各機関がX(旧Twitter)の利用を停止しています。
ドイツなどで60超の大学や研究機関がXを使って発信するのをやめたようです。
一体何が起きてるんでしょうか。
目次
Xの利用停止相次ぐ―ユーザーはどうすればいいのか
ドイツなどで60超の大学と研究機関がX停止
報道によると60以上の大学や研究機関が「自分たちの価値観と相いれない」と言って利用を中止。
その背景にはオーナーのイーロン・マスク氏による政治的な発言がある。
まあやっぱりこれですよね。
以前からそうなんですが、プラットフォームの目的が政治的なものになってるからなんです。
他の事例
英紙ガーディアンも去年11月に「Xは有害」と強烈な言葉を残して投稿を停止しました。
英国の大学でも利用停止が相次いでいて、理由はやはり政治問題。
ブラジルでもサービスの停止をマスク氏に求めています。ブラジルでは偽情報が原因。
TwitterXが荒れる理由
荒れる理由は先ほどから明らかなように政治的発言。
どうしてこれ程まで話題になるかというと、米国でも言論の自由がないからです。
あるジャーナリストは「米国ではXしか言論の自由がない」と述べているようです。
要は日本と同じで、新聞やテレビなどの既存メディアは真実や必要な情報を流さないんですね。
または偏向報道など偏った、あるいは思い込みがメディアを支配している。
なので言論の自由を求めてマスク氏などが「SNS vs “企業・ロビイスト・政治団体”」の構図を繰り広げているわけです。
乱立するSNSの状況
最近はメタのThreadsがユーザー数3億人を獲得、旧Twitter社内から作られたBlueskyに移るユーザーも1000万人超。
日本では国産SNSミクシィが復活。
そしてtiktok。これが米国で人気。ただtiktokも米国で規制しようとする意見がある。行方は不透明。
外国のアプリを使うのをやめさせようとは、どこの何が自由なんでしょうかね笑。
「昔のインターネッツは良かった…」と言われないために
こういうわけで米国で「昔のインターネッツは良かった…」と言うユーザーが81%だと。
リアルで闘争、ネットも闘争。
日本では米国で起こっていることが小規模に起こります。英国もそう。
「昔のインターネッツは良かった…」と言われないためには、ユーザー自身がアクションする必要があります。
いつでも90年代風の某俳優のホームページに戻ることができますよね。IPv6対応で表示も爆速。
そういうことで自衛するしかないんでしょうかね。
本当に必要なインターネッツをやれ
実はSNSがなくても生きられます。
ここで争いの原因は、言いたいことを言える媒体がなくなってきたこと。
一方で言いたい放題の困った媒体ならプラットフォーマーに存在を消されるし、一般人はそこを離れます。
究極のプラットフォームは独自ドメインのWebサイトと独自ドメインのメール。
でもそんな時代には戻れないので、この状況で本当に必要なことに時間をかけたいですよね。
昔のインターネッツは良かった…!?