「ドコモ光のスピーディアって実際どう?」
「スピーディアのIPv6にするか、それとも別のにするか?」
こんな疑問に回答します。
東北を拠点にして光コラボやドコモ光を提供する地域系プロバイダのスピーディア。
ユーザーが便利に使うのに東北エリアだけでは収まらないパワーを持っているのがスピーディアかもしれません。
そんなスピーディアのIPv6は実際どうなのでしょうか?スピーディアのIPv6を調べて、ドコモ光で推奨できるプロバイダについても検討してみたいと思います。
目次
スピーディアのIPv6を解説
スピーディアとは何でしょうか?
スピーディアのIPv6はメリットありますか?
地域系プロバイダのスピーディアとは
スピーディアは宮城・仙台を拠点とする株式会社スピーディアが運営していますね。設立は2001年なのでわりと最近というか、他社プロバイダと比較すると後発のプロバイダです。
スピーディアは光コラボを提供したい企業にも光コラボ運営のノウハウを販売したり、業務支援をしていますね。いわゆるFVNEの範疇に入ると思います。
また、回線の提供だけでなくISP、つまりプロバイダそのものの運営手法も販売しているようです。スピーディアが運営を代行するような形も取っていますね。
そしてデータセンターを所有しているので、東北方面の企業や大学はスピーディアのサーバーを使っていることもあるようです。
仙台駅から車ですぐのところにデータセンターがあるそうで、好立地のデータセンターを求めるユーザーに支持されているのではないでしょうか。
スピーディアのIPv6はv6プラス
スピーディアのIPv6はJPIXのv6プラス。やっぱりv6プラスを使ったネットワークの形は多いですね。
v6プラスは活用しやすいだけでなく、きちんと良いパフォーマンスが出るので、ユーザーとしても使っていて何も不安がないというか、あまり文句が出てこないのが事実だと思います。
JPIXは、KDDIを始め、ニフティやビッグローブなどの大手プロバイダによって設立・運営されていますので、立ち位置としても汎用的で扱いやすい印象があります。
JPIXのv6プラスを使えば、スピーディアは顧客管理やサポート、また、回線の帯域調整といったプロバイダ業務に専念でき、IPv6ネットワークはJPIXに任せていればOKなわけです。
スピーディアのIPv6ネットワーク
スピーディアのIPv6ネットワーク図も、一般的なプロバイダと同じでv6プラスを仮想的に使ったネットワークになりますね。
ユーザーはNTT回線であるNGNの収容ルーターに接続して、NGNにあるゲートウェイルーターを経由します。そこからv6プラスネットワークに接続し、インターネットに出る形になります。
厳密にはもっとネットワーク機器があるのですが、概念的には上記のような図。
IPv4 PPPoEで使う網終端装置はセッション数に限りがあったり遅かったりしますが、IPv6のゲートウェイルーターはプロバイダが増設可能なのでIPv6の容量も柔軟に対応できます。
v6プラスを使うプロバイダが多いので将来的な帯域逼迫(ひっぱく)も懸念ですが、v6プラスはずっと前から安定して高速に繋がります。
セキュリティが永年無料
スピーディアは、セキュリティオプションが永年無料ですね。永年、つまり契約期間中はずっと無料です。
スピーディアのセキュリティは、ウェブルートという米国を拠点とするセキュリティ企業のソフトウェアを使用しています。
ウェブルートは日本のユーザーは少ないかもしれません。企業向けに製品を卸しているようです。ウェブルートのセキュリティソフトはウイルススキャンの速度も速いようですし、受賞歴もあるみたいですね。
セキュリティの基本は怪しいリンクをクリックしないことですので、コンピューターウイルスはセキュリティソフトを入れていると感染する確率は下がります。一番気を付けたいのはフィッシングで、リンク先が偽サイトの場合があるので、そちらを注意したいですね。
スピーディアの永年無料セキュリティを入れて、かつ、怪しいリンクをクリックしないようにすれば、かなり安全にネットができると思います。
ドコモ光でIPv6を快適に使う
今回はドコモ光のスピーディアのIPv6を取り上げ、v6プラスを使ったIPv6インターネットが信頼性の高いものだと分かりました。
IPv6接続を申し込んでWi-Fiルーターをレンタルすれば、13か月以上使うとルーターをもらえるのもスピーディアの魅力ですね。
セキュリティオプションも無料で導入することができ、初心者でも始めやすいプロバイダだと思います。
ドコモ光は特典をたくさん用意しているプロバイダが多いので、それらの中から最も良いプロバイダを選択したいと思うのも正直なところ。快適なネット回線を活用したいですよね。