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【解説】ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?

2020年10月16日 最終更新日:2023年9月10日

「ドコモ光でIPv6を導入すると速度は上がるの?」

「ドコモ光でIPv6対応のプロバイダはどこがいい?」

今回は、ドコモ光を契約する時にIPv6対応プロバイダだと速度は上がるのか、という疑問にお答えします。

ドコモ光は、携帯がドコモの場合、光回線をドコモ光にすると携帯料金が安くなる光コラボです。ドコモユーザーなら真っ先に検討したいですよね。

次世代技術であるIPv6を使った時に、回線速度はどんな風になるのか。

 

目次

  • 1 ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?
    • 1.1 結論から言うと速い場合がある
    • 1.2 元々IPv6は高速化技術ではない
    • 1.3 VNE事業者によって速さが違う
    • 1.4 IPv6(IPoE)が速いその他の理由
  • 2 IPv6で次世代のインターネットに対応する

ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?

ドコモ光でIPv6を使った時、インターネットの速度にどういう影響があるでしょうか?

 

結論から言うと速い場合がある

結論から言うと速くなる場合があります。

場合があるというのはそれほど変化しない、あるいは速度が落ちることもあるので、一概にすべての通信状況が良くなるわけではありません。

ユーザーはプロバイダのネットワークに直接接続しているわけではなく、NTT回線のNGNを通してプロバイダに接続し、インターネットに繋げているからです。

プロバイダネットワーク図

なので、都道府県単位でネットワークを構築しているNTTのNGNの環境によっては、そう変わらないこともあります。

ではなぜ、速くなる場合があるか。

IPv4 PPPoEのネットワークは、網終端装置というネットワーク機器を使い、これは以下の制約があります。

  • ユーザーのセッション数に限りがある
  • 設置台数を増やすのが難しい
  • インターフェースは1Gbps

網終端装置はプロバイダにとって自由度が低く回線増強しにくい、そして機械の性能もあまり良いと言えないようです。

IPv6ネットワークだと網終端装置ではなくゲートウェイルーターを通してプロバイダネットワークに接続。

網終端装置とVNEネットワーク図

こうすることによって、シンプルなIPv6(IPoE)ネットワークを使い、増設可能なゲートウェイルーターを使うので、もしNTT側のネットワークが混雑している場合、IPv6(IPoE)にすると混雑状態を回避できる可能性があるのです。

 

元々IPv6は高速化技術ではない

IPv4アドレスが足りないのでIPv6を使う必要があります。

IPv4アドレスは2進数で32ビット、10進数なら210.141.79.XXXなどになります。これはアドレスの数が約43億個になり、全地球規模だとアドレスは不足。

IPv6アドレスとIPv4アドレス

もうすでに、日本ではJPNICが新規のIPv4アドレスの割り当てをしていないので、徐々にIPv6アドレスに移行しなければいけない状況。

ただ、IPv4アドレスの枯渇に対応することだけじゃなく、結果的にIPv6で余裕のある大容量ネットワークを構築することができるので速度改善にも寄与します。

 

VNE事業者によって速さが違う

NTTのフレッツ光を使った光コラボレーションでは、IPv6(IPoE)を使うのにVNE事業者のIPv6ネットワークを使うのが一般的です。

VNE(Virtual Network Enabler)とは、ユーザーに対して仮想的にIPv6を提供する事業者のことで、IPv6ネットワークをプロバイダに卸提供し、プロバイダの代わりにIPv6ネットワークを運用保守しています。

VNE事業者を使ったIPv6ネットワーク図

このVNE事業者によって、回線のパフォーマンスは変わってきます。代表的なVNE事業者は以下の通り。

  • JPIX
  • BBIX
  • MFEED

JPIXは中立的で多くのプロバイダが資本参加しているので、プロバイダにとって安く都合が良いVNE事業者。

BBIXはソフトバンク系列でソフトバンク専用でしょう。

MFEEDはIIJ系列。MFEEDのtransixは主にIIJですが、NTT系プロバイダやexciteなども使っています。

一番品質に力を入れているのはかもしれませんが、一番コストが安く汎用的なのはJPIXかもしれません。

v6プラスを採用しているプロバイダは多く、安心してIPv6の高速インターネットができますね。

水曜日夜間の速度 水曜日午前の速度 水曜日午後の速度 木曜日夜間の速度

上記はDTIですが、v6プラスなので速度の参考になると思います。

 

IPv6(IPoE)が速いその他の理由

IPv6(IPoE)が速くてパフォーマンスが良い他の理由として以下が挙げられます。

  • IPoEによるシンプルな接続
  • ユーザー認証をしていない

IPoEはIP over Ethernet、つまりイーサネットでそのままインターネット接続する技術。

PPPoEはIDとパスワードが必要でしたが、IPv6(IPoE)はルーターを繋ぐだけでインターネット接続できるんですね。

PPPoEのような複雑じゃないので、ユーザーも事業者も負担が少ない接続になります。

 

IPv6で次世代のインターネットに対応する

ドコモ光のIPv6は、NTT回線で違うネットワークを使うので速度が上がる可能性もある事が分かりました。

IPv6はIPアドレスの枯渇に対応するためのものですが、結果的に速度改善に寄与することもあります。

可能性の話なので速度に影響がないこともありますが、最新のネットワーク機器でシンプルなネットワーク。

IPv6は将来的な投資にもなります。

IPv6接続そのものがIPv6への移行を促進することに繋がり、動画配信サイトでもIPv6が優先されます。今後はIPv6がデフォルトになっていくでしょう。

IPv6を推進すれば速度も高速安定、ますます快適なインターネットライフを送ることができるでしょう。

関連

Filed Under: 固定回線 関連タグ:@nifty, IPv6, v6プラス, ドコモ光, 光コラボ

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データセンター案件でIT業界に潜り込み→キャリアのプロバイダー運用でエンジニアっぽいことをして長期離脱後、サーバー/ネットワーク運用保守現場を転々としてログアウト。現在はギグワークしながらすべてのインターネットユーザーの皆様に情報発信しています。
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