スマートフォンの出荷台数と比較するとまだポピュラーとは言えないスマートウォッチ。
スマホ以上によく分からない…と思って手を出していないユーザーは多いと思います。筆者がそうでした。
とはいえ最近は見かける機会が増えましたよね。「職場のあの人、アップルウォッチしてる」と気づいて、検索を始める人もいるかも。
そんな発展途上のスマートウォッチですが、今回Xiaomi Smart Band 7を購入してみたので今更ですが簡単にレビューしたいと思います。
目次
Xiaomiスマートバンド7を今更レビュー
スマートウォッチ市場は拡大基調。2022年度は390.3万台(前年度比13.7%増)で、2024年度は500万台を突破すると言われています。
市場が伸びる背景には、コロナ禍で在宅時間が長くなったことから健康志向の強まりがあるようです。
筆者の購入理由もスマートウォッチに睡眠管理機能があるからなんですよね。
スマートバンド7でスマートウォッチデビュー
スマートバンド7はAmazonブラックフライデーで購入。3,990円でした。
まあいつも安いですけどね。
スマートバンド7はリストバンド型のいわゆるトラッカーと言われるもの。健康管理やスポーツの活動量を測定することにウェイトを置いてますね。
同じカテゴリーにはHUAWEI Band、Fitbit Charge、OPPO Band、GARMIN vivosmartなど。
リストバンド型は腕時計型に比べて安価に購入できることも特徴の一つ。ファーウェイも1万円以下、ガーミンでも2万円切る価格で買える。
目的はヘルスケアとフィットネス
スマートバンド7を買った理由は睡眠管理。睡眠の質がよくないので、どう眠っているのか客観的知りたいと思いました。
結果は上記の通り。悪い。浅くて短い。スマートバンドで管理しても改善せず。本当にヤヴァい…。
そして軽く走りました。
心身を強化しないと感染症に対する抵抗力が付きませんからね。頑張ります。
基本のワークアウトもしっかり搭載。そしてストレスや血中酸素も測定できます。
スマートバンド7のメリット・デメリット
スマートバンド7のメリット・デメリットは以下の通り。
スマートバンド7のメリット
- バッテリーの持ちは他社と比較して良い
- リーズナブルな価格
- シンプルなデザイン
- Google Fitと連携可能
- スマホの通知や音楽再生と連携
- ポモドーロタイマーも付いている
- 自動輝度調整なし
- 低リフレッシュレート
- タッチの反応がよくない時がある
- 充電するガジェットが一つ増える
シンプルでリーズナブルそしてバッテリーの持ちがいい。バッテリーが強いのがシャオミのいいところですよね。
まあ毎日充電器に乗せてはいますが、外で輝度を高くして1日使ってもバッテリー残量は7割くらい維持。
アップルウォッチは規格値で最大36時間。
なので価格と機能とバッテリーでシャオミのスマートバンドを選ぶ理由があります。
充電は乗せるだけ
充電はUSBメモリみたいな形のものを購入。
サードパーティー製。
これをコンセントに挿しっぱなしにして充電する時に乗せればいいだけ。簡単ですね。
スマートウォッチの充電はやり方が乱立しているようです。統一した充電方法にならないかと思っているユーザーさんもいるようですね。
スマートバンド7はサウナ用ではない
シャオミのスマートバンド7は一部で言われているサウナ用ではありません笑。
何でもサウナーがサウナで心拍数を測定するとか。
シャオミさんは当然高温化での使用を推奨していませんし壊れたら自己責任。まあ90度以上でも使えるみたいですけどね。
スマートバンド8になって高温を検知したらシャットダウンするように設計を変更したみたいです。
メーカーとしてはサウナで使われてもサポートできないでしょう。
スマートウォッチ動向
スマートウォッチのシェアはAppleが高いですね。国内も6割近くがアップル(MM総研調べ)。
が、シャオミは国内4位で世界的にもスマートバンドは売れているようです。やっぱりコスパ最高ですからね。
国内シェアはアップルの次がファーウェイ、その後にGoogle傘下のフィットビット。4位にシャオミ、5位にガーミンと続きます。
調査会社はこれから出荷台数も500万台、600万台と増加すると予測。
スマホの次どうするかと考えているメーカーと販売店さんは、今後ウェアラブル端末をどう売っていくかが課題でしょう。
シャオミのスマートウォッチは入門としておすすめできますよ。
スマートウォッチは購入すべき?
そもそもスマートウォッチって必要なのかと思う人もいるはず。
時計にブランドを求めるユーザーさんはスマートウォッチがおもちゃみたいと思うでしょう。
何か目的がなければ買わなくてもOK。なぜかと言うと充電が前提だから。
充電できる環境ではなくなった時のことを考慮すると、筆者は使っていたG-SHOCKの電池交換をして普通の時計はとっておきますね。
ただ、スマートウォッチはフィットネスやヘルスケアを測定できるので、普通の時計にない機能を求めるならスマートウォッチが役立ちます。
スマートバンドをゆるく使いこなせ
シャオミのスマートバンドなら気軽にサクっと買って健康や睡眠を管理できるので良い買い物だったと思います。
報道によると、NTTデータがカプセルホテルを開業してフィットビットで睡眠データを取りたいみたいですし。
それだけユーザーが健康を意識している表れと言えます。
ただ、スマートウォッチは充電が前提のツール。
高価な時計は何十年も使えると思いますが、スマートウォッチはバッテリーが数年でダメになる。
個人的には、スマートバンドのようにゆるく使えるものがおすすめになりますね。面白い品物でした。