光回線やADSLなどを合計したブロードバンド会員数が一番多い回線事業者はどこだと思いますか。そうです、携帯で有名なソフトバンクがブロードバンドシェアNo1であり、光回線を検討した時にソフトバンク光が候補になることが多いですね。
しかし実際にソフトバンク光を導入しようとする時、速度や安定性はどうなんだろうと疑問に思う時があります。特にSNSで調べると、繋がらないとか切れるといった、インターネット回線のネガティブな情報が書かれていたりするので不安になることもありますよね。
今回はソフトバンク光の速度と安定性はどのような評判なのか、また、筆者のレビューによる総評も交えてソフトバンク光の品質について解説します。
ソフトバンク光の「ネットが切れやすい」評判の現在
SNSを見ると、多いんですよね「ソフトバンク光切れやすい」という声が。
しかし回線に満足している人はそもそも騒がないので、どんなネット回線でも悪い評判が目立つようになります。ソフトバンク光も例外ではありません。
ただ、現在はユーザーのインターネットに対する知識やスキルが上がってきた傾向があるので、ソフトバンク光の批評もまともになってきたようです。
ソフトバンク光のかつての評判
ソフトバンク光は独自のホームゲートウェイである光BBユニットをレンタルする使い方が一般的で、多くのユーザーは市販ルーターを買わなくても光BBユニットですぐにインターネットに接続できるようになっています。
そして光BBユニットはIPv6による接続にも必須のアイテムになっているので、特にIPv6を目的とした接続では光BBユニットをレンタルしないといけません。
しかし光BBユニットのバージョン2.3まではWi-Fiの安定性を向上する技術が搭載されておらず、インターネットのセッションがよく切れる仕様になっていました。なのでソフトバンク光は切れやすいという声は本当だったんです。
ソフトバンク光を契約してから、接続がよく切れると思ってたら、やっぱそういう人が多いみたい。結局のところ、BBユニットが出してるwifiが弱いようで
上記の評判を見るとよく分かりますよね。光BBユニットのWi-Fiが弱い、つまりビームフォーミングやオートチャネルセレクトといった電波を安定させる技術がないので、結果的にソフトバンク光は良く切れる、繋がりにくい、という評判が多かったのです。
今はソフトバンク光が繋がりやすくなっている
今はどうかというと、光BBユニットがバージョン2.4になって安定化機能を搭載したので、Wi-Fi接続が繋がりやすくなっています。光BBユニット2.4は先述したビームフォーミングとオートチャネルセレクトを搭載して2020年にリリースされました。
これによってソフトバンク光に対する評価はうなぎ登り…かどうかは分かりませんが、接続が安定している評判をよく見かけるようになっています。
ソフトバンク光の光BBユニットをE-WMTA2.2からE-WMTA2.4に変えた。
めっちゃでかくなったけどWiFi6に対応してるし無線LANでも5Gにすればこんだけ出るようになった。それに電波の飛びも良くて家中これひとつで安定してる
上記の評判を見ると、電波の飛びが良くて安定しているようです。そう、光BBユニット2.4は最新のWi-Fi 6でもあるんですよ。Wi-Fi 6だと有線LANレベルの速度が出るので高速でデータ通信ができます。
なので、現在はソフトバンク光の評判は良いものになっていますね。接続が切れるという声は大半が自宅環境によるものなので、回線そのものは何も問題ありません。
光BBユニット2.4は高評価!
前述の通り、Wi-Fiの品質向上に役立っている光BBユニット2.4のおかげで、ソフトバンク光の評判は良いものになっています。特に光BBユニット2.4の効果を実感しているコメントが多いですね。
SoftBank光bbユニットを2.4最新のものに変えたら、ネット速度が劇的にスピードUPした
上記の評判は、光BBユニットを2.4に交換したら速度が劇的にスピードUPしたと報告していますね。
言うまでもなく光BBユニット2.4の一番のメリットは安定性です。ビームフォーミングやオートチャネルセレクトといった機能により接続品質が向上していることが重要。
ですが実際にWi-Fi 6によって速度が大幅に高速になっているのを見ると、光BBユニット2.4によってソフトバンク光の実力が底上げされていることが分かります。
いずれにしろ、光BBユニット2.4を使えばソフトバンク光の高速性や快適さをそのまま引き出せるので、現在のソフトバンク光はかなり安定して高品質になっていることは確かでしょう。
ソフトバンク光の速度はどんな評判か
前述の光BBユニット2.4の速度を見ると分かってしまいましたが、ソフトバンク光は高速なようです。しかしまず前提として、どんなネット回線でも「速い」と「遅い」両方の評判が存在します。
ここではソフトバンク光を含めたインターネット回線に、なぜ必ずと言っていいほど「遅い」という声があるのか、また、ソフトバンク光の速度は具体的にどのような評判なのか見てみたいと思います。
ソフトバンク光になぜ遅い評判があるのか
前述した通り、ソフトバンク光は特に問題なく速いスピードが出ます。これは光BBユニット2.4でなくても速いです。速いと言ってもユーザー宅によって違いはあり、400Mbps出るユーザーもいれば700Mbps出るユーザーもいます。
とはいえ、インターネット回線はベストエフォートなのであまり速度が出ないユーザーもいるかもしれません。なぜソフトバンク光は速度が遅いという評判が必ずあるのでしょうか。理由は以下の通り。
- ユーザーの認識不足
- NTT局舎の問題
- NTTの網終端装置の問題
大抵の「遅い」評判は上記が理由であることが多いです。どうしてかと言うと、ソフトバンク光のネットワークはNTTの先に繋がっており、パフォーマンスに問題ない時がほとんどだからです。

つまりプロバイダが原因で遅くなるケースはそのプロバイダの運用ポリシーによるところが大きいのです。
ソフトバンクに問題がなければ考えられる原因はユーザー自身。ユーザーの環境が古い、例えば10年前のWi-Fiルーターを使っていることがあります。または、Wi-Fiの電波が届きにくい場所にいる。
あるいはLANケーブルの規格が古いか、デバイスのWi-FiやLANの規格が古くてスピードが出ないこともあります。こうした問題は新しい機種にアップグレードすると解決することがほとんど。
そして次にNTTの問題。NTT局舎にある収容ルーターが混雑しているか、IPv4 PPPoE接続で網終端装置を使っていると速度が遅い可能性があります。つまりユーザーが直接接続しているネットワークがボトルネックになっているわけです。
このNTT回線の問題は結構あちこちで起こっているようです。特に地方だと一つのNTT収容に周辺地域のユーザーが殺到している可能性もあり、ルーターや網終端装置にアクセスが集中して遅くなります。
これらのことは地域の問題なので、筆者がソフトバンク光の速度測定をすると結果は以下の通り。
遅くないですよね。
時間帯によって遅い評判がある
とはいえ、ソフトバンク光にも時間帯によって遅い評判があります。特に夜は遅いという声が確認できますね。
ソフトバンク光は夜だとADSLより遅い。というかスマホのテザリング以下
やはりユーザー宅の環境に依存するということです。それは、宅内環境だったりNTT局舎の問題です。
評判からはどんな環境なのか分からないですし、NTT局舎のパフォーマンスもどのようなものか分かりません。しかし地域によっては夜間帯にネットワークが混雑することがあるようです。
ソフトバンク光の速い評判
結局のところ、宅内環境やNTT局舎の違いってプロバイダの速度とは関係ないと言えるんです。ソフトバンク光のネットワークはNTT回線の先にあります。なので、プロバイダまでのアクセス回線がまともであれば速度は普通に出るわけです。
「ソフトバンク光は遅い」とか「nuro光以外ありえない」的な記事ばっかり読んでたせいで不安だったけど、結論、ソフトバンク光はめちゃくちゃ速い。実家にいた時はWi-Fi環境悪すぎてしんどかったけど、引っ越してきてからソフトバンク光に切り替えてみてめちゃくちゃ快適になった
上記はソフトバンク光の速度が速い評判ですね。一番上のデータがソフトバンク光というわけでしょう。このような結果が一般的であり、宅内環境やNTT収容がまともなら数百Mbps出ます。
実家回線ADSL→光にしたらかなり速いわ
ソフトバンク光 IPv6接続 IPoE(IPv6高速ハイブリッド)の測定結果
Ping値: 25.3ms
下り速度: 601.34Mbps(超速い)
上り速度: 150.63Mbps(かなり速い)
上記もソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドの速度測定結果です。この評判では下りの速度が600Mbpsを超えていますね。有線LANかWi-Fiかは分かりませんが、有線LANで500Mbpsを超えれば十分、というかかなり速いと言えるでしょう。
先述したように、インターネット回線は常に「遅い」という発言があります。これはOCNバーチャルコネクトのようにプロバイダに原因があることもありますが、大体宅内環境やNTT収容が原因であることが多いです。
ソフトバンク光は普通に500Mbpsを超えてきますね。しかし速い回線をいちいち速いと言うユーザーは少ないので、どうしても遅いという声が目立つわけです。
ソフトバンク光IPv6の評判
IPv6というのはIPアドレスの新しいバージョンであり、IPv4アドレスの枯渇に対応するための技術です。つまり本来は速度となんの関係もありません。
じゃあなんでIPv6って騒いでいるのかと言うと、IPv6のデータ通信だとNTT回線の中で新しいルーターを通る経路になるからですね。つまり新しいネットワークなので速度が速くなる可能性があるわけです。
以下の評判を見てみましょう。
うわあああああああ!!!ソフトバンク光ipv6に変えたら下り速度約480倍になったよおお
上記を見るとソフトバンク光でIPv6に変えたら速度が480倍になったと言ってます。相当速くなってますけど、速くなったというより元々のパフォーマンスを発揮できているということです。
IPv4 PPPoEだとNTT収容ルーターから網終端装置を使ってプロバイダに接続しますが、IPv6だと網終端装置ではなくゲートウェイルーターになります。上記の評判はIPv6による効果が高いケースになりますね。
別の評判を見てみます。
SB光に変えたのだけど、あまりの早さに笑…今までのOCN光に比べて安くなった上にいらんほど早え
ソフトバンク光 IPv6接続 IPoE(IPv6高速ハイブリッド)の測定結果
Ping値: 8.0ms
下り速度: 704.14Mbps(超速い)
上り速度: 92.3Mbps(かなり速い)
上記は結構生々しい評判ですよね。OCN光に比べて安くなったうえに速くなっているようです。下り700Mbps超えています。
どうしてこうなったかというと、OCN光はIPv6を使ったとしてもVNE事業者がOCNバーチャルコネクトなので帯域制御で速度が出にくいからですね。
とはいえ、これらの評判を見てみるとソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドはIPv4からの切り替えの効果が高いことが分かります。契約したときのデフォルトはIPv4 PPPoEなので、IPv6高速ハイブリッドを申し込めば本来の速度になるわけです。
ソフトバンク光はIPv6にして本領発揮できる
いままで見てきたように、プロバイダとNTTのネットワークは別々であるということ。ソフトバンク光のネットワークは高速ですが、ユーザーが直接接続するNTTのネットワークが混雑していれば速度は出ません。
なので、ソフトバンク光は高速なのですが、それはIPv6接続が前提であること。IPv6はNTT回線で新しいネットワーク機器を使うので、結果的にソフトバンク光の実力が発揮されるというわけですね。
ソフトバンク光でIPv6を使うということはVNE事業者はBBIXです。BBIXはトラフィックが混雑しないように運用している(BBIX福智氏より)ので、高速接続できる可能性が高いですね。
ソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドは、もし有効じゃないなら接続方式変更のお申し込みのページから申し込むことができます。筆者は契約したときにIPv6を申し込む設定になっていました。勝手に有効化するかもしれません。
ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドは利用するのに光BBユニットが必須。光BBユニットはバージョン2.4でWi-Fi 6に対応し、ビームフォーミングなどを搭載して安定性が増しています。そしてIPv6接続で速度を高速化できる可能性が高いです。
BBIXのIPv6を使うなら、有線LANで500Mbps程度出るかもしれません。
具体的な速度は環境によって違ってくるので断言できませんが、混雑するポイントを回避できる可能性は高いですね。
ソフトバンク光は光BBユニット2.4で接続がおすすめ
以上、ソフトバンク光の速度と安定性に関する評判を見てきました。ポイントは光BBユニット2.4を使うこと。光BBユニット2.4で安定性の高いWi-Fiにすることができますし、ソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドは光BBユニットが必要です。

光BBユニット2.4を使うことによってソフトバンク光の実力が発揮できるようになると言っていいでしょう。光BBユニットは携帯が割引になるおうち割光セットの必須オプションですし、月額550円でレンタルできるなら費用対効果は大きいです。
もしソフトバンク光を申し込んでバージョン2.3の光BBユニットが来たら、サポートセンターに連絡して2.4を送ってもらってください。
筆者による総評
筆者もソフトバンク光をユーザーとして使用しています(2021年現在)。ネット上の評判だけでは分からなくて実際に使ってみると分かることもありますよね。
ここではソフトバンク光の使い心地やメリットを解説し、一方でデメリットはどのような点があるか言及してみたいと思います。
ワイモバイルとソフトバンク光の組み合わせは最強レベル?
おうち割光セットを利用したワイモバイルとソフトバンク光の組み合わせは、個人的に最強レベルなのではないかと感じているんですよね。
もちろん、人それぞれコスパの高いネット回線を使っていればそれが最強になるんですが、ワイモバイルの割引が1,188円ていうところがポイント。
ワイモバイルの割引1,188円はソフトバンク携帯の1,100円引きより高いんですよ。しかもワイモバイルの15GBプランであるシンプルMがおうち割光セットだと税込2,090円になり、しかも2021年8月からデータ容量の繰り越しが始まるんですよね。
携帯と光回線のセット割は他にもメリットのあるプロバイダがたくさんありますが、格安SIMのセット割だとSIMの割引額が200円とか少ないです。格安SIM自体が安いので大幅に割引することはできないですよね。
なので、携帯とのセット割を考慮するとソフトバンク光のコストパフォーマンスは結構高いのでおすすめできますね。IIJmioもコスパ高いですが、ソフトバンクもなかなかいいと感じます。
BBIXによるIPv6ネットワークがイイ…!
ソフトバンク光のメリットは、ワイモバイルとの割引だけでなくIPv6高速ハイブリッドによるネットワーク品質という点も挙げられますよね。これは速度の評判で取り上げた通り。BBIXが運用するIPv6ネットワークがいいですね。
色々なプロバイダが接続するv6プラスではなく、BBIXのネットワークを使ってインターネット接続するのが醍醐味。BBIXは他社にも開放していますが大手プロバイダはv6プラスを使うことが多いので、BBIXはほぼソフトバンク専用ネットワークと言っていいでしょう。
筆者が確認するところ、スピードは有線LANで下り500Mbps以上いきますし夜間帯の速度低下もありませんね。まったくパフォーマンスが落ちないというわけではないかもしれませんが、安定したネットワークだと思います。
回線増強でパフォーマンスを維持している
BBIXの中の人(福智COO)によると、BBIXのIPv6ネットワークは増強工事をしているのでユーザーが増えても混雑させないようにしています。まあ、これはどのプロバイダでも同じですが、BBIXはきちんとトラフィックの増加に対応していることがはっきりしているので安心ですよね。
特に現在は光回線の加入者が伸びているそうです。感染症の流行で自宅にいる時間が増えましたし、データ通信の安定性や使用するデータ量に上限がないことから光回線を申し込む人が増えているんですね。
なので、これからも増大するトラフィックに対応してパフォーマンスを維持できるBBIXネットワークを使っていれば、まず大丈夫だろうと考えることもできます。ネットワーク障害がまったく起きないわけではないかもしれませんが、信頼性は高いと言えるでしょう。
帯域制御をしていない
ユーザーが多いと帯域制御、つまり速度を落として調整するプロバイダがあるんですよね。OCNバーチャルコネクトは公平制御をやっています。あと、transixを使っているBB Exiciteなども公平制御をしているようです。
ソフトバンク光が使うBBIXネットワークは帯域制御を実施していません。少なくとも、夜間になると速度が制御されて50Mbps以下になるというようなことはないです。

回線事業者は帯域をできるだけ公平にしたいという考えが強く、WiMAXは3日10GB制限がありますね。スピードを公平にするために速度を調整することは理論として理解できますが、ユーザーとしては単に速度が遅くなって使いにくいだけです。
なので、帯域制御をしていないソフトバンク光は夜間帯でも速いスピードが出ますよ。
IPv6の独自仕様はメリットでありデメリットとなる
ソフトバンク光のIPv6は高速な接続ができるのでメリットがありますが、同時にデメリットとなります。IPv6高速ハイブリッドを使うには光BBユニットが必須なので、汎用的なブロードバンドルーターで直接接続できません。
市販ルーターはIPv4 PPPoEなら使えますが、IPv6で市販ルーターを使うにはブリッジモードにして光BBユニットに接続する形になります。
つまりIPv6接続には必ず光BBユニットを設置しなければならず、光BBユニットとルーターの2台体制になるのです。ONUを含めると3台。

上記画像は光BBユニット2.4にTP-LinkのArcher AX20を接続しています。必要なかったのですがTP-Linkを検証するためにルーターを購入しました。光BBユニットをONUに接続し、さらにTP-Linkを光BBユニットに接続するわけです。
ONUを含めると3台なので、ちょっとスマートじゃないですね。画像ではONUが下に隠れているので見えませんが、置き場所に困ることは事実。せめて光BBユニットにONUを内臓していほしいですね。
とはいえ、BBIXのIPv6ネットワークが使えるメリットの方が重要です。宅内環境は慣れるので、回線のスピードや安定性を重視しましょう。光BBユニット2.4とTP-Link Archer AX20の組み合わせは、なんだか強く屈強に見えます。
ソフトバンク光のデメリットは2年縛り
そんなソフトバンク光は明確なデメリットがあり、それは誰もが懸念を示す2年縛りなんですよね。縛りのないプランというのも実はありますが、割高な料金になります。
縛りなしは「自動更新なしプラン」といって、戸建てのファミリータイプ(ギガスピード・ハイスピード・ファミリー)は6,930円、ファミリーライト(2段階料金)は6,050~7,920円、ファミリー10ギガ8,140円で契約することが可能。
マンションタイプの自動更新なしプランは5,390円が設定されています。いずれも千円以上高くお金を払えば縛りはないよ、という価格設定なんですね。これはソフトバンク光に限ったことではなく、他社も同様の措置を取っています。
正直、こういう縛りは本当にやめてもらいたいですね。非常に悪いです。
2年以内に解約すると違約金は10,450円。違約金負担の特典を盛り込んでいるにもかかわらず、自社も違約金を設定しているという…。もうこの契約期間の縛りという悪い慣習は、ユーザー目線に立てばすぐにでも廃止すべきと考えられます。事業者側の都合しか考えていないですからね。
一方で、ファミリータイプには5年契約というのも存在していて、月額5,170円という2年契約より安い料金で契約することも可能。戸建てでソフトバンク光が本当に気に入った場合、5年契約にすることもできます。
お得な特典でソフトバンク光を申し込む
2年縛りのようなデメリットがあるとはいえ、なんだかんだソフトバンク光はメリットが上回ると感じています。まとめると以下の通り。
- ソフトバンク携帯やワイモバイルとのおうち割光セットがおとく
- IPv6高速ハイブリッドが速い
- 回線増強でトラフィック増大に対応
- キャッシュバックや違約金負担などの特典
要は、金銭的なメリットと回線品質のメリットの両方が期待できるんですよね。品質面はユーザーに分かりにくいですけど、普段品質を気にする必要がないということはそれだけ正常にネットワークが稼働しているということです。
もちろんソフトバンクが全面的に信頼できる事業者か、という話には疑問符が付くかもしれません。ソフトバンク本体は投資会社になってますからね。それでも日本のブロードバンドを牽引してきたソフトバンク光の回線は使い心地がいいですよ。
ソフトバンクのネットワークを理解して快適なネット環境にする
以上、ソフトバンク光の速度と安定性の評判、そして筆者の個人的見解を見てきました。SNS上を見るといままで必ずしも評判が良かったわけではなく、旧型の光BBユニットによってWi-Fiが切れやすいという事実は確かにありました。
しかし光BBユニット2.4によってWi-Fiの接続品質は改善。BBIXのIPv6ネットワークの品質も良いことから、ソフトバンク光の評判は向上しているようです。
やっぱりIPv6高速ハイブリッドの速度は速いようですね。下り700Mbpsを超えるようなら一般ユーザーには十分過ぎる速度です。もちろん環境によって異なってきますが、新しいネットワークを使うIPv6なら不安はあまりありません。
屈強なソフトバンク光のネットワークをよく理解して快適なネット環境を構築するなら、より一層自身のインターネットライフの質を向上させることができます。