はい、どうも。
最近楽天モバイルの5G対応に関する発表がありましたね。料金据え置きで4G+5Gが使えるとは、かなり勝負できる内容になっているんじゃないでしょうか。
個人的な話ですが、筆者はMVNOでドコモ回線を使ってましたが、携帯のメイン回線を楽天モバイルに全面的に切り替えてみました。さらにモバイルルーターは使っていません。
楽天モバイルに完全移行した経緯は後ほどお話しますが、わりと使えますね、楽天モバイル。ネットでは安かろう悪かろう言われていますが、実際そんなことないですよ。データ通信無制限ですしね。
では、今回は300万人限定で1年無料の楽天モバイルに完全移行した経緯と、iPhone SEで楽天モバイルを使ったレビューをお送りしたいと思います。
※筆者は2021年にAndroidに移行しました。
目次
楽天モバイルに乗り換えた経緯
ここでは筆者がなぜドコモ回線MVNOをやめて楽天モバイル一本にしたのか、経緯をお話しします。
ドコモ回線はわりとつながりにくい
実はね、あるんですよこれ。携帯の電波はドコモが一番良い、というのは嘘です。あれは一昔前にドコモのエリアが広かった時代に流布された話で、今は、電波が良いのはドコモだけじゃありません。
ソフトバンクも十分エリアが広いし、場所によってはソフトバンクの方が電波がよく繋がるんですよね。ドコモの電波が入らなくてソフトバンクが入ることは結構あります。建物内ではよくありますね。地方でもソフトバンクは広くなっていますよね。
なので、建物内でドコモが入らないのに楽天の電波が入るという状況があったので、これをきっかけにドコモMVNOから楽天モバイルに一気にシフトしようと思ったわけです。ドコモが一番いいと信じている人はいまだにたくさんいるようです。
とはいえ、これはパートナー回線の電波が入ったという話。楽天回線エリアが70%になったところはパートナー回線が解除されていますので、現在は状況がちょっと違います。
現在の行動範囲は一都三県である
今は、筆者は主に東京を中心とする一都三県が行動範囲です。地方移住は少し先になります。なので山とか海とか行かないので、それほどエリアに関しては広くなくてもいいんですよね。楽天回線が広くないと言っても、auのパートナー回線が広いし、わりと問題ないです。
楽天回線のエリアも順次拡大してるし、2021年中には70%、あるいは90%超のカバー率になるというので、今、月額料金が無料で使えるなら楽天モバイルにして気長に楽天回線の拡大を待てばいいですよね。
データ通信制限なし
楽天回線なら、データ通信は基本的に制限なしですね。
一日10GB使うと3Mbpsに速度が落ちますが、個人的にはそんなにデータ使わないし、月間300GBレベルと考えればかなり大容量。ほぼ無制限で、UN-LIMITの名前は嘘じゃないですね。これも楽天モバイルにする理由です。
モバイルWi-Fiがいらないんですよ。とにかくiPhoneでテザリングすればOK。
MNPせずに楽天の新しい番号にした
今回はMNPしませんでした。なぜかというと、新しいサービスなので、テストという意味で新規発番のお試し感覚で楽天モバイルと契約したから、楽天にMNPで乗り換えたわけじゃないんですよ。
以前のMVNOは9月まで使っていて、そのあと楽天モバイルでいけるだろうと思って、新規の電話番号の楽天モバイルを使うことにしました。この回線は無料なので、MNPで新たに乗り換えると2回線目は無料になりません。
なので1年間無料の楽天モバイルに新しい番号で乗り換えたわけです。
iPhone SEで楽天モバイルに乗り換え→割と快適
保証対象外のiPhone SE(第2世代)ですが、楽天モバイルを使っています。わりと良いですね。
楽天モバイルのSIMカードはアクティベーションが済んでいるものをiPhone SEに入れています。
まずAPN設定とVOLTEオン
iPhone SEではAPN設定が自動ではないので、SIMカードを入れても自動設定されません。これは、他社MVNOで、構成プロファイルのダウンロードとインストールが必要なのと同じようなものです。
iPhone SE(第2世代)で楽天モバイルを使うには、以下の通り。
- 設定→モバイル通信→通信のオプション→音声通話とデータ→LTEにチェック
- 設定→モバイル通信→通信のオプション→音声通話とデータ→VoLTEをオン
- 設定→モバイルデータ通信ネットワーク→モバイルデータ通信→APNに、rakuten.jpを入力
- 設定→モバイルデータ通信ネットワーク→インターネット共有→APNに、rakuten.jpを入力
この4つですね。そんなに難しくないと思います。楽天モバイルは、キャリアのところが4GではなくLTEと表示されます。
iPhone SEでパートナー回線へ自動切り替えする
公式サイトでは、iPhone SE(第2世代)はパートナー回線と楽天回線の自動切り替えは無理、と書いてありますが、筆者が確認すると、iPhone SEでもパートナー回線と楽天回線は自動で切り替わった感じがします。
切り替わりますとはっきり書けないのですが、電車に乗っていて、パートナー回線エリアから楽天回線エリアに入った時に、何もしないでそのままの状態でスピードテストをしても、データ量が減りませんでした。
なので楽天回線の電波は自然とキャッチしているのではないかと。ただ、これは保証対象外なので、確実なことは言えません。パートナー回線エリアでも楽天モバイルは快適に動作しますよ。
iPhone SEでもパートナー回線でSMSが届く
これは、確かにiPhone SE(第2世代)でも、パートナー回線でSMSが届きました。2020年10月2日に埼玉県川越市に行ってきたんですが、パートナー回線でした。立川もパートナー回線ですね。川越で試したらSMSを受け取れたので、iPhone SE(第2世代)でもOKです。
SMSは、Rakuten Linkによるものですね。ただ、これも保証対象外の動作なので、確実なことは言えません。試した限りは、パートナー回線エリアの楽天モバイルでもSMSは問題ありませんでした。ちなみにiOSのバージョンは14.0.1ですね。
楽天モバイルの速度
iPhone SEで楽天モバイルを使った時の速度。速いです。
昼過ぎの速度はこちら。
お昼でも速度は落ちていません。これは、測定場所が自宅で、楽天回線の電波状況が良いのでわりと安定して高速接続できます。
パートナー回線だと10Mbps台の時があるので、上記の速度がどこでも出るとは言えないですが、格安SIMと同じではありません。MNOとして十分高速な通信が期待できます。
テザリングも快適にできる
テザリングも問題ないですね。ていうか、モバイルルーターを持つのをやめて、楽天モバイルでテザリングすれば楽天回線エリアで無制限データ通信できるので、モバイルWi-Fiは必要ありません。
パートナー回線エリアでも、仕事などで少しデータ通信する程度なら、5GBでもなんとかなるんじゃないですかね。
Rakuten Linkで通話無料がイイ
iPhone SEでも無料通話ができるRakuten Linkが使えます。Rakuten Linkによる通話は電話代がかかりません。これがイイですね。正確には、ほとんどの電話番号の通話料金がかからなくて、一部、0570から始まるナビダイヤルに料金がかかります。
ただ、ナビダイヤルは技術的な仕様なのかもしれません。普通の03などから始まる電話番号は本当に無料ですね。
チャットソフトやビデオ会議システムなどで無料通話ってできるんですが、普通に電話番号で相手にかけても電話代が本当にかからないので、これは重宝しそうです。Rakuten Link使うだけでも楽天モバイルにする価値があると思います。
楽天回線エリアに住んでるなら将来的な投資になる
投資っていうか、まだ料金払ってないですけど、新しいキャリアを使えばその分将来的に携帯料金の引き下げにもつながると思います。
携帯キャリアが強気になってつけあがることは、ユーザーにいいことがありません。3大キャリアのような殿様商売を許していると、いいことが何もないので、楽天モバイルは積極的に使いましょう。
楽天回線エリアに住んでいるなら、データ通信無制限、Rakuten Linkアプリで通話料も無料なので、良いキャリアさんですよ。筆者もまさかメインの携帯を楽天にするとは思いませんでしたが、楽天モバイルはかなり使えるので推奨できますね。