「DTI WiMAXの評判はどうなんだろう?」
「DTI WiMAXのキャンペーンはなんだろう?」
「ていうか、DTIって何だろう」
このような疑問にお答えします。
契約者数も2000万を突破したWiMAX。WiMAXのメリットは場所を選ばずインターネットをすることができ、取り回しのしやすさが評価されています。
そして接続する時はWi-Fiなので、スマホやノートPCで接続IDと暗号化キー(パスワード)を入力すれば、すぐに手軽にブロードバンドを楽しむことができます。Wi-Fiとしては、AES暗号化に対応しているのでフリーWi-Fiよりセキュリティにも優れています。
そのように手軽で導入しやすいことからWiMAX事業者も無数にあるので、ここでWiMAXをDTIにする利点は何だろうか、と思う方もいると思います。WiMAXの無線を使うことは各社共通なので、どこで差別化を図るかという点も見逃せません。
やはり料金は気になるところ。DTI WiMAXのどこが良いのか。DTI WiMAXの何が良いのか。
では、WiMAXをDTI WiMAX2+にするメリットやポイントを見てみましょう。
目次
DTIのWiMAXとは
インターネット接続25年の実績
株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営するDTIは、インターネット総合事業者として25年の実績と経験があります。PCを使うインターネット接続が、ダイヤルアップという電話回線を利用した56Kbpsの超低速インターネットだった時代の1996年にサービスを開始しています。
当時はもちろんWiMAXという技術もなく、携帯電話もいわゆるガラケー以前の時代、つまりポケベルやPHSという今は使われなくなった技術が一般的でした。
その頃からDTIは、インターネットをユーザーにどうやって快適に使ってもらえるのか、という点を重視してインターネット事業を運営しています。21世紀初頭の2000年前後は、紙媒体の雑誌「Yahoo Japan!」誌でランキング1位にもなっていました。
それだけユーザーに対するサポートには定評のある老舗事業者となっています。そのDTIが開始したWiMAXをDTI WiMAX2+といいます。
良心的な価格設定
DTI WiMAXの特徴の一つとも言えるのが、良心的な価格設定です。固定回線インターネットでも安くて高品質な回線として定評があります。運営で一定の品質を保ちながら、できるだけコストを抑え、その代わりユーザーにもコストの負担を求めない事業者と言えます。
では、安いから回線品質もそれなりなのか、と思うかもしれませんが、障害情報の素早い提供や回線速度の速さ、また無料のPCリモートサポートを実施するなど、固定回線でも実力を発揮しています。
DTI WiMAX 2+の月額料金は4か月目から3,760円で変わらず、料金が段階的に上がることはありません。
では、DTI WiMAX 2+のメリットを具体的に見てみましょう。
DTI WiMAX 2+の実質キャンペーンは何?
1. 1,2か月目無料がDTIの実質キャンペーンになる
DTI WiMAX2+の価格設定は非常にシンプルです。ギガ放題プランの1~2か月目は無料、3か月目は2,590円、4か月目以降は3,760円で3年契約です。
初めの2か月は料金がかかりませんので、これが実質キャンペーンになります。公式がキャンペーンと言っているわけではありませんが、ほぼキャンペーンのような割引となっています。
で、3か月目だけ2,590円で、そのあとの4か月目以降は3,760円で一定になり料金が変わることはありません。ギガ放題プラン3年総額の料金をBroad WiMAXとDTIで見てみましょう。
※スクロールできます
ISP | 月額料金 | ||||
1~2か月目 | 3か月目 | 4~24か月目 | 25~36か月目 | 3年総額 | |
Broad | 2,726円 | 3,411円 | 3,411円 | 4,011円 | 128,626円 |
DTI | 無料 | 2,590円 | 3,760円 | 3,760円 | 126,670円 |
上記から分かる3年間のトータル料金は以下の通り。
- Broad WiMAX→128,626円
- DTI WiMAX→126,670円
このように、3年総額で見てもBroad WiMAXより安いことが分かります。これは4年、5年といった期間であればもっと価格差が出ます。
そして他のWiMAXでは、料金が1年ごとに段階的に変化していく事業者がありますが、DTIはそのような複雑さはありません。シンプルな料金設定で3年間の総額も安く、DTI WiMAX2+に価格的なメリットがあります。
また、DTIは特にキャンペーンは実施していませんが、1~2か月目の月額料金無料というのは実質キャンペーンのようなものだと解釈できます。
2. オプション加入条件なしで初期費用無料
他のWiMAXでは、オプションの加入が条件で初期費用が無料になる設定のケースがあります。この場合、サポートオプション加入が条件付きで提示されている事があります。
サポートオプションが役に立つ場合もありますが、ユーザーにスキルがあればサポートオプションは必要がない場合もあります。なので、オプションの設定をしない場合は契約事務手数料に加えて初期費用を払う必要があります。
そこでDTI WiMAX2+では、初期費用は事務手数料の3,000円のみです。端末代はかかりません。DTIはWiMAXを申し込んで2~3日経つとすぐに端末が発送されます。以下はモバイルルーターが到着して箱を開けたところです。
右下の白くて四角い機械がモバイルルーターの端末です。
このように、事務手数料のみで端末代0円そして1~2か月目の料金無料というのは、先述したように実質キャンペーンみたいなもので、導入のしやすさはメリットがあると言えます。
3. 機器修理保証の安心サポートは月300円から
各WiMAXで付帯できるサポートオプションは、機器保証サポートそのものがないか、月額500円になります。DTIの場合、水濡れ以外の安心サポートが月額300円、水濡れを含む安心サポートワイドが月額500円で任意にサポートオプションに加入することができます。
オプションをつけなくてもいいですが、ルーターの端末が壊れた場合を想定して安心サポートに加入できます。何かしら端末を滑らせて落としたりする人は、保証オプションに加入するのも良いです。
4. LTEオプション無料
WiMAXの電波が届かない場合に、より広いエリアをカバーするau 4G LTEの携帯電波で通信することができます。
地下街や地下鉄のような、いわゆる惜しいなと思えるエリアでもau回線で繋がります。これはハイスピードプラスエリアというモードに設定することで実現できます。
端末でハイスピードプラスエリアに設定したところです。
このようにすることで広いエリアをカバーでき、しかもデフォルトでは月額1,005円かかるLTEオプションが無料で実装されています。
5. 次世代通信規格のIPv6に無料で対応
インターネットでIPアドレスを確認すると、DTI WiMAXはIPv6のIPアドレスも割り振られています。割り振り方はWi-Fi端末に振られるのではなく事業者のグローバルIPアドレスがIPv6です。
IPv6は、IPv4というバージョンのIPアドレスの数が残り少なくなった時のために開発されたものです。直接ユーザーが意識するものではありませんが、DTIとしては早くからIPv6に対応することでインターネットの次世代規格にも対応した通信ができます。
このFeel6@DTI IPv6接続サービスは、無料のオプションになっています。なので気づかないうちに次世代IPv6接続に対応しています。
DTI WiMAX2+は、インターネット接続に対する姿勢としても、そしてユーザーとしても今後必要となるIPv6に対応していることは有益と言えます。
そしてDTI WiMAXは追加オプションでグローバルIPオプションもあります。月額96円です。
ルーター端末に割り振られるIPアドレスはプライベートアドレスというローカルなアドレスで、外部のインターネットから直接接続できません。そこでグローバルIPオプションによりVPNなどの接続が可能になります。
6. 優待割引サービスのDTI Club Off
DTI Club OffはDTIの会員が入れるサービスで、DTI加入当初はStandard会員として無料で外食10%オフなどの割引サービスを利用できます。
一番人気はホテルレストラン。有名ホテルのホテルビュッフェやダイニングを最大50%オフで利用することができます。本当に有名どころを挙げると、帝国ホテルのランチが4,000円台からとか、赤坂のANAインターコンチネンタルのランチが3,000円台だったりします。
安い外食なら、たべんとクーポンでつけめんTETSUやステーキのどん、お好み焼きのぼてじゅうなど、様々な外食が10%割引になったりします。
そしてDTI加入から5年経過すると、自動的にVIP会員になります。VIP会員だと、リゾートホテルなどの宿泊がタイムセールで一泊500円になるサービスまであります。
ネット回線のオンラインに接した時間から解放されて、食事や宿泊がお得に利用できるのもメリットと言えるでしょう。
DTI WiMAXを実際に使ったレビュー
DTI WiMAXの回線速度
WiMAXの回線速度は、どの地域で使うかという環境と、そして屋内と屋外、また、屋内でもルーターをどこに置くかで速度は違ってきます。
WiMAXの電波は高周波数帯を使うので、電波の伸長(伸び)という点では建物の奥に行くと速度が出にくい特性があります。
アクティブユーザーの少ない深夜や早朝だと速いです。
上記は左が深夜1時頃、右が早朝の速度測定結果です。
家を出て外で速度測定をすると好結果に。
左はファーストフード店舗で計測、右は道路沿いで計測した結果です。
空間が開けている場所だと100Mbps前後を記録するので、モバイルWi-Fiとしてはかなり速い測定結果になります。ホームルーターを使うと同じような結果になるという報告もちらほら見ます。
宅内だとモバイルルーターで100Mbps前後は難しいですが、概ね10Mbps~30Mbpsは期待できるでしょう。混雑していると思ったような速度が出ない時もありますが、実用上問題ありません。
インターネット25年のDTIなら安心してWiMAXを利用できる
このようにDTI WiMAX2+なら、コストパフォーマンス的にも接続のオプションとしてもWiMAXの契約にメリットがあります。
つまり以下のメリットにまとめることができます。
- 月額料金がかなりお得
- 初期費用は事務手数料の3,000円以外、実質無料
- 月額料金2か月無料は実質キャンペーン
- 安心サポート、LTE、IPv6の各種オプションが充実
このように料金面だけではなく、IPv6やグローバルIPアドレスなどの接続ができることから、やはりインターネット回線事業者としての実力を伺うことができます。
DTIの特徴としては、やはりコストパフォーマンスの良さを挙げることができます。追加でDTI Club Offの会員優待割引サービスもあります。
料金的にミニマルに、そして接続はしっかりと次世代規格にも対応しているDTI WiMAX2+なら、身軽に快適にインターネットができます。そしてインターネット接続25年の経験値とサポートで安心のインターネットライフになります。
デメリットとしては口座振替ができない事と会員ページのMy DTIがスマホ画面に対応していないことですが、使う場所を選ばないDTI WiMAXは、インターネットを手軽にライトな感覚で楽しむユーザーにはピッタリと言えます。
もちろんスマホの容量不足を補うことができ、実行速度もADSL並みが期待できる(3日で10GBの制限あり)ので、よほどヘビーに使わない限り安定してインターネットができます。ネットを使う仕事にも対応できるので、ユーザーを選ばずに使うことができると言えるでしょう。