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【よくわかる】povoのメリット・デメリット【若者向け】

2021年3月4日 最終更新日:2022年9月5日

「オンライン専用ブランドのpovoって何がメリットなの?」

「povoのデメリットを知って賢くpovoを使いたい」

今回はau(KDDI)のpovoのメリット・デメリットです。新しく始まるオンライン専用ブランドは今までのメインブランドとはちょっと違う…何が良くて何が悪いのか、しっかり把握したいという人は多いと思います。

povoは、ahamoやLINEMOとどう違うのでしょうか。ほとんど同じなのですが、povoのメリットというのは確かに存在します。povoをよく知って、これから新しくキャリアのメイン回線を安く使いたいと思うユーザーが検討できる材料を調べてみましょう。

 

目次

  • 1 povoのデメリット
    • 1.1 ブランディングが中途半端になっている
    • 1.2 高い通話料
    • 1.3 MMS(キャリアメール)はない
    • 1.4 セット割はない
    • 1.5 auの契約年数は引き継げない
  • 2 povoのメリット
    • 2.1 オンライン専用
    • 2.2 Circles Lifeとの協業
    • 2.3 若者がKDDIをオシャレに使うことができる
    • 2.4 24時間データ使い放題のトッピング
    • 2.5 5G対応でデータ容量20GB
    • 2.6 UQモバイルよりお得
    • 2.7 キャリア決済ができる
    • 2.8 事務手数料が無料
    • 2.9 au PAYとの連携
    • 2.10 トッピングとCircles Lifeとの協業で注目できるpovoも面白い
  • 3 2020年代のデジタル時代にpovoを使いこなす

povoのデメリット

povoのデメリットを見てみましょう。

 

ブランディングが中途半端になっている

正直言って、povoのブランディングは中途半端な印象があります。これってpovoの中の人が考えることでユーザーが考えることではないのですが、KDDIはマーケティングで誰をターゲットにしているのか分からないことがあります。

povoというネーミングの由来は、point of view(新たな視点)ab ovo(誕生と成長)だそうですが、結構よくわからないですよね。誰に使ってほしいのか明確な意図が見えてこないんです。

もちろん、ahamoと同じように若年層世代、つまり若い人に使ってほしいのは明らかです。ですが、povoのコンセプトは若い人でもよくわからない、どのような嬉しいことがあるのか想像しにくいブランドという印象を与えています。

ahamoはアハモーメント、つまり未知の物事を瞬時に理解すること、英語のA haや、アハハという意味ですが、未来的な楽しさがあるようです。LINEMOはLINEとの連携でLINEを使う若い人だけでなく、全世代に向けて訴求していますよね。

しかしpovoは、とにかくピンと来ない、何がどう良いのかよくわからないという、ブランディングが非常に中途半端な結果となっているのです。

 

高い通話料

povoはahamoのような1回5分無料通話が付いていません。これは月額料金が安くなるのでメリットでもあるのですが、依然として高い通話料を払うことになります。

通話料は税込22円/30秒です。この高い通話料、前から変わらないですね。楽天モバイルはRakuten Linkで通話料が無料なのですが、3大キャリアはいまだに標準的な通話にお金を取ります。データ通信を使えば音声通話はお金かからないんですけどね。

もちろんLINEやSkypeなどの無料通話を使えば電話代はかかりません。LINEMOだとLINEギガフリーでデータ量もフリーになります。なので知人にはアプリを使えば電話代を気にする必要がないことは事実。

しかし電話番号あての電話にどうしてもお金がかかるので、事業者は今後一層、音声通話の無料化を検討してほしいと感じています。

 

MMS(キャリアメール)はない

MMSがないのはそれほどデメリットではないのですが、いまだにMMSを推奨するサービスがあるということで、デメリットに入れています。

それほどデメリットではないという意味は、携帯のキャリアメールというものがなくても、今はキャリアやプロバイダのメールアドレスがそもそも不要であるということです。

フリーのOutlook、Gmail、iCloudのメールアカウントを使っていれば、携帯キャリアやプロバイダを変更しても同じアドレスを使えるし、メールサービスの信頼性があるので特に迷惑メールフォルダに入れられる心配もありません。

とはいえ、キャリアやプロバイダのメールアドレスに特別感があることは否定しません。アドレスのドメインがdocomo.ne.jpだったりezweb.ne.jpだったりすることは、ある種のステータスを感じる人もいるでしょう。なので、デメリットになることも頷けます。

 

セット割はない

家族割やauひかりセット割、auスマートバリューは適用できないです。このセット割がないのは結構惜しいな、とは思うんですけどね。ありません。

家族割に関しては、サービス開始から夏までの期間限定で家族割プラスのカウントにすると発表しています。期間限定というのが、またヤラシイですよね。割引が期間限定だったり、データ増量が期間限定だったり。なら、最初からサービスに織り込めばいいのにと思いますよね。

そして光回線とのセット割がないというのは地味に痛いですね。ワイモバイルならソフトバンク光のおうち割光セットで1,080円引きになるのですが、povoもUQモバイルも光回線で割引にはなりません。

固定回線使わないなら問題ないですが、これからはより一層光回線が重要になりますからね。在宅で何が一番快適なのかというと、光回線が圧倒的に快適なので、光回線引く人は多いと思うんですよ。

個人的には、格安SIMと光回線の組み合わせが一番強いと思っているので、光のセット割なしはデメリットです。

 

auの契約年数は引き継げない

povoはauを契約していた期間の年数を継続することができないようです。よって、povoにすると契約年数はリセットされ、ポイントは付与されなくなるとのこと。

契約年数の継続なしというのも、KDDIの中で異なるブランドであることを強調しているようです。

 

povoのメリット

ここまではpovoのデメリットを見てきました。特に海外に強くないというデメリットもあるのですが、海外ローミングについての詳細が発表されていないので含めていません。

では、povoのメリットとは何でしょうか。

 

オンライン専用

契約やサポートがオンライン専用なのはデメリットであると評するメディアがたくさんありますが、オンライン専用であることはむしろメリットと言えます。なぜですか。

  • オンライン専用だから安い
  • 口座振替払いもオンラインで契約できる
  • これからはeSIM・eKYCの時代になる
  • 問題がオンラインで解決できるようになる
  • ユーザーのネットリテラシーが向上する

上記はahamoなどと共通のメリットなんですが、まずオンライン専用だからこそ月額料金が安くなっているんですね。店舗での申し込みやサポートは人件費やら地代家賃やら色々な経費がかかるので、メインブランドはなかなか料金を下げることができていません。

申し込みはeSIM・eKYCによってオンラインですぐに契約できるようになるので、店舗運営のコストはかかりません。サポートもチャットサポートでテキストのやり取りで解決します。

チャットが苦手という人もいるかもしれませんが、チャットって20年以上前からありますよね。大体今の世代ならチャットはできるはず。

そして何事もネットで解決するようになるので、ユーザーのネットリテラシーやスキルが向上します。自分で調べますからね。まず検索して調べるユーザーが増えるので、そういう意味では手厚いサポートを必要としない、吸収の早い人はむしろシンプルでいいです。

で、口座振替払いもオンラインで申し込むことができるようになるのでメリットですね。サブブランドのUQモバイルやワイモバイルは口座振替の手続きが店舗のみだったりするので、オンラインで口座振替の申し込みができるのは非常にメリットです。

 

Circles Lifeとの協業

これは結構重要なトピックなんですが、Circles Life(サークルズライフ)とはシンガポールのMVNOで、2016年に開始された新進のスタートアップ企業です。シンガポール第4の通信キャリアで、M1というキャリアから回線を借りて、サポートはチャットと電子メールのみという徹底したデジタルサービス企業ですね。

このCircles Life、ユーザーは20GBと100GBのプランを選べるようになっていて、MNPだと20GBが18シンガポールドルで利用できるようです。つまり20GBが1,500円くらいで使えるんですね。通話は100分できるようです。

povoはCircles Lifeとの協業で、UI、つまりユーザーインターフェースをCircles Lifeの技術を活用して構築するようです。Circles Lifeはデジタルサービスを提供しているので、ソフトウェア的なこともかなり上手いようです。

Circles Lifeは台湾やオーストラリアにも進出していて注目されていますね。povoとしては、このCircles Lifeの協力で使いやすいUIを開発できそうです。それによって設立されたのが新会社のKDDI Digital Lifeですね。eSIMなどもCircles Lifeの技術を使うようです。期待できますよね。

 

若者がKDDIをオシャレに使うことができる

「若者がKDDIをオシャレに使うことができるってどういうことですか?」「何を言ってるんだ」と、思うかもしれませんが、ahamoと同じようにpovoもこれは「ある」と感じるのではないでしょうか。

要は、KDDIがIDO、DDI、KDDの合併でできた企業であり、KDDは国際電信電話だったのでやはり政策的な企業がルーツにあるんですよね。若い人はこんなことを考えないかもしれませんが、KDDIは純粋な民間企業ではない、どちらかというと保守的と言えるんです。

auというブランディングをしたので保守的とは感じないかもしれませんが、KDDIを革新的な企業というイメージで捉える人は少ないでしょう。しかしpovoを使うなら、KDDIをオシャレに使うことができます。

少なくとも、公式サイトを見る限りキラキラと楽しいイメージでブランディングしていますよね。ポップにpovoを使えるなら、KDDIの企業的な背景を考える必要はありません。

 

24時間データ使い放題のトッピング

povoにはオプションをトッピングするという概念があって、5分無料通話をあとから付けることができます。それ以外のトッピングとしてメリットなのは、やはり税込220円で24時間データ使い放題ですね。

1か月データ使い放題になるわけではありませんが、24時間データフリーになるのはわりといいかな、と思います。大容量データのダウンロード、動画配信、ライブ配信、色々ありますが、特に最近ではライブ配信をする機会が多くなっています。

ビデオ会議システムも使いますし、一般人が仕事や遊びで大量のデータ通信をすることが増えましたよね。なので、そういう時に220円払うとデータ量を気にする必要がなくなります。これはメリットですね。24時間データ使い放題の件は比較記事でも言及しています。

 

5G対応でデータ容量20GB

これは基本スペックの話ですが、4Gに加えて5Gがデフォルトで使えます。容量は20GBです。5Gは2021年夏からだそうです。

povo
月額料金 税込2,728円
データ容量 20GB
国内通話料 税込22円/30秒
ネットワーク 4G/5G
超過後速度 1Mbps
テザリング 無料

1回5分無料通話をトッピングにしたので、その分2,480円(税込2,728円)になりました。安いですよね。それでも思うのは、電話代はアプリで無料化した方がいいこと。今どき22円/30秒払って電話をするというのは少々前時代的だと感じます。

繰り返しですが楽天モバイルはRakuten Linkで通話無料ですからね。20GB使えて2,728円は評価できますが、もう事業者は通話料を取ることをやめる流れにしていきましょう。

また、テザリングも申し込み不要でできるようです。

 

UQモバイルよりお得

UQモバイルは15GBのくりこしプランMが2,480円(税込2,728円)なので、同じ価格でpovoの方が20GB使えます。ということはUQよりお得ということですね。

UQは学割を使えるので1,480円(税込1,628円)にできますが、20歳以上の年齢を考えれば、働く人はpovoですね。

 

キャリア決済ができる

povoはキャリア決済に対応していて、auかんたん決済が使えます。ahamoはキャリア決済できないんですが、povoはOKですね。サブスクリプション的な支払いをしている場合、povoなら継続可能です。

 

事務手数料が無料

povoは契約事務手数料が無料です。auとUQモバイルとの間のMNP手数料、違約金も無料です。前のブランドで一旦引き落としたあと、povoで割引にするとのこと。

povoから他社キャリアに移る際の手数料については詳細が不明ですが、ahamoやLINEMOは無料にしているのでpovoも無料にすると思われます。

 

au PAYとの連携

povoサービス開始前のエントリーで、ay PAY残高が3,000円相当もらえるキャンペーンをしています。ということはau PAYと連携してお得な特典があるかもしれません。

LINEMOはPayPayとの連携があり、ahamoはdポイントですね。オンライン専用ブランドは自社のキャッシュレス決済やポイントサービスと連携しているので、MVNOとは違うちょっとお得な側面があります。

 

トッピングとCircles Lifeとの協業で注目できるpovoも面白い

メリットと一通り見てきましたが、特に注目できるのはCircles Lifeとの関係なのかなと感じました。トッピングの申し込みに使うUIとかデザイン、また、eSIMの仕組みといったところで、Circles Lifeの技術が活用されます。

ユーザーにとっては220円で24時間データ使い放題もメリットです。冒頭でpovoはよくわからないと言いましたけど、Circles Life、トッピング、au PAYなど、よく見ると結構個性的になっているのかなと思います。

何しろ安いですよね。今までは2,500円で20GB使うのは難しかったですが、MVNOや楽天モバイルの参入などで値段が一気に低廉化してきました。これを機会にau回線を安く使えるpovoに乗り換えるのを検討しましょう。

 

2020年代のデジタル時代にpovoを使いこなす

povoなどのオンライン専用ブランドが登場してきたことは、素直に良いことだと思いますよね。今まで3大キャリアのメイン回線を安く使うにはサブブランドにMNPするしかなかったのですが、これからは手数料無料で、また、ネットで簡単にオンラインブランドにすることができます。

povoとしては、Circles Lifeのユーザーインターフェース、そして24時間データ使い放題のトッピングが可能になるなど、思いのほか特徴的なブランドになっています。ユーザーの都合に合わせたシンプルなブランドは歓迎ですね。

2020年代はさらにデジタルサービスが伸びると思うので、オンラインのブランドをスマートに活用して、楽しいモバイルライフを過ごしたいと思います。

関連

カテゴリモバイル 関連タグ:povo, インターネット, スマートフォン, モバイル

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