「光回線でIPv6対応のプロバイダを比較したらおすすめはどこだろう?」
「そもそもIPv6って何?」
今回は光回線でIPv6対応プロバイダのおすすめはどこか解説します。
IPv6はインターネット接続の次世代規格であり、IPアドレスの枯渇に対応するために開発されました。
IPv6はほぼ無限にIPアドレスを作ることができ、世界中のデバイスをインターネットに接続させることができます。
高速化できる可能性もあるので、IPv6対応プロバイダはどこがいいのか見てみましょう。
IPv6対応プロバイダの選び方
IPv6に対応している光回線プロバイダはどうやって選べばいいですか。回線選びは特に以下の項目が重要であると考えます。
- 携帯のセット割
- 縛りなし解約金なし
- キャッシュバック
- 新規工事費無料
- 他社違約金還元
- 速度の速いVNE事業者
- 地域によってはauひかり、NURO光も選択肢に入る
特に光コラボ+格安SIMのセット割+縛りなしがオススメ。そしてVNE事業者も考慮すると一段上のプロバイダ選びができます。
携帯のセット割がある
光回線も携帯もしくは格安SIMとセットにすれば割引になって請求も合算されます。
携帯キャリアはプランによって1,100円引きになることが多い。格安SIMの割引は数百円レベルですが、それでも嬉しいですね。
縛りなし解約金なし
光回線は2年契約が多いですが縛りなしの光回線もあります。この記事では料金が安くて、かつ縛りなしのプロバイダを取り上げています。
キャッシュバックがある
プロバイダの入会で嬉しいのは何と言ってもキャッシュバックですよね。
キャッシュバックのもらい方はプロバイダによって違い、銀行振込の場合や、普通為替が書留で送られてくる場合もあります。
プロバイダからメールをもらって手続きしないとキャッシュバックがもらえないことがあるので注意。
新規工事費無料がある
プロバイダによっては新規工事費が無料になることも。まったくの新規だけでなくADSLから光に移行するユーザーも嬉しい特典ですよね。
工事費無料のプロバイダは2年縛りが設定されていることが多いこと。縛りがあってもいいと考えるユーザーにおすすめです。
光回線は長期的に使うことが多いので2年縛りでも問題ないと捉えることもできますよね。
他社違約金還元がある
他社プロバイダを解約したときの違約金を還元してくれるプロバイダだと、より一層満足度が高まります。違約金を還元するプロバイダは少なく、この記事ではソフトバンク光を取り上げています。
違約金還元を受けるには、元々使っていた乗り換え前のプロバイダを解約した証明が必要。例えばマイページで見ることのできる請求明細のデータが使えますね。

明細はデータでも紙でもいいです。データはalt+Printscreenで画面のスクリーンショットを撮り、ペイントにCtrl+vで張り付けて保存します。
データか紙のコピーをプロバイダに送って承認されれば違約金還元を受けられます。申請してから約3か月くらい時間がかかりますが、気長に待ちましょう。
速度の速いVNE事業者を使っている
VNE事業者とは、光回線プロバイダがIPv6サービスを提供する時、プロバイダにIPv6ネットワークを貸し出す事業者のことです。
ユーザーはプロバイダと契約するのですが、実際に使うIPv6ネットワークはプロバイダではなく別の回線事業者のネットワークを利用することが多いです。

ここでパフォーマンスの良いVNE事業者を選ぶことができると、ストレスなくインターネットができます。
- DTI光:v6プラス
- ソフトバンク光:BBIX
- 楽天ひかり:クロスパス
- おてがる光:v6プラス
- IIJmioひかり:transix
上記のVNE事業者はどれも速度が速いです。
特定の地域ではauひかりorNURO光も選択肢に入る
auひかりのKDDI回線やNURO光の独自回線も速いのでメリットはあります。
一般ユーザーは2Gbps以上の速度を必要としません。HD 1080pの高画質動画でも必要な帯域は5Mbps。
しかし最近はデータ量が増えていることもあり、動画クリエイターや編集を専門とするエンジニアもいます。
なので2Gbpsや10Gbpsサービスのエリアに住んでいて扱うデータが大きいなら、auひかりやNURO光も選択肢に入ります。その場合集合住宅なら対応しているか調べておきましょう。
光回線のIPv6対応プロバイダ比較
IPv6プロバイダの選び方が分かったところで、料金やVNE事業者を比較できるIPv6対応プロバイダを比較してみます。
IPv6のVNE事業者はどこがいいのか
IPv6を使う上でユーザーが接続するネットワークは、VNE事業者のIPv6ネットワークです。このVNE事業者はどこがいいのでしょうか。
結論から言うと、以下のVNE事業者のIPv6がおすすめ。
- v6プラス(JPIX)
- BBIX
- クロスパス(アルテリアネットワークス)
- transix(インターネットマルチフィード)
どのVNE事業者も速いです。ここではv6プラスの速度を見てみます。
上記の速度は、左が午前中、右が夜間帯。v6プラスは日中に速度が速いのはもちろん、夜間帯でも速度が速い。
なので帯域を制御していないv6プラス、ソフトバンク光、クロスパスの楽天ひかりはストレスフリー。
BBIXを使ったソフトバンク光の速度は以下の通り。
BBIXも高速。
IPv6対応プロバイダの料金比較
前述の通り、速いVNE事業者を選ぶことがポイントです。v6プラス、BBIX、クロスパスは速い。では、その中から月額料金がお得なプロバイダを選びましょう。月額料金を比較した一覧は以下の通り。
プロバイダ | VNE事業者 | 月額料金 | |
戸建て | マンション | ||
DTI光 | v6プラス | 5,280円 | 3,960円 |
ソフトバンク光 | BBIX | 5,720円 | 4,180円 |
ドコモ光 | プロバイダによる | 5,720円(タイプA) | 4,400円(タイプA) |
auひかり | ー | 6,160円(ずっとギガ得プラン) | 4,730円(お得プラン) |
おてがる光 | v6プラス | 4,708円 | 3,608円 |
楽天ひかり | クロスパス | 5,280円 | 4,180円 |
IIJmioひかり | transix | 5,456円 | 4,356円 |
@TCOMヒカリ | v6プラス | 5,610円 | 4,180円 |
おてがる光とDTI光は契約期間の縛りなし。v6プラスが使えて低価格ならこの2つ。
ソフトバンク光は月額料金が普通ですがBBIXの「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」が使えます。
transixのIIJmioひかりもおすすめですが、IPv4がプライベートアドレスになるのでサーバー公開やVPN通信などに不具合が出る可能性もあるので注意してください。
光回線でIPv6対応のおすすめプロバイダ8選+1
前提条件が分かったところで、いよいよおすすめを見てみます。
- DTI光
- ソフトバンク光
- ドコモ光
- 楽天ひかり
- auひかり
- おてがる光
- IIJmioひかり
- @TCOMヒカリ
どれもこのサイトではおなじみですが、改めてどうしてこの8つなのか解説します。
DTI光
DTIはインターネット接続25年の歴史があります。
DTIがプロバイダですが、実際に使うネットワークはv6プラスのネットワークを使います。
回線速度は以下の通り。
大体、平均400Mbpsは出ていました。これならアップロードだけじゃなく配信などもばっちり対応。
そしてv6プラスは夜間帯も安定して高速通信することができる。
DTI光のスペックは以下の通り。
DTI光 | 戸建て | マンション | |
月額料金 | 5,280円 | 3,960円 | |
VNE事業者 | JPNE(v6プラス) | ||
契約期間の縛りなし | 〇 | ||
セット割 | DTI SIMセット割 | 165円引き | |
auセット割 | 最大1,320円引き | ||
キャッシュバック | ひかり電話あり | 19,000円 | 16,000円 |
ひかり電話なし | 15,000円 | 13,000円 | |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 | |
Wi-Fiルーターレンタル | ×(無線LAN付きホームゲートウェイは330円でレンタル可能) | ||
メールウイルスチェック | 〇(無料) | ||
セキュリティソフト | × |
DTIは光コラボの中でも良心的なプロバイダ。ポイントは以下の通り。
- 高いコストパフォーマンス
- IPv6はv6プラス
- 契約期間の縛りなし、解約金なし
- 工事費はキャッシュバックあり
月額料金はマンションタイプだと月額3,960円で使えます。
キャッシュバックはひかり電話ありなら工事費がほとんど戻ってきます。半年使うとキャッシュバックの案内が来るので、連絡先メールはチェックしてください。
注意点はWi-Fiルーター無料レンタルはないので、無線LAN付きホームゲートウェイをレンタルかルーターを自分で用意しましょう。
BBIXが速いソフトバンク光
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならソフトバンク光。
IPv6高速ハイブリッドはBBIXのIPv6ネットワークを使います。
BBIXは全国でIXを運営、データセンターも東京・大手町のブロードバンドタワーを筆頭に力を入れています。
IPv6を使うには光BBユニットが必要でレンタル料金がかかります。それでもIPv6なら快適。
具体的な回線速度は先ほども示しましたが以下の通り。
ここでは500Mbpsを確認。
光BBユニットは、最新のE-WMTA2.4だとビームフォーミング搭載でWi-Fi 6にも対応しています。

少し大きいですが、光BBユニット2.4でWi-Fiの安定性が向上してセッションが切れにくくなっています。
とりあえず光回線を始めたいという人でも簡単に高品質な自宅Wi-Fi環境を構築できますね。
スペックは以下の通り。
ソフトバンク光 | 戸建て | マンション | ||
月額料金 | 5,720円 | 4,180円 | ||
VNE事業者 | BBIX | |||
契約期間の縛りなし | ×(2年縛り) | |||
セット割 | おうち割光セット | ソフトバンク1,100円引き、ワイモバイル1,188円引き | ||
キャッシュバック | 工事費サポート | 派遣工事あり(工事費26,400円) | 1,100円×24ヵ月間割引または24,000円キャッシュバック | |
派遣工事あり(工事費10,560円) | 1,100円×10ヵ月間割引または10,000円キャッシュバック | |||
派遣工事なし(工事費2,200円) | ||||
違約金還元 | キャッシュバック最大10万円(他社モバイル端末の残債には42,000円) | |||
工事費 | 派遣工事あり(既設設備・光コンセントなし) | 26,400円 | ||
派遣工事あり(既設設備・光コンセントあり) | 10,560円 | |||
派遣工事なし | 2,200円 | |||
Wi-Fiルーターレンタル | 光BBユニットレンタル550円 | |||
メールウイルスチェック | 〇(有料:220円) | |||
セキュリティソフト | 〇(有料:BBセキュリティ) |
おうち割光セットは月550円の指定オプションが必要。
- 光BBユニットレンタル
- Wi-Fiマルチパック
- BBフォンまたはホワイト光電話または光電話(N)+BBフォン
Wi-Fiマルチパックは、光BBユニットのWi-Fiと公衆無線LANのBBモバイルポイントが使えるようになります。
そして工事費サポートがあって工事費は実質無料。毎月1,100円引きを選ぶと総額26,400円が戻ってきます。さらに他社プロバイダの違約金還元。
注意点は2年縛り、IPv6利用に光BBユニット必須。縛りのデメリットよりおうち割光セットとIPv6の速さのメリットを取りたいですね。

工事費無料が嬉しいドコモ光
携帯がドコモならドコモ光を使いましょう。いわゆる携帯キャリアの光コラボでは断トツで会員数が多いですね。ドコモユーザーが多いので光回線の第一選択肢になっています。
ドコモ光はプロバイダが一つではなく、24のプロバイダ(1Gbps)から選べるようになっています。24のプロバイダの中には先述したDTIもあるので、DTIを選べばIPv6はv6プラスのネットワークになります。
スペックは以下の通り。
ドコモ光1ギガ | 戸建て | マンション | |
月額料金 | タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
タイプB | 5,940円 | 4,620円 | |
単独タイプ | 5,500円 | 4,180円 | |
ドコモ光ミニ | 2,970~6,270円 | - | |
VNE事業者 | プロバイダによる | ||
契約期間の縛りなし | ×(2年縛り) | ||
セット割 | 〇 | ||
キャッシュバック | プロバイダによる | ||
工事費 | 無料キャンペーン実施中 | ||
Wi-Fiルーターレンタル | プロバイダによる | ||
メールウイルスチェック | プロバイダによる | ||
セキュリティソフト | プロバイダによる |
ドコモ光対応プロバイダの細かいスペックは別記事で解説します。
ドコモ光のメリットは工事費無料キャンペーンを実施していること。新規で光回線を引こうと思っているユーザーは工事しやすいですよね。
他にもWi-Fiルーターレンタルが無料のプロバイダがあることや、セキュリティソフトが期間限定で無料のプロバイダもあります。インターネット初心者には始めやすい光コラボと言っていいでしょう。
楽天ひかり
楽天ひかりを推奨できる理由は以下の通り。
- IPv6はアルテリアネットワークスのクロスパスを使う
- ポイントが貯まる
- セキュリティ1年無料
- メールアドレス10個無料
- メールウイルスチェック・迷惑メールチェック無料
スペックは以下の通り。
楽天ひかり | 戸建て | マンション | |
月額料金 | 5,280円 | 4,180円 | |
VNE事業者 | アルテリアネットワークス(クロスパス) | ||
契約期間の縛りなし | ×(3年縛り) | ||
セット割 | × | ||
キャッシュバック | ひかり回線のみ | 月額2,200円引き | |
ひかりと楽天モバイル両方加入 | 1年無料 | ||
工事費 | 派遣工事あり(屋内配線あり) | 19,800円(330円/月×60回) | 16,500円(330円/月×50回) |
派遣工事あり(屋内配線なし) | 8,360円(330円/月×26回 ) | ||
派遣工事なし | 2,200円(330円/月×7回) | ||
Wi-Fiルーターレンタル | × | ||
メールウイルスチェック | 〇(無料) | ||
セキュリティソフト | 〇(12か月無料) |
IPv6接続はアルテリアネットワークスのクロスパス。プロバイダの契約は楽天ひかりですが、実際に使うIPv6ネットワークはクロスパス。料金的にも低コスト。
注意点は縛りですよね。長期的に光回線を使いたいと思う人なら問題ありません。
独自回線で速いauひかり
携帯がソフトバンクでもドコモでもない、au使ってるよという人はauひかりを検討することができます。auスマートバリューなら携帯が最大1,100円引き。
スペックは以下の通り。
auひかり | 戸建て | マンション |
月額料金 | 6,160円(ずっとギガ得プラン) | 4,730円(お得プラン) |
VNE事業者 | ー | |
契約期間の縛りなし | ×(2年or3年) | |
セット割 | 〇 | |
キャッシュバック | 最大144,500円 | |
工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
Wi-Fiルーターレンタル | 〇 | |
メールウイルスチェック | 〇 | |
セキュリティソフト | 〇(月額330円) |
auひかりの特徴は一部地域で独自の光ファイバーが使えること。東京電力の旧TEPCOひかりの光ファイバーや、NTTのダークファイバーを使っています。
戸建ては1Gbpsだけでなく5Gbpsや10Gbpsのサービスもあり、ダークファイバーによって高速な接続を実現しています。
そしてauひかりはKDDI独自ネットワークを使っているのでVNE事業者を使っていません。
ただauひかりにはデメリットもあり、マンションタイプだと棟内で電話線を使ったVDSLタイプになることが多いです。
戸建てのホームタイプでは5Gbpsと10Gbpsがあるので、auひかりは対応エリアの戸建てに住んでいるユーザーにメリットがあるかもしれません。
正規代理店サイトから申し込むとキャッシュバック特典付き。KDDIとプロバイダ特典の他に代理店独自特典で高額キャッシュバックになっています。
最安のおてがる光
おてがる光の特徴は、何と言っても安さです。その上縛りなしなので自由に手軽にIPv6インターネットができる点がいいですね。
おてがる光を運営するエクスゲートはモバイルWi-Fiも提供していて、若い世代は知らない間にエクスゲート社のサービスを使っているかもしれません。
エクスゲートは90年代からある老舗プロバイダではなく、モバイルWi-Fi需要の高まりから業界に参入してきた新興企業ですね。自分たちで回線を運用するのではなく、あくまでも回線を借りて営業するスタイルです。
スペックは以下の通り。
おてがる光 | 戸建て | マンション |
月額料金 | 4,708円 | 3,608円 |
VNE事業者 | JPNE(v6プラス)IPv6は別途165円 | |
契約期間の縛りなし | 〇 | |
セット割 | × | |
キャッシュバック | Wi-Fiルータープレゼントまたは最大5,000円キャッシュバック | |
NTTグループカード支払いで500円引き×12か月 | ||
おてがるでんき同時加入最大2か月無料 | ||
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
Wi-Fiルーターレンタル | ×(無線LAN付きホームゲートウェイは110円でレンタル可能) | |
メールウイルスチェック | × | |
セキュリティソフト | × |
おてがる光はデフォルトのIPv4 PPPoEなら3,608円ですが、IPv6はオプションで165円の別料金がかかるんですよね。これがデメリットですが、それでもv6プラスのIPv6が使えます。
ひかり電話ルーターをレンタルすることもできますね。レンタル料はかかりますが、ルーターを用意する必要はないです。
契約期間の縛りなしなので、自由なインターネット契約になります。その上安いですね。本当にシンプルなので、手軽にv6プラスを使いたかったらおてがる光検討することができます。
プロバイダの元祖IIJmioのmioひかり
そうですね、インターネット回線にこだわりがあるならやっぱりIIJmioひかりになるでしょう。なぜかというと、IIJは日本で2番目のプロバイダであり、日本のインターネット接続のパイオニアだからです。
IIJのIPoEオプションは、インターネットマルチフィード(MFEED)のtransixを使います。transixはIPv6(IPoE)にDS-Lite方式を使い、v6プラスやBBIXとは違った技術でIPv6接続を行います。
DS-Liteに対応したルーターは少なかったのですが、最近ではELECOMやNECなどのルーターでも対応しており、NTTのONUもDS-Liteに対応したので使いやすくなりました。
で、そのmioひかりのIPoEオプションは、以前は800円の有料オプションでプロバイダ料金と合わせると月額料金がかなり高額でした。
それが今では無料になり、マンションタイプだと月額4,356円でIIJの高品質ネットワークを使えます。
スペックは以下の通り。
IIJmioひかり | 戸建て | マンション |
月額料金 | 5,456円 | 4,356円 |
VNE事業者 | インターネットマルチフィード(transix) | |
契約期間の縛りなし | ×(最低利用期間24か月) | |
セット割 | mio割(SIMセット割)660円引き | |
キャッシュバック | スタートキャンペーン6か月間2,706円引き | |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
Wi-Fiルーターレンタル | × | |
メールウイルスチェック | 〇(メールは有料オプション) | |
セキュリティソフト | × |
IIJmioひかりのセット割は、携帯ではなく光回線が割引になるので割引の幅が大きいですね。格安SIMだと660円も割引できないと思うので、IIJmioのSIMとセットにするとかなり通信費が安くなります。
IIJmioひかりの注意点は、IPv4アドレスがプライベートアドレスなのでサーバー公開などのポート開放ができません。VPNやゲームなどのサービスは使えないこともあるので注意しましょう。
キャンペーンもやっているのでIIJmio公式サイトから申し込んでください。
首都圏にも進出する地域系ISP@TCOMヒカリ
地域系プロバイダは全国で使えない?いや、そんなことはありません。インターネット黎明期に地方で続々と作られたプロバイダは、在京プロバイダにはないメリットもあります。
特に電力やガスなどのエネルギー企業はインターネットに早くから取り組んでいて、TOKAIコミュニケーションズもその中の一つ。
TOKAIコミュニケーションズが運営する@TCOMヒカリは、21世紀初頭のADSL時代の時も対応が早かったです。筆者は埼玉に住んでいた時にTCOMのチラシを見て初めてブロードバンドを申し込んだ記憶があります。
スペックは以下の通り。
@TCOMヒカリ | 戸建て | マンション | |
月額料金 | 5,610円 | 4,180円 | |
VNE事業者 | v6プラス | ||
契約期間の縛りなし | ×(2年縛り) | ||
セット割 | LIBMO SIMセット割 | 最大330円引き | |
auスマートバリュー | au携帯最大1,100円引き | ||
キャッシュバック | 回線新規契約+ヒカリ電話+テレビ+LIBMO | 37,000円 | 34,000円 |
回線新規契約+ヒカリ電話 | 29,000円 | 26,000円 | |
回線新規契約 | 28,000円 | 25,000円 | |
事業者変更(他社光コラボを利用中) | 25,000円 | 23,000円 | |
他社転用(フレッツ光を利用中) | 25,000円 | 23,000円 | |
IPv6対応 Wi-Fiルータープレゼント | キャッシュバックから-5,000円 | ||
月額割引 | 1,320円引き×12か月 | 990円引き×12か月 | |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 | |
Wi-Fiルーターレンタル | 〇(有料) | ||
メールウイルスチェック | 〇(有料) | ||
セキュリティソフト | 〇 |
@TCOMヒカリのVNE事業者はv6プラスなので高速。5年連続でRBB SPEED AWARDという賞をもらっているようです。
キャッシュバックの条件が6種類と月額割引もあって複雑な表になっていますが、オプションを付けないで新規契約だけでも28,000円のキャッシュバックですね。
@TCOMヒカリの注意点は、工事費無料キャンペーンが30回の分割払いにした場合に適用なので、無料にするには2年縛りを超える2年半使わないといけません。
とはいえ、Wi-Fiルータープレゼントがあったりauスマートバリューが使えたりして、オプションや割引が豊富なプロバイダと言えます。
以上がおすすめ8選のプロバイダでした。次はおすすめにプラスできる特殊な高速プロバイダを紹介します。
高速接続のNURO光
NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズが運営する超高速光回線で、一般的な1Gbpsを超える2Gbps以上でサービスを提供していることは有名です。
NTT東西のダークファイバーを使って効率よく伝送しているので、速度測定すると900Mbpsといった数字が出ることが多い回線ですね。ファンも多いです。
もちろん一般人に900Mbpsという帯域は必要ありません。500Mbps程度出ていれば十分すぎるくらいで、5Mbpsあれば高画質動画を再生できます。
とはいえ速度測定したときの快適さは他社を凌ぐので、回線を使っていて気持ちいいと思います。速いに越したことはないですからね。
NURO光の注意点は、工事が遅く2回に分かれること。中には開通まで1年待った強いユーザーもいるようです。さらにゲームのアップデートで速度低下することが話題になっています。
対応エリアに住んでいて大量のデータ通信をする場合、NURO光にして良かったと感じるでしょう。キャッシュバックも45,000円あったり、工事費実質無料の割引を受けることができます。
光回線はIPv6を使って快適にインターネットしよう
以上、IPv6対応のプロバイダはどこがいいのか見てきました。
IPv6は必須のオプションではありませんが、今後のインターネットを考えた場合利用を促進した方がいいと筆者は考えています。
プロバイダ選びのポイントは、できるだけコストを抑えてシンプルな接続にすること。
余計なオプションをつけないでコスパ良く回線品質を一定に保つプロバイダがいいですね。
プロバイダをコロコロ変える必要はありませんが、使っていくうちにどこがいいのか分かるのでよく選んでネットのスキルを上げていきましょう。