「楽天ひかりIPv6に対応するWi-Fiルーターはどうやって選べばいい?」
「楽天ひかりはなぜ契約すべきなのか?」
今回解説するのは、楽天ひかりのIPv6(クロスパス)に対応するWi-Fiルーターの選び方になります。
Wi-Fiルーターはたくさんあるのですが、楽天ひかりに接続するルーターにはどのようなものがあるでしょうか。自分に合ったルーターを選びたいと思いますよね。
楽天ひかりは、楽天モバイルを契約しているなら1年無料、楽天ひかり単体でも1年間2,000円割引なので、光回線導入のハードルは低いです。そこで楽天ひかり対応のWi-Fiルーターも高コスパなルーターを選びたい。
それでは、楽天ひかりのIPv6(クロスパス)対応Wi-Fiルーターは何がおすすめなのか、見てみます。
楽天ひかりIPv6対応ルーターの選び方
基本的に他社プロバイダとそれほど変わらない解説となりますが、新しいWi-Fiルーターは自動的に楽天ひかりに接続するものがあります。
公式が発表している自動接続対応ルーターの中から高コストパフォーマンスなものを選べばOKとなります。
値段が高いルーターを選ばなくていいのはなぜか
Wi-Fiルーターは1万円クラスの値段が高い製品を選んだ方がいいのでしょうか?
この疑問の解答は、環境による、となりますが、ほとんどの環境では下り866Mbpsクラスの廉価版ルーターでも高速で接続できることから、安いモデルでいいという結論になります。
なぜかというと、家庭内でインターネットに接続するデバイスが、同時に4台も5台もなる確率は少ないと判断できるからです。
なぜ同時接続する台数が多くないと判断できるかというと、現在の日本の世帯では核家族化が進んでおり、1950年代には平均世帯人数が5人でしたが、現在の平均世帯人数は2019年に2.39人となっているからです。
要は、家族の人数が少ない家庭が多いので、インターネットに接続するデバイスも同時に多くの台数にならないわけです。
例えば1733Mbpsと箱に書いてあるIEEE802.11acの高いルーターは、1台あたり433Mbpsの端末を4台接続して最高1733Mbpsになり、デバイスが多いほど有利です。
ですが、家族が2~3人もしくは一人暮らしなら、866Mbpsルーターで高速通信が2台くらいできればそれで十分なわけです。
ルーターの最高速度 | 同時に高速通信できる台数 | 値段 |
1733Mbps | 4台 | 高い |
866Mbps | 2台 | 安い |
チェック
1733Mbpsというのは、1Gbpsの回線で1Gbps以上の速度が出るわけではありません。高速通信できる4台のデバイスの合計速度が1733Mbpsとなります。これはMU-MIMOという技術です。
なので、世帯でネットを使うユーザーが2~3人なら、866Mbps対応で値段が安くて高性能なルーターを選べばいいわけです。逆にユーザーが5~6人なら1733Mbpsモデルを選んだ方が無難かもしれません。
楽天ひかりIPv6のクロスパス対応ルーターを選ぶ
楽天ひかりのIPv6は、回線事業者かつVNE事業者であるアルテリアネットワークスのクロスパスに対応している必要があります。
クロスパスというのはIPv6ネットワークのサービス名で、個人がアルテリアネットワークスのIPv6に接続する時はこのクロスパスを使います。
クロスパスの特徴は、インターネットマルチフィード(MFEED)が採用しているDS-Liteという方式のIPv6(IPoE)を使っていることです。
ここではDS-Liteまで解説しませんが、クロスパスはDS-Lite方式なのでWi-FiルーターもDS-Lite対応である必要があります。
最近のルーターは日本ネットワークイネイブラー(JPNE)のv6プラスや、OCNバーチャルコネクトだけでなく、DS-Liteにも対応しているルーターが出てきています。
楽天ひかりのIPv6ネットワークを図にすると以下の通り。
実際に使うネットワークは、アルテリアネットワークスのクロスパスになります。なのでクロスパス(DS-Lite)対応ルーターを選びましょう。
自動接続できる楽天ひかりIPv6対応ルーター一覧
楽天ひかりのIPv6は先行リリースとして手動でクロスパスを設定して接続させていたようですが、最近は楽天ひかり公式が自動接続できるルーターを公開しています。それを一覧にすると以下の通り。
メーカー | 型番 | 無線LAN規格 | アンテナ数 | 最大速度 | 高速同時接続台数 | 間取り |
NEC | WG1200HP4 | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
NEC | WG2600HP4 | IEEE802.11ac | 4×4 | 1733Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
NEC | WG2600HS2 | IEEE802.11ac | 4×4 | 1733Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
NEC | WG1200HS4 | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
NEC | WG2600HM4 | IEEE802.11ac | 4×4 | 1733Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
バッファロー | WSR-1166DHPL2 | IEEE802.11ac | 2×2 | 866Mbps | 2 | 戸建て2階建てマンション3LDK |
バッファロー | WXR-5700AX7S | IEEE802.11ax | 4×3 | 4803Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
バッファロー | WSR-3200AX4S | IEEE802.11ax | 4×4 | 2401Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
バッファロー | WSR-1800AX4S | IEEE802.11ax | 2×2 | 1201Mbps | 2 | 戸建て2階建てマンション3LDK |
バッファロー | WXR-6000AX12S | IEEE802.11ax | 8×8 | 4803Mbps | 8 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DX1200GR | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DX2033GR | IEEE802.11ac | 4×4 | 1733Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DAX1800GR | IEEE802.11ax | 2×2 | 1201Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DX1167GR | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DX1300GRN | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
IO-DATA | WN-DEAX1800GR | IEEE802.11ax | 2×2 | 1201Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
エレコム | WRC-1167GS2 | IEEE802.11ac | 2×2 | 867Mbps | 2 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
エレコム | WRC-X3200GST3 | IEEE802.11ax | 4×4 | 867Mbps | 4 | 戸建て3階建てマンション4LDK |
上記のルーターが、接続すると自動で楽天ひかりに繋がるルーターですね。この中から安くて高性能なものを選べばいいわけです。これを見ると、高速同時接続(MU-MIMO)が2台である867Mbpsのルーターが多いですよね。
3階建ての戸建てや部屋数が多いマンションはメッシュWi-Fiがいい
3階建ての戸建てや、マンションでコンクリートの壁が分厚い、壁が多いとか、明らかに電波の障害物が多い場合はメッシュWi-Fiのルーターがいいです。
メッシュはサテライトと呼ばれる専用中継器を使って電波を網目状に張り巡らすので、ルーターが部屋をまたいで離れている、または戸建てで1階から3階まで対応できます。SSIDが統一されるので単純な中継器とは違います。
メッシュWi-Fiのデメリットとしては、サテライトになる専用中継器を追加したり、セットのものを買ったりするのでコストがかかることです。
Wi-Fi 6対応ルーターはどう?
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)ルーターも動作確認をしているようなので、必要に応じて選択してもいいかもしれません。
Wi-Fi 6の特徴は、速度の速さとともに無線の安定性も向上しているようです。最新のWi-Fi 6を導入するのはアリですね。
Wi-Fi 6だとOFDMAという技術で多重接続が改善されているようです。特にデバイスが4台同時とか、それ以上の台数で同時接続するならWi-Fi 6の方が性能が良いと思います。
TP-Linkなどの海外メーカーのWi-Fi 6ルーターだとかなり速くなるそうです。しかし海外メーカーのルーターは日本のIPv6の方式に対応していない、対応していても手動設定が必要など、国内メーカーに比べて多少面倒になっています。
なので、Wi-Fi 6を買うなら国内メーカーのものをおすすめします。特に楽天ひかりはクロスパスなので、クロスパス対応であることが大事ですね。これからはWi-Fi 6が標準になっていきます。
次はいよいよ楽天ひかりIPv6であるクロスパスのおすすめルーターです。
楽天ひかりIPv6対応ルーターのおすすめ
楽天ひかり対応のおすすめルーターは何を選べばいい?
最新のWi-Fi 6高速同時接続4台のバッファローWSR-3200AX4S
まず最初に紹介するのは、Wi-Fiの最新規格であるWi-Fi 6対応ルーターのバッファローWSR-3200AX4S。
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応のWi-Fiルーターは、海外メーカーのものだと日本のIPv6に対応していないものが多く、TP-Linkなどの対応しているものでも手動設定が必要です。
なのでおすすめは自動接続できる国内メーカーになりますが、その中でもバッファローから発売されたスタンダードモデルのWSR-3200AX4Sはバランスが取れています。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) |
最高速度 | 2401Mbps |
アンテナ数 | 4×4 |
高速同時接続台数 | 4台 |
間取り | 戸建て3階建てマンション4LDK |
最新のWi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、そして4台同時に高速通信できて価格も1万円台前半なので、わりと買いやすいですね。ビームフォーミングなどの基本性能はもちろんあります。特に同時接続した時の速度が速いようです。
最近WSR-3200AX4SもWi-Fi EasyMeshに対応しました。Wi-Fi 6で、かつメッシュ対応になったので、3階建ての戸建てや部屋数の多いマンションでもメッシュなら繋がりやすいです。
他のメリットとしては、暗号化技術がWPA3に対応している点。Wi-Fiの暗号化も進歩を続けているので、一足早くWPA3対応機を導入することはいいことですね。
注意点としては、5GHz帯はWi-Fi 6ですが2.4GHz帯がWi-Fi 4(IEEE802.11n,g,b)になること。これについては、2.4GHzがプリンターなどのデバイスを繋げるのに使うことが多いので、それほど問題ないと思います。
Wi-Fi 6高速同時接続2台ならバッファローWSR-1800AX4S
一人暮らしでコンパクトな部屋に住んでいるけどやっぱり新しいWi-Fi 6でデータ通信がしたいと思うなら、バッファローのWi-Fi 6エントリーモデルであるWSR-1800AX4Sがおすすめ。
値段も下がってきて8,000円切ってきましたね。海外メーカーのWi-Fi 6と勝負できる価格になってきました。Wi-Fi 6を試してみたいというニーズにも応えることができます。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) |
最高速度 | 1201Mbps |
アンテナ数 | 2×2 |
高速同時接続台数 | 2台 |
間取り | 戸建て2階建てマンション3LDK |
高速同時接続台数が2台なので1~3人くらいまでを推奨。1LDKくらいならまず問題ないです。
性能もWPA3暗号化やビームフォーミング、バンドステアリングLiteなど揃っているので安心。筐体もコンパクトなので置き場所には困らないですよ。
注意点は3200AX4Sと同じように2.4GHzはWi-Fi 4(IEEE802.11n,g,b)ということ。プリンターなどを繋げるなら問題ありません。
そしてWSR-1800AX4SもWi-Fi EasyMeshに対応しました。メッシュ対応だと拡張性もあって安心ですね。
品質にこだわるなら NEC WX5400HP
NECが高機能ルーターを発売しました。Wi-Fi 6で、かつメッシュWi-Fiに対応し、Wi-Fi周波数の帯域幅が160Mhzのモデルです。
Amazonでは型番が違いAM-AX5400HP、一般のECサイトや量販店ではWX5400HP。
楽天ひかり公式のリストにはまだ掲載されていませんが、WX5400HPもクロスパスに対応しています。
5Ghz帯4ストリームで高速同時接続数は4台。一般的な家庭なら十分でしょう。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 6(IEEE802.11ax) |
最高速度 | 4804Mbps |
アンテナ数 | 4×4 |
高速同時接続台数 | 4台 |
間取り | 戸建て3階建てマンション4LDK |
このWX5400HPはWi-Fiを安定化させる機能てんこ盛りになっていて、以下の機能が使えます。
- メッシュWi-Fi
- ビームフォーミング
- オートチャネルセレクト
- バンドステアリング
- QoS
- ワイドレンジアンテナPLUS
- ハイパワーシステム
もしWX5400HPをリビングに1台置いて、その他の部屋で電波が安定しないなら追加のルーターを中継器として導入し、メッシュWi-Fiを構築できます。
さらにこのモデルは周波数の帯域幅が160Mhzなので、PCやスマホが160MhzのWi-Fiに対応していれば固定回線並みの速度が得られます。
つまりリンク速度1Gbpsなら速いと900Mbpsとか、他の2Gbpsを超える超高速回線だと1.5Gbpsくらいのスループットが得られるようです。
その代わり値段は18,000円前後と、わりと高めですね。それでも、国内メーカーの品質や信頼性を買いたいと思うユーザーも多数いるので良いと思います。
デメリットはやはりサイズ感。約46.5(W)×180(D)×180(H)㎜と、WX3600HPより小さくなりましたがバッファローのWSR-3200AX4Sよりはどうしても大きくなります。
Wi-Fi 5かつ手動設定ながら安くて高速なTP-Link Archer A10 Pro
個人的におすすめしたいルーターとしては、Wi-Fiルーター世界シェアNo.1のTP-Link。
中国のTP-Linkは日本での知名度がそれほど高くないですが、値段が安くて速いルーターを世界中に送り込んでいます。
Archer A10 Proは楽天ひかりのクロスパスに対応していますが手動対応が必要で、楽天公式の扱いは小さいですね。
でも、TP-Link製ルータの接続設定方法というページで設定方法が紹介されています。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 5(IEEE802.11ac) |
最高速度 | 1733Mbps |
アンテナ数 | 4×4 |
高速同時接続台数 | 4台 |
間取り | 戸建て2階建てマンション3LDK |
TP-Link Archer A10 Proはただ速いだけじゃなくて、Open VPNやPPTP VPNといったVPNにも対応していて、テレワークでオフィスのサーバーへVPN接続する使い方もできます。
コストパフォーマンスは相当高いですね。ビームフォーミングなどの安定機能はもちろんありますが、速いという口コミがかなり多いです。Wi-Fi 5だと安くて速いルーターになるんですよね。
暗号化機能はWPA3ですし、クロスパスでは使えませんがペアレンタルコントロールやアンチウィルスなどのHome Care機能もあります。
デメリットはサイズ感。普通に横置きだと場所を取りますし、Amazonで購入できる縦置きスタンドで縦置きにすると高さもあります。メッシュも非対応。
それでも、世界的なメーカーであるTP-Linkのルーターを使えばシンプルで強力なWi-Fiをすぐに構築できるので、ちょっとインターネットに詳しい人ならTP-Linkをチョイスしてみるといいかもしれません。
安いおすすめルーターはバッファローWSR-1166DHPL2
最近は5,000円前後、あるいは5,000円を下回る価格で高性能なWi-Fiルーターを購入することができ、バッファローのWSR-1166DHPL2は代表的な高コスパルーターになっています。
以前は、安いルーターだと電波の届く範囲が狭くて繋がりづらかったのですが、今のルーターはそんなことはありません。
そしてバッファローは、IIJとの協業で早くからDS-Liteに対応したWi-Fiルーターを販売していました。なのでDS-Liteによる接続は何も不安はありません。1~3人で使うのに向いています。
特に一人暮らしにおすすめ。安いのに速くて小さいですからね。Amazonのレビューも1万件を突破しました。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 5(IEEE802.11ac) |
最高速度 | 866Mbps |
アンテナ数 | 2×2 |
高速同時接続台数 | 2台 |
間取り | 戸建て2階建てマンション3LDK |
バッファローWSR-1166DHPL2は、IEEE802.11ac対応で、デバイス2台で合計866Mbpsの高速通信が実現できます。つまり、先述した通り1台当たり最高433Mbpsでデータ通信できるので、ノートPCやスマホを接続するのに十分な性能を誇ります。
iPhone SE(第2世代)で接続した場合、光回線なら速いと100Mbps~400Mbpsくらいは出ます。

上記の画像だと下り231Mbps、上り409Mbpsとか出ていて、かなり速いですよね。このくらいの速度だと大容量の動画データなども速くダウンロードできますね。
特に上りがいいので、配信用の動画アップロードも快適。本当に、バッファローは速いのにこんなに安くていいの?と思ってしまいます。
アンテナの性能としては、ビームフォーミングでデバイスに直接電波を向けることができるので電波は切れにくいです。
そしてMU-MIMO機能によって2台同時に高速通信ができます。前述の通り2台合計で866Mbpsということですね。
本体は小さいんですよ。

ソフトバンク光の光BBユニットと比較してもかなり小さいんですね。
あと、無線引っ越し機能で前に使っていたルーターからSSIDと暗号化キーを簡単に引き継げます。必要最小限のルーターなのでバンドステアリングなどの機能はありませんが、これ1台あれば十分高速なインターネット環境が整います。
戸建て2階建てマンション3LDKまで対応していて、実際に使うなら1LDK~2LDKくらいなら快適だと思います。
DS-Liteに対応するのが早かったバッファローのルーターを使えば特に不安はないと思います。
大家族向けで安いIO-DATA WN-DX2033GR
IO-DATAのWN-DX2033GRも安いのに高性能なWi-Fiルーターで、最大4台で同時に高速通信(1733Mbps)ができます。433Mpbs×4で、1733Mbpsということですね。
なので家族の人数が多い家庭に向いています。4台のデバイスが同時に接続しても高速なので相当な大家族の場合にメリットを感じることができます。
スペックは以下の通り。
無線LAN規格 | Wi-Fi 5(IEEE802.11ac) |
最高速度 | 1733Mbps |
アンテナ数 | 4×4 |
高速同時接続台数 | 4台 |
間取り | 戸建て3階建てマンション4LDK |
大家族という定義は特にこれというものはありませんが、成長した子供が何人もいて、親と子供が各自でスマホを持ったりPCを使ったりしてしかも同時にインターネット接続するような状況に対応できますね。
親子が同時にインターネット接続して4台のデバイスによる接続がぶつかり合うという状況もそれほど多くないと思われますが、子供が多ければないとは言えません。
WN-DX2033GRは、そのようなインターネットのヘビーユーザーなデジタル家族に最適です。まさに電脳家族と言えますが、21世紀なのでそういうこともあるかもしれません。
家族で一緒に観光地に行楽に行くというより、家でインターネットをヘビーに使うことの方が多いのが現在の状況と言えるかもしれません。
このルーターの注意点はサイズが大きいこと。幅も高さもあるので、もし小さいのがよければちょっと高額ですけどNECのWG2600HP4がいいですね。
クロスパス対応ルーターで1年無料の楽天ひかりを使おう
楽天ひかりに自動接続できるWi-FIルーターを見てきました。世帯の環境にもよりますが、かなりの大家族でなければ866Mbps対応の最大2台で同時に高速通信ができるモデルで十分だと思います。
もちろん1万円くらいポンと出して「いっちゃんいいやつ」を買うことができれば全然それでいいです。将来どうなるか分かりませんし、いいものが買うことができれば満足度も高いですし。
まずは高コスパなバッファローWSR-1166DHPL2あたりを買って、ユーザーが多くなった時に1733Mbpsモデルを検討しましょう。
楽天ひかり公式サイトで申し込むと1年無料、または1年間2,000円の割引を受けられます。
楽天ひかりを使うメリットとは
楽天ひかりのメリットとは具体的に何ですか。
楽天ユーザーでなくても使いたい
楽天ひかりは、楽天モバイルを使っていれば1年無料です。楽天モバイルは今300万人限定で1年無料なので、もし同時に加入した場合モバイルも光も1年無料なんですよね。
もちろん1年後に料金はかかるのですが、それでも楽天ユーザーはぜひ検討したいところ。
でも楽天ユーザーではなくても楽天ひかりにするメリットはあるのでしょうか?楽天ひかりのメリットをざっと挙げると以下の通り。
- 1年間月額料金が2,000円割引
- IPv6はクロスパス
- メールアドレス10個無料
- 受信メールウイルスチェック無料
- 迷惑メールチェック無料
- セキュリティ12か月無料
意外にプロバイダとしての基本的なオプションをそろえているんですよね。メールアドレスは容量200MBなので、ちょっと少ないですがサブのメールとして使うのはアリ。
ウイルスチェックや迷惑メールチェックも無料なので安心です。IPv6はクロスパスなので、他のVNE事業者と違って使っているユーザーも少ないですね。
何より楽天ひかり単体でも1年間2,000円割引なので、光回線を導入したいと思ったら気軽に申し込めるのがいいです。
IPv6のクロスパスは狙い目
楽天ひかりのIPv6はご存知アルテリアネットワークスのクロスパス。アルテリアネットワークスはメジャー系プロバイダではありませんが、分譲マンション一括導入型の光回線として定評のある回線事業者です。
UCOMという独自の光ファイバー事業者が現在も名前を変えて運営していて、都心方面に住んでいる人は結構前からアルテリアネットワークスの回線を使っているユーザーもいると思います。
クロスパスはDS-Liteという軽量化されたIPv4 over IPv6で、他にDS-Liteを採用しているのはインターネットマルチフィード(MFEED)というIIJ系のVNE事業者ですね。
IIJは日本で2番目のプロバイダで、その系列がMFEEDです。なので数少ない技術であるDS-Liteを採用している日本でも稀有なVNE事業者がアルテリアネットワークスということになります。
ユーザーにとってはインターネットができればいいのですが、あまり混雑していないネットワークが使えるのはメリットと言えます。
他のVNE事業者、例えばv6プラスはおそらくユーザーもだいぶ増えていると思いますので(それでも高速なんですが)、クロスパスを使ってIPv6でインターネットをするのは快適ですよ。
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Config Network | 【完全理解】楽天ひかりIPv6のクロスパスとは【1年無料】
注意点は3年縛りと工事費
楽天ひかりの注意点は、3年縛りと工事費が分割払いのみであること。3年縛りに関しては、3年以内に解約すると違約金10,450円。工事費は36回払いに変更されました。
これまでは工事費が50回や60回の分割払いにしていたので、3年後にもし解約すると工事費の残額を払う必要がありましたがそこは修正したようです。
とはいえ、3年以内に解約すれば違約金も残りの工事費も一括請求されるので気を付けておきましょう。ネット回線はこのパターンが多いですよね。最初は安いけれどもやめる時に高額な解約金を取るんですよね。
楽天ひかりIPv6対応ルーターを使って高コスパなネット環境を構築する
見てきたように、高コスパな楽天ひかりクロスパス対応ルーターを使うことによって、快適なインターネット環境をすぐに構築することができます。
IPv6(IPoE)は面倒なユーザー設定が必要ないので、ルーターを接続するだけで数百Mbpsの速度が出る光回線を楽しめますね。
ここは念を押して高コスパなルーターにしませんか。最近、コスパ、コスパってうるさいみたいに批判されていますけど、高コスパであることは重要で、無駄に高いルーターは必要ないんですよね。
言ってみれば10Gbpsの光回線も必要ない。超高いお金を払って無駄に10Gbpsとかの速度を必要とするユーザーはほとんどいません。
話がそれましたが、楽天ひかりを申し込んでコストを抑えながら品質の高いネットワークを使うことがポイントになりますので、この機会に楽天ひかりを検討して快適インターネットライフを目指しましょう。