「WiMAXのモバイルルーターが到着したけど、どうやって充電すればいいんだろう?」
「WiMAXのモバイルルーターで良い充電の方法はあるのか?」
このような疑問にお答えします。
WiMAXのモバイルルーターが届いたときに気になるのは充電器が同梱されていなく、急速充電器は別売りなことです。
USBケーブルがあっても、iPhoneなどで使っているおまけの低出力ACアダプタでは充電に時間がかかります。
一口に充電と言っても、現在では様々なデバイスを充電することがあります。スマホは一日一回は充電する、という方はたくさんいるでしょう。
ノートPCであれば充電アダプターは必ずと言っていいほど添付されていますが、デバイスによっては不親切にもACアダプタも何もないことがあります。
WiMAXのモバイルルーターしかり。
そこで、モバイルルーターの公式急速充電器ではない充電環境について解説します。
目次
WiMAXモバイルルーターの充電方法
モバイルルーターにはUSB-Cケーブルが必要
現在、WiMAXモバイルルーターの充電に使うUSBコネクタはUSB Type-Cが用いられています。
USB-Cのコネクタ
WX06などのNEC製モバイルルーターにはUSB-Cケーブルが添付されています。
W06などのファーウェイ製には添付されていません。ファーウェイ製端末を選んだ場合や、WXシリーズでも、もっと急速充電に対応した品質の良いケーブルにしたいと思うことがあります。
そこで取り上げたいケーブルはAnkerのPowerLine USB-C USB 3.0 ケーブル。
AnkerはGoogle出身のエンジニアが設立しただけあって、品質は折り紙つきです。
このような充電メーカーのケーブルは、普通のUSBケーブルと違ってケーブルが太くてしっかりした造りになっており、耐久性もあります。
そしてケーブルの抵抗も低く最小化されているようで、充電の効率は良いと言えます。
なぜバッテリーメーカーの急速充電器を使うのか
そして今回のテーマである急速充電器(USB ACアダプタ)。WiMAXのモバイルルーターには充電器は付いてなく、急速充電器は別売りで2,980円です。
この公式の急速充電器ではなく、100円ショップにある急速充電器を使う手もあります。
しかし、近くに100円ショップがない、あるいは100円ショップの充電器では熱が出て不安がある、という人もいると思います。
そこでバッテリーメーカーの急速充電器を使う理由は以下の通り。
- 過充電保護機能がある
- 本体が熱くならない
- 充電効率が良い
- 公式の急速充電器に比べて安い
基本的にバッテリーメーカーの急速充電器は、単に充電する機能だけではなく、充電のためのシステムが備わっていることが多いです。
つまり、保護機能によって充電する機械を過充電することなく、充電し過ぎることがありません。そしてアダプタが充電に最適化されているので、2.4Aで供給も効率良く造られています。
さらに公式の急速充電器より1,000円以上安いです。
モバイルルーターに最適な急速充電器
ではメーカーの急速充電器を紹介します。
一つ目はRAVPowerの24W USB充電器 RP-UC11。Amazonでもベストセラーになっています。
独自技術のiSmartで、デバイスに応じて自動的に最適な電流で出力するそうです。24W、2.4Aの出力が2個あるのでモバイルルーターの充電をしながらスマホなどのデバイスも同時に充電できます。
iPhoneに付いてくるおまけのアダプタは、1Aなので充電に時間がかかります。モバイルルーターでそのような1Aのアダプタを使うと充電に5,6時間かかってしまうので、2.4Aなら2時間くらいで8割以上充電できます。
RAVPowerならAnker製品より少し安くて良いものを入手できます。Amazonタイムセールで1,000円ちょっとになる時もあります。小さくて軽くてコンパクトです。
もう一つはAnkerのPowerPort 2 Elite。Ankerの製品は造りが良くて、衝撃に強い耐久性を持っています。
基本的にはRAVPowerと同じように、24Wで2.4Aの出力が2個あります。
多重保護システムでサージ保護やショート防止、そして温度管理ができるので、急速充電器として安心の性能と言えます。Ankerであれば間違いないでしょう。
RAVPowerより少し高めですが、製品の質でこちらを選んでもいいと思います。
フル充電は避ける
目当ての充電器を見つけたら、どうやって充電したらいいでしょうか。
一般的に、リチウムイオンバッテリーは充電し過ぎても、残量がゼロになっても良くないようです。
つまり、バッテリー残量が0%や、100%という状態が良くなくて、特に0%はバッテリーの寿命を著しく低下させるようです。
100%のフル充電もあまり良くないようで、80%や90%程度が良いと言われています。なので充電時間を考えてバッテリー残量表示が本体で確認できるなら8割9割充電できたら充電するのをやめてもいいです。
大体20%~80%程度で運用していると、バッテリーが長くもつようです。
バッテリーが消耗した場合の方策
WXシリーズはバッテリーが交換できる
NECのWXのモバイルルーターならバッテリー交換できます。
なのでもしバッテリーが消耗してきた、またはバッテリーが膨らんできたという場合はWX04~06は共通なので NAD34UAAというものを選んでおけばOKです。
ファーウェイ製ルーターの場合
ファーウェイ製のWシリーズはバッテリー交換できません。
なのでバッテリーが消耗してきたら、思い切って最新機種にするか、auショップに行って有償修理にする必要があります。
ショップで有償修理する場合は、保証書や本人確認書類が必要です。
または、最新機種で状態のいい中古を手に入れるということもできます。ただ、中古のモバイルルーターは確実に使用したものなので、バッテリーの状態も最新ではありません。
フリマだと安く手に入れることができますが、保証がないので注意が必要です。中古品を扱うショップなら3か月保証などがあるので、買取ショップを利用してもいいです。
バッテリーメーカーの急速充電器で素早く充電する
以上のように、USB-Cケーブルがない場合はAnker製品などを使うと、ケーブルの品質も良くて充電効率も高くなります。
ケーブルはさほど差がないと思いがちですが、充電時間そのものよりも耐久性や取り回しなどで質が違うので、安価に高品質なケーブルでWiMAXを運用できます。
そして急速充電器は100円ショップなどのものでもいいですが、バッテリーメーカーの急速充電器なら充電中の給電の安定性や熱を帯びない品質のものがあります。
1,000円少ししますが、USB ACアダプタに1,000いくら払うことが安いと取ることができれば安心して質の高い運用ができます。
少なくとも公式の急速充電器より安いので検討してもいいでしょう。