
あとはアプリ導入時に課金に誘導されたので、個人なら間違えずにフリープランを選択してください。
1〜2人でテキストのパスワードを管理するだけなら有料プランに課金しなくてもいいです!!
パスワード管理の負担を減らそう
ネットユーザーは意外とパスワードを管理できていないそうです。割とその辺りの意識は緩い(?)
筆者はかつてID Managerというツールを使っていました。PCのローカルで管理するものでしたね。
現在はクラウドネットワークで、しかもゼロナレッジ暗号化のツールをフリーで使うことができる。
何かとアカウントとパスワードを求めるサービスが多くなったので、管理ツールを上手く使っていきましょう。