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【解説】ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?

2020年10月16日 最終更新日:2022年8月28日

「ドコモ光でIPv6を導入すると速度は上がるの?」

「ドコモ光でIPv6対応のプロバイダはどこがいい?」

今回は、ドコモ光を契約する時にIPv6対応プロバイダだと速度は上がるのか、という疑問にお答えします。

ドコモ光は、携帯がドコモの場合、光回線をドコモ光にすると携帯料金が安くなる光コラボです。ドコモユーザーなら真っ先に検討したいですよね。

そんな時に気になるのは、次世代技術であるIPv6を使った時に、回線速度はどんな風になるのか。本当に速度が速くなるのか、それともならないのか、実際のところを知りたいと思うはず。

では、ドコモ光でIPv6接続をした場合、速度は速くなるか、そしてIPv6対応のおすすめプロバイダを取り上げます。

 

目次

  • 1 ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?
    • 1.1 結論から言うと速い場合がある
    • 1.2 元々IPv6は高速化技術ではない
    • 1.3 VNE事業者によって速さが違う
    • 1.4 IPv6(IPoE)が速いその他の理由
    • 1.5 IPv6にすると速いと煽る理由
  • 2 IPv6で次世代のインターネットに対応する

ドコモ光のIPv6を導入すると速度は上がるのか?

ドコモ光でIPv6を使った時、インターネットの速度にどういう影響があるでしょうか?

 

結論から言うと速い場合がある

結論から言うと、速くなる場合があります。場合があるというのは、それほど変化しない、あるいは速度が落ちることもあるので、一概にすべての通信状況が良くなるわけではありません。

なぜかというと、ユーザーはプロバイダのネットワークに直接接続しているわけではなく、NTT回線のNGNを通してプロバイダに接続し、インターネットに回線を繋げているからです。

プロバイダネットワーク図

なので、都道府県単位でネットワークを構築しているNTTのNGNの環境によっては、そう変わらないこともあります。

 

ではなぜ、速くなる場合があるのでしょうか?

IPv4 PPPoEという従来型のネットワークは、NTT回線において網終端装置というネットワーク機器を使い、これは以下の制約があります。

  • ユーザーのセッション数に限りがある
  • 設置台数を増やすのが難しい
  • インターフェースは1Gbps

簡単に言うと、網終端装置はプロバイダにとって自由度が低く、回線増強しにくい、そして機械の性能もあまり良いと言えないようです。

そこを、IPv6(IPoE)ネットワークを使うことによって、網終端装置ではなくゲートウェイルーターを通してプロバイダネットワークに接続する方法を取ります。

網終端装置とVNEネットワーク図

こうすることによって、シンプルなIPv6(IPoE)ネットワークを使い、増設可能なゲートウェイルーターを使うので、もしNTT側のネットワークが混雑している場合、IPv6(IPoE)にすると混雑状態を回避できる可能性があるのです。

 

元々IPv6は高速化技術ではない

IPv6はどんな目的で存在するのでしょうか?

簡単に言えば、IPv4アドレスが足りないのでIPv6という拡張された技術を使う必要がある、ということですね。

IPv4アドレスは2進数で32ビットの領域を使い、10進数で表すと210.141.79.230(例)などの数字になります。これはアドレスの数が約43億個になり、全地球規模だとアドレスは不足します。

IPv6アドレスとIPv4アドレス

もうすでに、日本ではJPNICが新規のIPv4アドレスの割り当てをしていないので、徐々にIPv6アドレスに移行しなければいけない状況です。

かと言って、IPv4アドレスをすぐにやめることができるかというと、できません。IPv4を使いながらIPv6に切り替える必要があります。サーバー運用をしている事業者などがネットワークの更新をすぐにできないからです。

ただ、IPv4アドレスの枯渇に対応することだけじゃなく、先述したように、結果的にIPv6で余裕のある大容量ネットワークを構築することができるので、速度改善にも寄与します。

 

VNE事業者によって速さが違う

NTTのフレッツ光を使った光コラボレーションでは、IPv6(IPoE)を使うのにVNE事業者のIPv6ネットワークを使うのが一般的です。

VNE(Virtual Network Enabler)とは、ユーザーに対して仮想的にIPv6を提供する事業者のことで、IPv6ネットワークをプロバイダに卸提供し、プロバイダの代わりにIPv6ネットワークを運用保守しています。

VNE事業者を使ったIPv6ネットワーク図

このVNE事業者によって、回線のパフォーマンスは変わってきます。代表的なVNE事業者は以下の通り。

  • 日本ネットワークイネイブラー(JPNE)
  • BBIX
  • インターネットマルチフィード(MFEED)

JPNEは中立的な立ち位置で、多くのプロバイダが資本参加しているので、プロバイダにとって安く都合が良いVNE事業者です。

BBIXはソフトバンク系列、MFEEDはIIJ(インターネット・イニシアティブ)系列です。BBIXはソフトバンク専用と言っていいでしょう。MFEEDのtransixは、主にIIJですが、NTT系プロバイダも採用していますし、exciteなども使っています。

 

一番品質に力を入れているのはMFEEDのtransixかもしれませんが、一番コストが安く汎用的なのはJPNEのv6プラスかもしれません。

何しろv6プラスを採用しているプロバイダは多く、DTIや@nifty with ドコモ光という代表的なプロバイダもv6プラスを活用してIPv6を提供しています。日本の代表的なプロバイダが採用しているなら、安心してIPv6(IPoE)による高速インターネットができますね。

v6プラスは高速で安定しています。

水曜日夜間の速度 水曜日午前の速度 水曜日午後の速度 木曜日夜間の速度

上記はDTIですが、v6プラスなので速度の参考になると思います。

 

IPv6(IPoE)が速いその他の理由

IPv6(IPoE)が速くてパフォーマンスが良い他の理由として以下が挙げられます。

  • IPoEによるシンプルな接続
  • ユーザー認証をしていない

IPoEは、IP over Ethernet、つまり家庭内LANのイーサネットでそのままインターネット接続する技術です。ユーザー認証をしていないというのは、PPPoEでIDとパスワードが必要だったのですが、IPoEだと回線認証なのでルーターを繋ぐだけでインターネット接続できるんですね。

このように、PPPoEのような複雑な処理をしないので、ユーザーとしても事業者としても負担が少ない接続をすることができます。

 

IPv6にすると速いと煽る理由

広告ではIPv6にすると速いと煽っていますけど、その理由は販売のためにIPv6にすると良い、というイメージを抱かせるためのものになっています。

実際、IPv6は速いです。使うネットワークが違うので確かに速い。

ただ、IPv6にすると必ず速度が改善するとか、必ずパフォーマンスが良くなるという保証はないですね。インターネットはベストエフォートであるという前提は変わりません。

ベストエフォートだけれども、プロバイダとしても責任を持ってネットワークを運用しているので、最新のネットワークであるIPv6を使っていることは良いことであると言えるかもしれません。

少なくとも、古いIPv4 PPPoEを使い続ける必要はないと言えるでしょう。

 

IPv6で次世代のインターネットに対応する

ドコモ光のIPv6は、NTT回線で違うネットワークを使うので速度が上がる可能性もある事が分かりました。

IPv6はIPアドレスの枯渇に対応するためのものですが、結果的に速度改善に寄与することもあります。それは可能性の話なので速度に影響がないこともありますが、最新のネットワーク機器を使ったり、あるいはシンプルなネットワークを使う事自体にメリットがあるかもしれません。

次世代のIPアドレス技術を使えば、将来的な投資にもなります。IPv6接続そのものがIPv6への移行を促進することに繋がりますし、動画配信サイトでもIPv6が優先されます。今後はIPv6がデフォルトになっていくでしょう。

IPv6インターネットを推進すれば、速度も高速で安定するし、ますます快適なインターネットライフを送ることができるでしょう。

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Filed Under: 固定回線 関連タグ:@nifty, IPv6, v6プラス, ドコモ光, 光コラボ

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